中村正直の「頑張れプロ野球」

ベテラン野球記者の本音ブログです。

「金本」と「ダルビッシュ」の合同自主トレ

2009-12-22 08:56:19 | Weblog
 いよいよ「ラストウィーク」に突入したというのに、のっけから休んでしまい、皆々様には申し訳ないことをしました。いやねぇ、我がデイリースポーツ編集局のゴルフコンペがあって朝早くから出かけ、夜は夜で12月何度目かの忘年会に出席。自宅に戻ってきたのは日付が替わっていたという案配。ブログを更新しようにもできなかった、というのが実情であります。そんなことはどうでもいい?そうですな。皆様には関係ないことで…。

 週明けから有馬のことを、と考えていたら、今朝の本紙裏面を見ていささか驚いた。日本ハムのダルビッシュが「金本に弟子入り」するという。日時や場所は明かさず、マスコミも完全シャッタアウトして行うらしいが、ダルビッシュという男はやはり凄い男だね。リーグの違う、年の離れた球界の大先輩に、自ら頭を垂れて教えを請うというのだから、見上げた心根ではないか。

 41歳までチームの顔として体を張り続けられるその秘訣を探りたい―。おそらくそんな考えだと思うが、ダルビッシュという男は人並み以上の向上心を持っているのだろう。去年のキャンプで、本紙評論家・江夏豊さんがダルビッシュをインタビューするのを横で聞いていて「これは違う人種だ」と感じた。これは簡単には説明できない。言葉の端々、彼の口からはき出されるフレーズの端々に、それを感じることができた。とにかく、違うのだ。

 完全シャッタアウトだから見ることができないが、それでも見てみたい。ダルビッシュが金本にどんな姿勢で、どんな表情で何を聞いているか、覗いてみたい。非常に興味をそそられる。

 チームの枠を越え、球界の先輩から何かを得るというのは実にいいこと。阪神の若手も見習えばいい。いや、見習ってほしいね。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今日の記事で (ふみ)
2009-12-23 03:31:40
金本選手に弟子入りしている若手選手って多いみたいですね。いや1軍を目指す若手にとって広島詣が近道なんだろうか。

ダルビッシュ選手のように出来上がっている選手ならともかく、チームの多くの若手選手が外部の営利施設の一つに集中するのって、気になります。
オフのトレーニングは個人の自由なのかもしれませんが、1球団の選手の大多数が球団から離れたところで管理されるのは異常なこと。大リーグなら考えられないでしょう。
外部のトレーナーの球団施設への立ち入りを禁止した球団もあるのに。
若手のトレーニングを外部に預けてしまうって球団の危機管理は大丈夫かって思ってしまいます。だれが責任をもつのでしょうか、自己責任? なんでも心配になる今日この頃です。
返信する
Unknown (Unknown)
2009-12-25 08:31:02
阪神の選手の金本弟子入りはマスコミ向けの受け狙い
中身がないのよ
返信する