先発が「朝倉」と聞いた時点で、何やら負ける気がしなくなった。川上なら「相
手もエースを立てて必勝態勢だから、1つくらい負けても…」となるが、そのエー
スは次の巨人戦に回った。何でなん、落合さん?確かに、朝倉は去年阪神に強かっ
たが、この3連戦は悠長なことを言っている余裕はないでしょうよ。川上を外した
敵将の胸の内がよくわからん。結果的には、朝倉は踏ん張ったものの、中継ぎのチ
ェンが打たれて中日の負け。手痛い3連戦3連敗だ。別にいいけど、こうなっては
全く面白くなくなる。
途中で何回も雨が降ったこの試合。スタンドにはあの「食い倒れ太郎」がおばち
ゃんとおっちゃんに連れられて“観戦”に来ていた。どこにでも出てくるヤツだ。
居酒屋の単なるマスコットだった彼が、有名タレントの如くあっちこっち出て回る
のはどうみても変。しかし、そんな「変」を笑って見守る心の広さを、関西人は持
っている。「食い倒れ太郎フィーバー」は、関西人が生んだシャレの1つだろう。
そんな彼も、阪神の痛快な勝利に酔ったのではないか。正確には、側で寄り添って
いた2人の“保護者”であろうが…。
個人的なことで恐縮だが、この試合には大の中日ファンという大学の先輩も観に
来ていた。前日にメールしたら、そりゃあもうグチばっかり。特に、さっぱり打た
ない助っ人・李に対しては罵詈雑言のオンパレード。内容はあまりに酷なのでここ
には書かない。逆の立場だったら、無茶苦茶言っているだろうが…。最終打席に藤
川からヒットを打ったが、その他はスカばっかり。彼を見るつにつけ、森野不在は
やはり大きい。
ガックリと家路に着いただろう先輩を思うと、心苦しくなる。だが、2年前の阪
神ファンだってそうだったのだ。中日に負けるたびにやけ酒を飲んで「いつか
は…」と肩をたたき合ったもの。因果応報というか、驕る平家久しからず、という
か、盛者必衰というか。時に流れを実感したこの3連戦でありました。
手もエースを立てて必勝態勢だから、1つくらい負けても…」となるが、そのエー
スは次の巨人戦に回った。何でなん、落合さん?確かに、朝倉は去年阪神に強かっ
たが、この3連戦は悠長なことを言っている余裕はないでしょうよ。川上を外した
敵将の胸の内がよくわからん。結果的には、朝倉は踏ん張ったものの、中継ぎのチ
ェンが打たれて中日の負け。手痛い3連戦3連敗だ。別にいいけど、こうなっては
全く面白くなくなる。
途中で何回も雨が降ったこの試合。スタンドにはあの「食い倒れ太郎」がおばち
ゃんとおっちゃんに連れられて“観戦”に来ていた。どこにでも出てくるヤツだ。
居酒屋の単なるマスコットだった彼が、有名タレントの如くあっちこっち出て回る
のはどうみても変。しかし、そんな「変」を笑って見守る心の広さを、関西人は持
っている。「食い倒れ太郎フィーバー」は、関西人が生んだシャレの1つだろう。
そんな彼も、阪神の痛快な勝利に酔ったのではないか。正確には、側で寄り添って
いた2人の“保護者”であろうが…。
個人的なことで恐縮だが、この試合には大の中日ファンという大学の先輩も観に
来ていた。前日にメールしたら、そりゃあもうグチばっかり。特に、さっぱり打た
ない助っ人・李に対しては罵詈雑言のオンパレード。内容はあまりに酷なのでここ
には書かない。逆の立場だったら、無茶苦茶言っているだろうが…。最終打席に藤
川からヒットを打ったが、その他はスカばっかり。彼を見るつにつけ、森野不在は
やはり大きい。
ガックリと家路に着いただろう先輩を思うと、心苦しくなる。だが、2年前の阪
神ファンだってそうだったのだ。中日に負けるたびにやけ酒を飲んで「いつか
は…」と肩をたたき合ったもの。因果応報というか、驕る平家久しからず、という
か、盛者必衰というか。時に流れを実感したこの3連戦でありました。