中村正直の「頑張れプロ野球」

ベテラン野球記者の本音ブログです。

野茂の「引退」に想う

2008-07-17 22:57:31 | Weblog
 人間の「幕引き」には、いろんなパターンがある。親族が枕元に揃って「遺言」

めいたものを残し、安らかに逝くのが一番いい。自分の意志も薄弱ながら?周りに

も伝わるし、自分にしても「死に際」という面できれいだ。これが、志半ばで、例

えば、事故とか、不慮のアクシデントがあったとしよう。突然大事な人がいなくな

る。自分の覚悟も何も関係ない。周りはとにかく慌てふためく。

 そんな“事件”が記者の田舎であった。お世話になってきた叔父が、交通事故で

亡くなった。まさに急死。早朝の、しかも交通量がしれている田舎の事故。いまだ

に信じられない。“悔やみ”に向かう電車の中で、人間の“死に際”についていろ

いろ考えた。人の一生などはかないもの。たとえ、病気を克服しても、思わぬ事故

には勝てない。

 よくしてもらった叔父が亡くなり、今、田舎にいる。“悔やみ”に向かう中で、

ある訃報に接した。野茂がやめた―。あの野茂が現役を引退だと…。何?錯綜する

頭が整理できず、思わず立ちすくんだ。これ以上はもう書けないので次に続く、と

いうことにする。