今回はドラゴン桜(DS)のツートップ,
勇介が成績の低迷に思い詰め,
直美は母が倒れて受験どころの話では…。
ドラゴン桜第9話「信じろ!成績は必ず上がる」
このドラマは,元暴走族の貧乏弁護士が偏差値36の落ちこぼれ高校生達を学歴社会の最高峰・東京大学に現役合格させるまでを描く・奇跡と感動の物語である!
(ナレーションby小林清志)
◆ストーリー(公式ページより修正。以前のハチャメチャ日本語が影を潜め,ふつうの文章になっちゃったので逆につまんないなぁ←なにを期待してんだか)
特進クラスの夏休みは終わり、二学期が始まった。東大模試の結果が振るわなかった生徒たちも、すでに心を入れ替え受験勉強に励んでいる。ところが、矢島勇介(山下智久)ひとりは勉強に集中できず成績は下がる一方。桜木(阿部寛)から返された夏休み最後の小テストでも、トップの奥野一郎(中尾明慶)の65点から20点もの差をつけられ最下位になってしまったのだ。桜木にバカ鉢巻を投げつけられる勇介。
桜木にとっても、勇介の落ち込みようは予想外で対策を練る必要に追われていた…。
一方、井野真々子(長谷川京子)を引き連れ、特進クラスの保護者に“受験生を持つ家庭の心得”と題した説明会を行う桜木。しかし、桜木の考える教育方針は保護者からの反発が激しい。東大を受験する上で、生徒たちの家庭環境は重要な問題。桜木は保護者の説得に当たるが…? その頃、勉強に身が入らず、物思いに更ける勇介の元へ水野直美(長澤まさみ)がやって来た。なぜか目に涙を浮かべる直美に、勇介は戸惑い…。
ちょっと待て!
なんなんだ,2学期が始まって,
水着姿やタイガーマスクで登校してくる生徒たち。
龍山高校はいつからクロマティ高校になったんだ?
そんな中特進クラスは普通の様子。
勉強ばかりで青春できなかったと大仰に嘆く英喜がかわいい。
で,桜木登場。
勇介に模試の結果が悪くて落ち込んでるのかと視聴者向けの振り。
古い話と言いながら,勇介はその後の小テストでもボトムライナーなのだ。
公式あらすじとは違って,このときは「秋から爆発的に
成績伸ばせばいいんだろ」と強気の勇介だったが…。
■芥山先生の特別授業の特別授業■
すべての教科に通じる,成績を爆発的に伸ばすために必要な力は何か?
それは,「正しく読む」こと。
問題文を正しく読む。
相手の言いたいことを正しく理解する。
超当たり前?
-ピンと来ないようですね。では問題。
尽くしてる,健気な彼女だね~。
でも,最後「さびしい」って言ってるよ。
他に女がいるとか?
失恋の詩だ!
↑↑不正解。
ここで振られた真々子,今度は見事に正解。
口を拭いたり窓を拭くのは単なる恋人に対しての行為にしては
度が過ぎている。となると彼が障害を抱えていることが考えられるが
椅子を探すということから,彼は体が動くことになる。
そうなると,脳に障害があって「彼がいない」(意識がそこにない)状態であることが可能性として残る。
実は,ここでは省略してあるが,この後孫が出てくる。老夫婦の様子を書いた詩だったのです。
直接は描かれていない行間を読むことが大切になります。
原作にそのまま出てきた詩ですが…
見るからに介護の様子をつづった文章で,身につまされる詩だと
感じました。で,肝心の解釈ですが,最後の1行で「彼,死んだ?」
でもそれ以外の部分は現在進行形。プチ混乱状態でした。
読み進んで答えを知る前にもう少し考えれば正解に至ったと思うんですけどね。
マンガですから考え込まずに答えを読んじゃいました
◆では,ここから外へ。野外授業。
国語の授業でなぜ街中をブラブラ?
ではこの看板。「港南口(東口)↑この先,歩道橋上10m」
日本語・英語・中国語(簡体字)・韓国語で書かれています。
なぜでしょう?
一郎「観光客が増えたから?」
それは以前から多かったですね。特に東京は。
勇介「以前よりもっともっと増えたから」→ではなぜ増えたのか?
麻紀「ワールドカップで韓国からの観光客が増えた!」
→では,中国の人はなぜ?
際限なく続く「なぜなぜ攻撃」に直美キレる。
水野さん,だからあなたはこれまでバカだったんです。
「どうでもいいじゃん」と思った時点で思考が停止してしまいます。
周囲に好奇心を持たなければ何一つ身に付くことがありません。
で,つづき。
桜木「日本語と英語の看板はあふれているが,
中国語韓国語の看板は最近のものと考えられる」
→最近になって中国・韓国の人が増えた
一郎「中国・韓国の人がお金持ちになった アハ」
桜木「中国や韓国の経済が発展して,そして日本にどのような
影響があったのか調べてみる,そして自分なりの論理を
構築するんだ」
それこそが知的好奇心を刺激することです。
なぜそうなのか,常に考えることが
「正しく読む力」を養うことなんです。
■学校を楽しくするために
楽しい行事を与えればいいというのは
時代遅れのオンボロ遊園地の考え方だ。
彼らが精神的に成長するためには満腹感ではなく
飢餓感が必要だ。
満たされない心の空白を埋めるには
何が必要かひたすら考え続ける,そういう時間が必要だ。
真々子は,納得がいかない。
そこへ入ってきた柳先生に,
高校が勉強オンリーの受験予備校のようになっても
いいのかと尋ねる。
「温室育ちのトマトは温室を出ると育たない。それでは困る。
たとえるなら大地から掘り出したジャガイモのように」
桜木「嵐や日照りに負けず害虫と戦い,地中に養分を蓄える。
そんな生徒を育てるのが龍山高校特進クラスだ」
※いまいち妙な例えですが,
「見かけは不格好でも…」ってことでしょうね。
実はジャガイモって,ウイルス感染に弱いんで
農家で生産されるものはすべて専用の施設で
(2年がかりで!)作った種いもから育てるんですけどね。
■受験生を抱える親の心得
高校に集まった,
勇介の母(就職活動),直美の母(脳梗塞で入院…直美は
「過労で倒れ,今は退院した」と言って隠している)
を除く4人の保護者の話を聞いて
「思った通りの0点ぶりだ…皆さん0点です!」とバッサリ。
「最初は双子の息子を平等に育ててきたが,
能力に差が出てきたので一郎には期待をかけるのは
かわいそうだという結論になった」
という奥野母に対しては「失敗例」とピシャリ。
子供は7歳くらいまでは直感的思考段階,
7歳から11歳くらいまでにかけて,
論理的思考が身につきはじめる。
同じ量のミルク2杯のうち一方を形の違う容器に移し替えたとき,
論理的思考の出来る子は,どちらが多いか聞かれて
「同じ」と答えられるが,直感的思考段階の子は答えられない。
ここでこの問題に答えられるかどうかは頭の善し悪しには関係がない。
言葉を話し始める時期が早いか遅いかの違いと同じで
単にタイミングの問題なのだ。
親にとって大事なのは,
今自分の子供がどの成長段階にあるのか見極めること。
隣の子や双子のきょうだいと比べて賢いとか
うちの子はバカだとか…
いやぁ,バカです。子どもたちじゃなく,
親のあなた達がバカなんです。
◆誉めるのも善し悪し
英喜の母はやたらとほめる,
麻紀の母はおざなりに我が子をほめている。
しかし,下手なほめ言葉は子供にとって重荷になることがある。
「もっと」を要求されているように感じてしまう。
ほめなければいけないと思い込んでの心のないほめ言葉は逆効果だ。
では,どうすればいいのか?
繰り返す。子供の言葉をきちんと聞く。そして繰り返す。
繰り返すことで,きちんと聞いてもらっているという安心感,
その先の結論に踏み込まないことで,
1個の人格として認めてもらっているという自覚につながる。
この方法で子供に接することで家庭の雰囲気は劇的に変わるはずです。
私立高校合同説明会にて
◆頭がカラッポな生徒が東大には近い。
素直に吸収できるから。
何かに熱中していた子は,一生懸命頑張れる素質を持っている
※先週までの模試の話といい,ドラマ終盤にきて
急速に原作の連載に追いついてきました。
最終回15分延長スペシャルに向けてラス前の次回,
直美の母を襲った異変が特進クラスをゆるがす問題に
発展しそうですが…
◆“弁護士兼、龍山高校教師”
桜木建二:阿部 寛←主人公
人一倍努力してきた勇介の成績が想定外に伸び悩んでいる。
くよくよする性格だからなお心配だ。
柳先生「まるで高校時代のお前みたいだ」
桜木「俺はくよくよなんかしてませんでしたよ。ハン」
柳先生「それが証拠にいろんな相手にすぐ噛みついてたろう。
よく吠える犬ほど実は繊細でナイーブってことだ」
桜木「犬はやめてくださいよイヌは」
井野真々子:長谷川京子
小テストで最下位が指定席になってしまった勇介に
ズケズケとその事実を言い放つ桜木に,
「そんな…生徒の心を逆なでするなんて」と
目の前で講義する真々子。
いつものことだがそれはそれで上塗りだぞ。
今週のボケは「必要な力とは?」の問いに「英語?」
と答えたくらいで,詩の解釈問題は見事に正解。
「ジャガイモ?」のところで恒例のコスプレが見られる
かと思ったら…あの耕耘機に乗ってる人は当然別人ですよね。
“龍山高校3年生”
矢島勇介:山下智久
水野直美:長澤まさみ
緒方英喜:小池徹平
奥野一郎:中尾明慶
香坂よしの:新垣結衣
小林麻紀:サエコ
勇介,直美に「襲うぞ」発言,
英喜,麻紀に「エッチしよう」発言。
麻紀「東大に合格した後いいよ」回答。
一郎「ボクも?!」
今週はそういう週か?
なんか,よしのの存在が異様に薄かったなぁ…。
けっこう脚本が気を使わないとそうなりがちな位置なのだけど。
私立高校合同説明会に呼び出された勇介と直美,
会場に集まっている親子連れを見て,
なぜ真剣なのは親のほうだけなのか桜木に聞かれ
「実感がないから…いつか親が守ってくれなくなるっていう実感。
親が真剣に考えてくれてるから自分は考えなくていいって」
と答える直美。
薄々直美の家庭の異変に勘付いていた桜木の予感が確信に。
真々子も直美の状況を察し思わず息を呑んだ。
「お前は父親を亡くして母親の商売を手伝って,
小さいうちから大人にならざるを得なかった。
夢を捨ててきた者が一度夢を持ったら誰よりも頑張れる」
という桜木の言葉を聞いて,決意が揺るがされ悩みながらも
涙しながらリタイアを申し出る直美。
「そうか…わかった」と受け入れる桜木。
“伝説の数学教師”柳鉄之介:品川徹
“伝説の理科教師”阿院修太郎:小林すすむ
“伝説の国語教師”芥山龍三郎:寺田農
“伝説の英語教師”川口洋:金田明夫
公式ページで,ピカピカ光る
“龍山高校理事長”
「まだ旅に出てます。^v^」って。
真々子が見抜きましたが,いつ文面を更新したんだ?
座敷わらし疑惑発生!?
夜中の自前警備員は続けているとみた。
“龍山高校教師”
近藤時久:斉藤洋介
落合正直:デビット伊東
宮部梅太郎:安藤亮司
浅海和子:築山万有美
稲葉勉:青山 勝
「2学期から1年でも特進クラスを設けるなんて!」
「バカな上に暗い学校になりそうですね」
桜木,「歯車がうるさい!
勉強=暗いというのはあんたらの妄想だ。
目標を持たずプラプラ遊んでいるほうがよっぽど
ストレスをためて不健康だ」とピシャリ。
柔道やらバドミントン,剣道などバラバラの格好をして
龍山を名乗りながらランニングする集団。
何かとおもったら体育の授業かよ?!
思い詰めた表情で帰宅する勇介を見て異様に派手なズッコケ。
「やっぱり,うちに勉強は似合いません」
前向き発言ゼロ!
直美の母:美保純
脳梗塞で手がしびれ,みるみる意識を失い店で倒れる。
すぐ直美が気付いたので幸い命には別状ない
…って,意識不明の重態じゃないですか!
親一人子一人の高校生女子にあまりにも過酷な状況!!
勇介の母・:石野真子
英喜の母・万里子:あいはら友子
英喜の父・厚生:須永慶
「あんたか,うちのバカ息子に冗談を教えたのは」
→自分の息子をバカ呼ばわりするのは親である
自分がバカだと告白したのと同じことだ。
一郎の母・美也子
「秀明館に通っている子がいて,2人も東大を
目指すとなると家の中が暗くて…」
→2人とも合格すればいうことないじゃないですか
麻紀の母・光江:池谷のぶえ
「うちは放任主義って言うんですの?
受けるなら受ければいい,やめるならやめればいい」
→それって放任主義ではなくて無関心では?
よしのの母・恵:栗田よう子
「テレビに映っちゃって,落ちたら恥ずかしいじゃない」
→今はお化粧よりお子さんのことを考えて下さい
秀明館の先生:島津健太郎
浦崎宏
広川淳/梶原茂樹
美月真帆/一矢麻友
中村敦子/菅田俊
岡部弁護士:小野寺昭
一郎の弟・次郎:水谷百輔
“真々子の友人” 山本希美:矢沢 心
“希美のカレシ候補” 田中義男:村上大樹
同 沢松靖司:唐橋 充
戸田明日美:堀朱里(ほり・あかり)
********************
※この駄文をお読みいただいて
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過去のドラゴン桜エントリー→こちら
ドラゴン桜公式ページ(TBS)
※ポップアップで「エキストラ緊急募集!」って画面が開くんですが,
内容は「朗報!『ドラゴン桜』最終回(9月16日)15分拡大決定」
HPを見ると10回完結のようにも見えるのですが,次回の内容からして
あれで完結するのは無理ですもんね。
■主題歌
さわやかで軽やか,気持ちのいい歌ですね。
来年の春,皆「サクラサク」になればいいね
と応援したくなります。Get up&Try!
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勇介が成績の低迷に思い詰め,
直美は母が倒れて受験どころの話では…。
ドラゴン桜第9話「信じろ!成績は必ず上がる」
このドラマは,元暴走族の貧乏弁護士が偏差値36の落ちこぼれ高校生達を学歴社会の最高峰・東京大学に現役合格させるまでを描く・奇跡と感動の物語である!
(ナレーションby小林清志)
◆ストーリー(公式ページより修正。以前のハチャメチャ日本語が影を潜め,ふつうの文章になっちゃったので逆につまんないなぁ←なにを期待してんだか)
特進クラスの夏休みは終わり、二学期が始まった。東大模試の結果が振るわなかった生徒たちも、すでに心を入れ替え受験勉強に励んでいる。ところが、矢島勇介(山下智久)ひとりは勉強に集中できず成績は下がる一方。桜木(阿部寛)から返された夏休み最後の小テストでも、トップの奥野一郎(中尾明慶)の65点から20点もの差をつけられ最下位になってしまったのだ。桜木にバカ鉢巻を投げつけられる勇介。
桜木にとっても、勇介の落ち込みようは予想外で対策を練る必要に追われていた…。
一方、井野真々子(長谷川京子)を引き連れ、特進クラスの保護者に“受験生を持つ家庭の心得”と題した説明会を行う桜木。しかし、桜木の考える教育方針は保護者からの反発が激しい。東大を受験する上で、生徒たちの家庭環境は重要な問題。桜木は保護者の説得に当たるが…? その頃、勉強に身が入らず、物思いに更ける勇介の元へ水野直美(長澤まさみ)がやって来た。なぜか目に涙を浮かべる直美に、勇介は戸惑い…。
ちょっと待て!
なんなんだ,2学期が始まって,
水着姿やタイガーマスクで登校してくる生徒たち。
龍山高校はいつからクロマティ高校になったんだ?
そんな中特進クラスは普通の様子。
勉強ばかりで青春できなかったと大仰に嘆く英喜がかわいい。
で,桜木登場。
勇介に模試の結果が悪くて落ち込んでるのかと視聴者向けの振り。
古い話と言いながら,勇介はその後の小テストでもボトムライナーなのだ。
公式あらすじとは違って,このときは「秋から爆発的に
成績伸ばせばいいんだろ」と強気の勇介だったが…。
■芥山先生の特別授業の特別授業■
すべての教科に通じる,成績を爆発的に伸ばすために必要な力は何か?
それは,「正しく読む」こと。
問題文を正しく読む。
相手の言いたいことを正しく理解する。
超当たり前?
-ピンと来ないようですね。では問題。
(問)文を読んでふたりの関係と現在の状況を答えなさい。 彼女は彼の髭を剃る 彼の髪を梳く 彼が椅子を探すのも手助けするし 彼のために料理をする 彼の口を拭いてあげるし 外が見えるように窓も拭く 彼のために本も読むし 彼に呼びかける 毎日が同じ繰り返し 彼女は,深いため息をつく 彼がいなくてさびしいから |
尽くしてる,健気な彼女だね~。
でも,最後「さびしい」って言ってるよ。
他に女がいるとか?
失恋の詩だ!
↑↑不正解。
ここで振られた真々子,今度は見事に正解。
口を拭いたり窓を拭くのは単なる恋人に対しての行為にしては
度が過ぎている。となると彼が障害を抱えていることが考えられるが
椅子を探すということから,彼は体が動くことになる。
そうなると,脳に障害があって「彼がいない」(意識がそこにない)状態であることが可能性として残る。
実は,ここでは省略してあるが,この後孫が出てくる。老夫婦の様子を書いた詩だったのです。
直接は描かれていない行間を読むことが大切になります。
原作にそのまま出てきた詩ですが…
見るからに介護の様子をつづった文章で,身につまされる詩だと
感じました。で,肝心の解釈ですが,最後の1行で「彼,死んだ?」
でもそれ以外の部分は現在進行形。プチ混乱状態でした。
読み進んで答えを知る前にもう少し考えれば正解に至ったと思うんですけどね。
マンガですから考え込まずに答えを読んじゃいました
◆では,ここから外へ。野外授業。
国語の授業でなぜ街中をブラブラ?
ではこの看板。「港南口(東口)↑この先,歩道橋上10m」
日本語・英語・中国語(簡体字)・韓国語で書かれています。
なぜでしょう?
一郎「観光客が増えたから?」
それは以前から多かったですね。特に東京は。
勇介「以前よりもっともっと増えたから」→ではなぜ増えたのか?
麻紀「ワールドカップで韓国からの観光客が増えた!」
→では,中国の人はなぜ?
際限なく続く「なぜなぜ攻撃」に直美キレる。
水野さん,だからあなたはこれまでバカだったんです。
「どうでもいいじゃん」と思った時点で思考が停止してしまいます。
周囲に好奇心を持たなければ何一つ身に付くことがありません。
で,つづき。
桜木「日本語と英語の看板はあふれているが,
中国語韓国語の看板は最近のものと考えられる」
→最近になって中国・韓国の人が増えた
一郎「中国・韓国の人がお金持ちになった アハ」
桜木「中国や韓国の経済が発展して,そして日本にどのような
影響があったのか調べてみる,そして自分なりの論理を
構築するんだ」
それこそが知的好奇心を刺激することです。
なぜそうなのか,常に考えることが
「正しく読む力」を養うことなんです。
■学校を楽しくするために
楽しい行事を与えればいいというのは
時代遅れのオンボロ遊園地の考え方だ。
彼らが精神的に成長するためには満腹感ではなく
飢餓感が必要だ。
満たされない心の空白を埋めるには
何が必要かひたすら考え続ける,そういう時間が必要だ。
真々子は,納得がいかない。
そこへ入ってきた柳先生に,
高校が勉強オンリーの受験予備校のようになっても
いいのかと尋ねる。
「温室育ちのトマトは温室を出ると育たない。それでは困る。
たとえるなら大地から掘り出したジャガイモのように」
桜木「嵐や日照りに負けず害虫と戦い,地中に養分を蓄える。
そんな生徒を育てるのが龍山高校特進クラスだ」
※いまいち妙な例えですが,
「見かけは不格好でも…」ってことでしょうね。
実はジャガイモって,ウイルス感染に弱いんで
農家で生産されるものはすべて専用の施設で
(2年がかりで!)作った種いもから育てるんですけどね。
■受験生を抱える親の心得
高校に集まった,
勇介の母(就職活動),直美の母(脳梗塞で入院…直美は
「過労で倒れ,今は退院した」と言って隠している)
を除く4人の保護者の話を聞いて
「思った通りの0点ぶりだ…皆さん0点です!」とバッサリ。
「最初は双子の息子を平等に育ててきたが,
能力に差が出てきたので一郎には期待をかけるのは
かわいそうだという結論になった」
という奥野母に対しては「失敗例」とピシャリ。
子供は7歳くらいまでは直感的思考段階,
7歳から11歳くらいまでにかけて,
論理的思考が身につきはじめる。
同じ量のミルク2杯のうち一方を形の違う容器に移し替えたとき,
論理的思考の出来る子は,どちらが多いか聞かれて
「同じ」と答えられるが,直感的思考段階の子は答えられない。
ここでこの問題に答えられるかどうかは頭の善し悪しには関係がない。
言葉を話し始める時期が早いか遅いかの違いと同じで
単にタイミングの問題なのだ。
親にとって大事なのは,
今自分の子供がどの成長段階にあるのか見極めること。
隣の子や双子のきょうだいと比べて賢いとか
うちの子はバカだとか…
いやぁ,バカです。子どもたちじゃなく,
親のあなた達がバカなんです。
◆誉めるのも善し悪し
英喜の母はやたらとほめる,
麻紀の母はおざなりに我が子をほめている。
しかし,下手なほめ言葉は子供にとって重荷になることがある。
「もっと」を要求されているように感じてしまう。
ほめなければいけないと思い込んでの心のないほめ言葉は逆効果だ。
では,どうすればいいのか?
繰り返す。子供の言葉をきちんと聞く。そして繰り返す。
繰り返すことで,きちんと聞いてもらっているという安心感,
その先の結論に踏み込まないことで,
1個の人格として認めてもらっているという自覚につながる。
この方法で子供に接することで家庭の雰囲気は劇的に変わるはずです。
私立高校合同説明会にて
◆頭がカラッポな生徒が東大には近い。
素直に吸収できるから。
何かに熱中していた子は,一生懸命頑張れる素質を持っている
※先週までの模試の話といい,ドラマ終盤にきて
急速に原作の連載に追いついてきました。
最終回15分延長スペシャルに向けてラス前の次回,
直美の母を襲った異変が特進クラスをゆるがす問題に
発展しそうですが…
◆“弁護士兼、龍山高校教師”
桜木建二:阿部 寛←主人公
人一倍努力してきた勇介の成績が想定外に伸び悩んでいる。
くよくよする性格だからなお心配だ。
柳先生「まるで高校時代のお前みたいだ」
桜木「俺はくよくよなんかしてませんでしたよ。ハン」
柳先生「それが証拠にいろんな相手にすぐ噛みついてたろう。
よく吠える犬ほど実は繊細でナイーブってことだ」
桜木「犬はやめてくださいよイヌは」
井野真々子:長谷川京子
小テストで最下位が指定席になってしまった勇介に
ズケズケとその事実を言い放つ桜木に,
「そんな…生徒の心を逆なでするなんて」と
目の前で講義する真々子。
いつものことだがそれはそれで上塗りだぞ。
今週のボケは「必要な力とは?」の問いに「英語?」
と答えたくらいで,詩の解釈問題は見事に正解。
「ジャガイモ?」のところで恒例のコスプレが見られる
かと思ったら…あの耕耘機に乗ってる人は当然別人ですよね。
“龍山高校3年生”
矢島勇介:山下智久
水野直美:長澤まさみ
緒方英喜:小池徹平
奥野一郎:中尾明慶
香坂よしの:新垣結衣
小林麻紀:サエコ
勇介,直美に「襲うぞ」発言,
英喜,麻紀に「エッチしよう」発言。
麻紀「東大に合格した後いいよ」回答。
一郎「ボクも?!」
今週はそういう週か?
なんか,よしのの存在が異様に薄かったなぁ…。
けっこう脚本が気を使わないとそうなりがちな位置なのだけど。
私立高校合同説明会に呼び出された勇介と直美,
会場に集まっている親子連れを見て,
なぜ真剣なのは親のほうだけなのか桜木に聞かれ
「実感がないから…いつか親が守ってくれなくなるっていう実感。
親が真剣に考えてくれてるから自分は考えなくていいって」
と答える直美。
薄々直美の家庭の異変に勘付いていた桜木の予感が確信に。
真々子も直美の状況を察し思わず息を呑んだ。
「お前は父親を亡くして母親の商売を手伝って,
小さいうちから大人にならざるを得なかった。
夢を捨ててきた者が一度夢を持ったら誰よりも頑張れる」
という桜木の言葉を聞いて,決意が揺るがされ悩みながらも
涙しながらリタイアを申し出る直美。
「そうか…わかった」と受け入れる桜木。
“伝説の数学教師”柳鉄之介:品川徹
“伝説の理科教師”阿院修太郎:小林すすむ
“伝説の国語教師”芥山龍三郎:寺田農
“伝説の英語教師”川口洋:金田明夫
公式ページで,ピカピカ光る
“龍山高校理事長”
「まだ旅に出てます。^v^」って。
真々子が見抜きましたが,いつ文面を更新したんだ?
座敷わらし疑惑発生!?
夜中の自前警備員は続けているとみた。
“龍山高校教師”
近藤時久:斉藤洋介
落合正直:デビット伊東
宮部梅太郎:安藤亮司
浅海和子:築山万有美
稲葉勉:青山 勝
「2学期から1年でも特進クラスを設けるなんて!」
「バカな上に暗い学校になりそうですね」
桜木,「歯車がうるさい!
勉強=暗いというのはあんたらの妄想だ。
目標を持たずプラプラ遊んでいるほうがよっぽど
ストレスをためて不健康だ」とピシャリ。
柔道やらバドミントン,剣道などバラバラの格好をして
龍山を名乗りながらランニングする集団。
何かとおもったら体育の授業かよ?!
思い詰めた表情で帰宅する勇介を見て異様に派手なズッコケ。
「やっぱり,うちに勉強は似合いません」
前向き発言ゼロ!
直美の母:美保純
脳梗塞で手がしびれ,みるみる意識を失い店で倒れる。
すぐ直美が気付いたので幸い命には別状ない
…って,意識不明の重態じゃないですか!
親一人子一人の高校生女子にあまりにも過酷な状況!!
勇介の母・:石野真子
英喜の母・万里子:あいはら友子
英喜の父・厚生:須永慶
「あんたか,うちのバカ息子に冗談を教えたのは」
→自分の息子をバカ呼ばわりするのは親である
自分がバカだと告白したのと同じことだ。
一郎の母・美也子
「秀明館に通っている子がいて,2人も東大を
目指すとなると家の中が暗くて…」
→2人とも合格すればいうことないじゃないですか
麻紀の母・光江:池谷のぶえ
「うちは放任主義って言うんですの?
受けるなら受ければいい,やめるならやめればいい」
→それって放任主義ではなくて無関心では?
よしのの母・恵:栗田よう子
「テレビに映っちゃって,落ちたら恥ずかしいじゃない」
→今はお化粧よりお子さんのことを考えて下さい
秀明館の先生:島津健太郎
浦崎宏
広川淳/梶原茂樹
美月真帆/一矢麻友
中村敦子/菅田俊
岡部弁護士:小野寺昭
一郎の弟・次郎:水谷百輔
“真々子の友人” 山本希美:矢沢 心
“希美のカレシ候補” 田中義男:村上大樹
同 沢松靖司:唐橋 充
戸田明日美:堀朱里(ほり・あかり)
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ドラゴン桜公式ページ(TBS)
※ポップアップで「エキストラ緊急募集!」って画面が開くんですが,
内容は「朗報!『ドラゴン桜』最終回(9月16日)15分拡大決定」
HPを見ると10回完結のようにも見えるのですが,次回の内容からして
あれで完結するのは無理ですもんね。
ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161「モーニング」編集部, 三田 紀房講談社 | 最新刊!ドラゴン桜 (9)三田 紀房講談社 | ドラゴン桜公式ガイドブック 三田 紀房, モーニング編集部講談社 | 東大合格法―「ドラゴン桜」を検証!!「東大合格法」編集委員会データハウス |
■主題歌
realizemelody., MIZUE, 河野圭, FREDOトイズファクトリー |
さわやかで軽やか,気持ちのいい歌ですね。
来年の春,皆「サクラサク」になればいいね
と応援したくなります。Get up&Try!
ブログを利用した口コミュニティマーケティング メディアネット株式会社 |
ネット銀行のパイオニア『ジャパンネット銀行』*
「よしの」の存在、超薄ですね(汗)。
受かるんだろうか? と、ちょっと心配になって来ました。
化粧をしてたのが、「よしの」の母親なんですね。サイアク~!
実は麻紀の母親かと思ってました。
こちらの母親は、本当にどこにでも居そうなタイプですね。
結局、「愛情を持って育てる」の一言につきるような気もするのですが、高校生ともなれば難しいのかもしれません。
私は国語が苦手だったので、今回の教えは興味深かったです。行間を読む、というのは大切なことですね~。
勇介のスランプは、無事脱出できそうな感じでよかったですが、直美のほうが心配です。
何とか全員無事合格できるといいなぁ、と思います。
えぇ、どーせあの詩も読み取れなかったし、あたしゃバカな親ですよーと開き直るしか無いかも~、トホホ
ずいぶん前に終わってしまったのに、見るたびに「受験生」になっています。そうだ、そうだ!とドキドキしながら見ています。