女系一家関連エントリー,久々のupであります。
いつ以来って,前回が第5話「流産」ですから中3週,
約1ヶ月ぶりですわ。
女系家族第9話「男たちの裏の顔」
【あらすじ】※公式ページより
親族会議の席上、マンションまで取り上げられそうになった文乃(米倉涼子)だが、宇市(橋爪功)の取り成しで取り上げられずに済んだ。それぞれが納得出来ず遺産相続の手続きが進まない矢島家では、宇市(橋爪功)が自分の横領の発覚を恐れ、探偵を使って調べさせたことを逆手に、三姉妹や芳子(浅田美代子)などと交渉をし始める。
一方、現状を知っていながら芳三郎(高橋克典)は、藤代に梅村流のために多額の寄付をして欲しいと申し出る。また、良吉(沢村一樹)は、かおり(田丸麻紀)と二人でいるところに千寿(瀬戸朝香)に踏み込まれ、かおりをなじる千寿を抑えるどころか自分を取り成すことしか出来ない。自分が利用されていたことに気付いたかおりは、文乃に優しく接するようになる。
そんな時、職場で文乃が倒れ、千寿の通っている病院に運び込まれたのだが・・・。
最初のインパクトがあまりにもすごすぎて,
その後の展開があまりにも遅々としたように感じられました。
なんせ遺産相続の醜い争いを描くドラマですから,
せいぜい1年に及ぶか及ばないかという間のストーリー。
その中にどれだけの変化や事件が盛り込めるかというと
…こちらは「がんばっていきまっしょい」とは逆に,
最初から1クールはしんどいんじゃないかと思いました。
せいぜい2~3時間ドラマの2夜連続くらいで一気に
駆け抜けてしまうべき素材だったのでは。
あまりにも惨く屈折した思考で文乃に牙をむく三姉妹,
彼女らの動きも遠目に眺めていると何やらあさましくも
こっけいにもがいている愚者の舞のごとし。
放送自体も録画無しの,ながら見で十分って状態でございました。
極端な話,1回とばしでも話にはついていける…。
感想も,他の出来事や万博絡みのエントリーに優先度で
譲るため,競技序盤のイシンバエワみたいにパスを連発しておりました。
で,今週は…いよいよ本当に胎児がヤバいわ,
いよいよ芳三郎がチンピラの本性を文乃に見せつけるわ。
ようやくなんか事態が動きだしてきた様相。
それでも芳三郎は,愛人の子であった自分が存在価値を認められたのは
「金になる」才能を周りの大人たちに見せつけたから,
金がすべてだ,自分と組めばあの掛け軸も換金できるし
故矢島嘉蔵の遺産も相応の分け前を分捕れるともちかける。
文乃とその赤ん坊の境遇に共感していることはうそではないのだろう。
でも,目先の金欲しさに(困ってるのか?)かなり
余裕がないというか言動が荒っぽくなってきた。
それに対して,本当に変わらないというか
ケッペキさんの文乃。
あれだけコケにされ,身体やら胎児の命まで危険にさらす事態に
なったら,(勝ち目があるなら)仕返しも兼ねて遺産争いに
突入し,とれるものをふんだくってやりたいところだが
芳三郎の申し出をキッパリ拒否。
金金って,そんな思考が考えられないといわんばかりに。
それでもなんかおかしいというか,
三姉妹の息のかかった産婦人科に連れ込まれ素直に入院してるし,
まあ体が危ないんだから転院のために動くのもままならない
だろうし仕方ないかと思ったら,
芳三郎の車でえらい田舎まで連れ出されたのに
一人で帰るって子どもを危険にさらすし…。
今週はどう見ても助からねぇだろって
絶望的なシーンで終わりましたが…
HPではいつも早々に来週のあらすじ出てるんですよね。
おお,こりゃ急展開?!
◆「男たちの裏の顔」…
・良吉…浮気兼対宇市のスパイ(調査係)として
木村かおりと行くとこまで行くが
千寿にバレてかおりを切り捨てる。
っても不倫を否定するだけだが,
かおりを幻滅させるには十分の醜態。
・宇市…芳子が資金繰りに窮しているため
雛子の相続権目当てに養女縁組を進めようとしている
下心をネタにするなど,山の権利分配の主導権を
三姉妹すべてから握る。
『白い巨塔』などでも共通する話ですが,
登場人物がそれぞれの目的や目標のために
あれやこれやと画策しうごめいていく姿が
これでもかこれでもかと描かれる山崎豊子作品。
そんな登場人物たちの姿は決して美しいものではなく,
むしろ醜い欲望にまみれた姿なのだけれど,
「そう,それが人間なんだよな」となぜか温かい目で
見守りたくなってしまうんです。私。
今回のドラマ「女系家族」も,男たちはそれぞれ
卑怯な連中かもしれないけれど,それが
人間くさいなと思ってしまいますね。
だから互いに毒を吐きまくっている三姉妹が
周りの人間に裏切られ,抱えているもの・身を包んでいる
ものを徐々にはぎとられていく様を見るにつけ,
誰が悪いというより,彼女らのこっけいな自滅に見えるんですよね。
※女系家族 公式ページ(TBS)
********************
※この駄文をお読みいただいて
面白かったというかた→ここをクリック♪
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8/5朝,テレビラジオ部門17位!感謝デス)
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いつ以来って,前回が第5話「流産」ですから中3週,
約1ヶ月ぶりですわ。
女系家族第9話「男たちの裏の顔」
【あらすじ】※公式ページより
親族会議の席上、マンションまで取り上げられそうになった文乃(米倉涼子)だが、宇市(橋爪功)の取り成しで取り上げられずに済んだ。それぞれが納得出来ず遺産相続の手続きが進まない矢島家では、宇市(橋爪功)が自分の横領の発覚を恐れ、探偵を使って調べさせたことを逆手に、三姉妹や芳子(浅田美代子)などと交渉をし始める。
一方、現状を知っていながら芳三郎(高橋克典)は、藤代に梅村流のために多額の寄付をして欲しいと申し出る。また、良吉(沢村一樹)は、かおり(田丸麻紀)と二人でいるところに千寿(瀬戸朝香)に踏み込まれ、かおりをなじる千寿を抑えるどころか自分を取り成すことしか出来ない。自分が利用されていたことに気付いたかおりは、文乃に優しく接するようになる。
そんな時、職場で文乃が倒れ、千寿の通っている病院に運び込まれたのだが・・・。
最初のインパクトがあまりにもすごすぎて,
その後の展開があまりにも遅々としたように感じられました。
なんせ遺産相続の醜い争いを描くドラマですから,
せいぜい1年に及ぶか及ばないかという間のストーリー。
その中にどれだけの変化や事件が盛り込めるかというと
…こちらは「がんばっていきまっしょい」とは逆に,
最初から1クールはしんどいんじゃないかと思いました。
せいぜい2~3時間ドラマの2夜連続くらいで一気に
駆け抜けてしまうべき素材だったのでは。
あまりにも惨く屈折した思考で文乃に牙をむく三姉妹,
彼女らの動きも遠目に眺めていると何やらあさましくも
こっけいにもがいている愚者の舞のごとし。
放送自体も録画無しの,ながら見で十分って状態でございました。
極端な話,1回とばしでも話にはついていける…。
感想も,他の出来事や万博絡みのエントリーに優先度で
譲るため,競技序盤のイシンバエワみたいにパスを連発しておりました。
で,今週は…いよいよ本当に胎児がヤバいわ,
いよいよ芳三郎がチンピラの本性を文乃に見せつけるわ。
ようやくなんか事態が動きだしてきた様相。
それでも芳三郎は,愛人の子であった自分が存在価値を認められたのは
「金になる」才能を周りの大人たちに見せつけたから,
金がすべてだ,自分と組めばあの掛け軸も換金できるし
故矢島嘉蔵の遺産も相応の分け前を分捕れるともちかける。
文乃とその赤ん坊の境遇に共感していることはうそではないのだろう。
でも,目先の金欲しさに(困ってるのか?)かなり
余裕がないというか言動が荒っぽくなってきた。
それに対して,本当に変わらないというか
ケッペキさんの文乃。
あれだけコケにされ,身体やら胎児の命まで危険にさらす事態に
なったら,(勝ち目があるなら)仕返しも兼ねて遺産争いに
突入し,とれるものをふんだくってやりたいところだが
芳三郎の申し出をキッパリ拒否。
金金って,そんな思考が考えられないといわんばかりに。
それでもなんかおかしいというか,
三姉妹の息のかかった産婦人科に連れ込まれ素直に入院してるし,
まあ体が危ないんだから転院のために動くのもままならない
だろうし仕方ないかと思ったら,
芳三郎の車でえらい田舎まで連れ出されたのに
一人で帰るって子どもを危険にさらすし…。
今週はどう見ても助からねぇだろって
絶望的なシーンで終わりましたが…
HPではいつも早々に来週のあらすじ出てるんですよね。
おお,こりゃ急展開?!
◆「男たちの裏の顔」…
・良吉…浮気兼対宇市のスパイ(調査係)として
木村かおりと行くとこまで行くが
千寿にバレてかおりを切り捨てる。
っても不倫を否定するだけだが,
かおりを幻滅させるには十分の醜態。
・宇市…芳子が資金繰りに窮しているため
雛子の相続権目当てに養女縁組を進めようとしている
下心をネタにするなど,山の権利分配の主導権を
三姉妹すべてから握る。
『白い巨塔』などでも共通する話ですが,
登場人物がそれぞれの目的や目標のために
あれやこれやと画策しうごめいていく姿が
これでもかこれでもかと描かれる山崎豊子作品。
そんな登場人物たちの姿は決して美しいものではなく,
むしろ醜い欲望にまみれた姿なのだけれど,
「そう,それが人間なんだよな」となぜか温かい目で
見守りたくなってしまうんです。私。
今回のドラマ「女系家族」も,男たちはそれぞれ
卑怯な連中かもしれないけれど,それが
人間くさいなと思ってしまいますね。
だから互いに毒を吐きまくっている三姉妹が
周りの人間に裏切られ,抱えているもの・身を包んでいる
ものを徐々にはぎとられていく様を見るにつけ,
誰が悪いというより,彼女らのこっけいな自滅に見えるんですよね。
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