半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

南米、ボコタ!からやってきたロイヤル コペンハーゲンのフィギュリン。

2023-08-04 18:10:32 | 陶磁器、銀器、カトラリーなど
ある日、カミさんと一緒に外出していたら、アンティーク アルビオンのIさんからスマホにメッセージが入りました。私達が興味を持ちそうな品物が入荷したというのです。で、添付されていた画像を見ると・・・ハハハハ、こりゃ確かに私達のツボですね。よく分かっていらっしゃる(笑)。と、いうわけで、さっそくその次の週末に大多喜までひとっ走りすることにしました。




さて、お目当ての物は・・・おっ、コレだよコレ。ロイヤル コペンハーゲンの鴨のフィギュリンがついたプレート、#2242です。私達がこういうカテゴリーの品物が存在していること知ったのは、今から10年以上前の2012年に茨城県陶芸美術館で開催された『魅惑の北欧アール・ヌーヴォー 塩川コレクション ロイヤル コペンハーゲン ビング オー グレンダール』でのこと。それ以来、私達の好みのアイテムの一つとなっています。




恐る恐るお値段を聞いてみたら・・・何とヨーロッパやアメリカの専門店の1/2~1/3程度!。送料や保険を考慮すると、お買い得とかいうようなレベルじゃありません。どうしてそんな価格で販売できるのか?うかがってみたところ、この品物は南米コロンビアの首都、ボコタで見付けたものなので、物価の関係などもあり他の国よりかなり割安に仕入れることが出来たとのこと。まさか北欧の製品を南米から輸入するとは!。もちろん ”お買い上げ” となったことは言うまでもありません。




今回入手したこの#2242の原型は、ロイヤル コペンハーゲンやビング オー グレンダールで、鳥や魚などのフィギュリンを数多く手掛けてたフランシス・ヴァルデマール・プラテン=ハレルムント (Francis Valdemar Platen-Hallermundt 1875-1965)の作です。私達二人とも貧乏性(と、いうよりはリアル・ビンボー)なので、用途がない飾り物のフィギュリンにはあまり食指が動かないのですが、こんな感じでトレイやプレート、ボールなんかと組み合わされている作品は大好きです。




ロイヤルコペンハーゲンの場合、バックスタンプを見れば大体の製作年度が分かります。このアイテムではGの文字の下にアンダーバーが入っていたので、1969~73年に作られた製品ですね。




このトレイ、最初は例のフランス・アンティークのカードトレイの代わりに玄関に置くキートレイとして使おうか?と思ったけれど、残念ながらサイズがちょっと小さいし、キーが当たって傷が付くのも嫌なので作戦変更。私のデスクの上でお菓子などを載せる為の小皿として使うことにしました。



ロイヤルコペンハーゲンのフィギュリンで私が一番欲しいのは、相変わらず “トカゲにナメクジ小皿” です。残念ながら時々売りに出る品物は私にはちょっと手が出しにくい価格の物ばかりですが、気長に待っていたら、いつか私の所にもやってきてくれそうな気がしてきましたよ。 実はロイヤルコペンハーゲンのフィギュリンは他にもいくつか所有しているので、機会があったら少しずつ公開させていただきますね。

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