お馴染み我が家の果樹園、一見しただけでは道の一番奥にあるように見えます。地図上でもそうなっていますしね。
しかし、実はその脇からさらに上に赤道 ( あかみち=法規上の道路ではないが、古くから道路として利用されていた国有地 ) が通っていているんですよ。まぁ実際にはこんな感じでとても通れたもんじゃないんですけどね。
でも、以前お隣の方に話をうかがったところ、昔この場所は “ ○○寺 ” と呼ばれていて、 “ 死んだお婆さんが嫁いできた頃には、まだ上にお寺の跡が残っていたらしい ” とのこと。というわけで、先日草刈に行ったとき、初めて上まで探検に行ったところ・・・・・・一段上に平らな場所があり、明らかに人が切り開いた痕跡や、井戸の跡だったと思われるような穴などが残されていました。
さらにその帰り道、赤道横の斜面に何か埋まっているのを見付けたので確認したところ、この石仏が出てきました。頭がないということは、廃仏毀釈の時に壊されてしまったのかな?。もしそうだとすれば、確実に150年以上前の物ということになりますね。
掘り起こしたとき、裏側で冬眠していた赤ちゃんヘビ (ミミズくらいの大きさ) を起こしてしまいました!。ゴメンナサイ!!。
見付けてしまった以上、そのまま放置するわけには行かないので、取り敢えず洗って台の上に載せてさしあげることにしました。お供えはカミさんが箱で大人買いしたブラックサンダーです。
この場所を買ったのも何かの縁だと思うので、少しずつ赤道を整備して人が通れるようにして、ゆくゆくは境内跡の雑草や倒木なども片付けて差し上げようか?と考えています。まぁ何年掛かるか分かりませんけどね。
■本日のオマケ
我が家でこの旧いパサートを大切にしている理由の一つがこの積載能力の高さです。5ナンバーを僅かに超える程度の幅しかないので、落石で狭くなってしまった果樹園の入り口の道を通ることが出来る上に、4人乗車で刈払機をそのまま載せることが出来るのです。数値の上ではどうなっているのか知りませんが、実力では明らかに以前乗っていたB5のパサートよりも上です。
今まで何度も “ そんなクルマにお金掛けるなら、もっと良いクルマが買えるのに・・・・・・ ” といわれたことがあります。確かにそれは正論でしょう。でも、いざ次の候補を探すとなると、中々適当なクルマが見当たりません。