カミさんと二人で国立近代美術館に行きました。本日がこの『ゴードン・マッタ=クラーク展』の最終日だったのです。
残念ながらゴードン・マッタ=クラークは1978年に35歳の若さで亡くなってしまいましたが、インスタレーションや写真、映像から食!に至るまで、非常に幅広い分野で芸術表現を行ってきたアーティストでした。
今回の企画展にもドローイングや写真、ストリートカルチャーをテーマにしたインスタレーションなど、数多くの作品が展示されていました。しかし・・・・・・
やはり最も広いスペースが割かれていたのが、建物を切断するという “ビルディング・カット” のインスタレーションに関する展示でした。写真やコラージュ、映像作品、実物!などはもちろん興味深かったものの・・・・・・
個人的に一番面白かったのは段ボールで再現された模型!。これを見ると、どのようにカットしたかったのか?が一目瞭然ですね。
製作過程の映像作品を見ていたら結構危険なシーンもあり、色々な意味で現在では同じようなインスタレーションをやるのは難しいだろうなぁと思いました。