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半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

森美術館で 『シンプルなかたち展 : 美はどこからくるのか』 をみました。

2015-06-03 22:35:13 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で六本木ヒルズまで行ってきました。




お目当てはこちら、森美術館で開催されている 『シンプルなかたち展 : 美はどこからくるのか』 です。




今回はいくつかのインスタレーションが撮影可となっていました。これはオラファー・エリアソンの ≪丸い虹≫ 。回転するリング状のプリズムに光を当てることで、壁面には絶え間なく表情を変え続ける丸い虹が投影されます。








これは大巻伸嗣の ≪リミナル・エアー スペース-タイム≫ 。ベールの様な素材に下からファンで風を当てて浮遊させるという構造。





これもいつまで見ていても飽きませんね。ある意味、焚火や薪ストーブの炎に見とれてしまう感覚に近いかな。


これはアンソニー・マッコールの ≪円錐を描く線≫ 。チンダル現象を利用して、壁に丸を描くことで空間に円錐形を出現させるという作品。






その他、撮影は出来ませんでしたが、カミさんはカールステン・ニコライの音が出る彫刻、 ≪アンチ≫ が非常に気にった様子で、中々傍を離れようとしませんでした (笑) 。


若い頃はアートに限らず、自動車でも腕時計でも銃でも……とにかく複雑で高度なメカニズムの物に強くひかれていました。しかしふと気付くと、いつの間にかそれとは正反対の、より単純化された物の方へと興味の対象が変化していました。人の好みというのは年齢 (というよりも、むしろ経験かな?) と共に変わってくるのかもしれませんね。
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