日々是好日(にちにちこれこうにち)/ 日々是禅
茶道の教えに千利休の「利休七則」というのがあります。
1)茶は服のように点て。2)炭は湯の沸くように置き。3)夏は涼しく冬は暖かく。4)花は野にあるように。5)刻限は早めに。6)降らずとも雨の用意。7)相客に心せよ。
「相客」とは茶会で一緒になったほかのお客様を指し、客同士も互いに心遣いをするようにといった意味です。当たり前の事を当たり前にやる、それがいかに難しいことか・・・当たり前のこととは、自分の素直な気持ちに即して生きることです。人として最低限のルールを守るのも当たり前です。他人を困らせたり、傷つけたりしない、自分がされて「嫌だな」と思う振る舞いは控えること、今日の一日を振り返り、当たり前のことが出来ましたか?答えが「はい」なら今日は
「日々是好日」に過ごしました。一服のお茶がおいしくいただけましたことに感謝します。