朗読 古典 『紫式部日記』和泉式部と清少納言
あの「源氏物語」という壮大な物語は平安時代を生きた紫式部という一人の女性によって生み出されました。私たちの『古典の会』は現在勉強中の「方丈記」が終了しますので、その後何をやろうかと皆さんで相談した結果、来年度NHK大河ドラマで取り上げられる紫式部をやろうということで「紫式部日記」を取り上げることになりました。さて彼女はどんな人物だったのでしょうか・・・紫式部は父の同僚だった藤原宣孝と結婚、翌年女子を出産しましたが、旦那の宣孝を三年ほどで亡くしてしまいました。あまりの突然の死に傷心の式部は心の寂しさを晴らす意味で書き始めたのが「源氏物語」でした。その噂が当時の権力者、藤原道長の耳に入り、道長の娘である一条天皇の中宮彰子に女房として仕えました。その時に一緒に女房として働いていたのが、和泉式部、清少納言、でした。それで日々の出来事を書いたのが「紫式部日記」」でした。現在のブログかもしれません。とても興味があり楽しみにしています。
紫