CURRY_SAMBA

カレーにまつわるエトセトラ。

北海道 de カレー!(その1)

2008年08月22日 | 行った!お店カレー
夜行船なんて乗ったの何年ぶりだろう。
中学生のときに八丈島に行ったとき以来かもしれないなあ。
朝、目が覚めてデッキに出たら、真っ青な海にトビウオが舞っていて
それはそれは感動したものだった(←山育ちですの

出張の1つ目の目的は終わり、もうひとつの目的地、北海道余市へ向かう。
青森に参加していたグループの旅行に同行させてもらった。

青森を深夜2時に出て、函館に着いたは早朝。
函館の朝市で海鮮丼を食べてレンタカーで北上!
途中、ふらりと温泉に寄ったり牧場に寄ったりして。
なんだか学生時代に戻った気分。

で、「そろそろお昼にするかー」という頃に通過したのがニセコ温泉。
温泉街なら何か適当なお店があるだろうと、窓の外をキョロキョロしながら進んでいくと

「あっ!」

山小屋ロッジ風の家の入り口に「ネパール」「カレー」の文字を発見!
(超いきたい!)
とは言葉に出さなかったけれど、カレー好きなことを公言していたため、
すぐにバレてしまった。(後で聞くと「見つけたときの目の輝きが違った」とのこと。)

「よーし、じゃあカレーにするか!」
「いいんですか!」
「やったーネパールカレーや!」
旅行でも一緒だったKさんと大喜び。

そのネパールカレーのお店というのがこちら
ビスターレ・カナ」。
「スローフード」の意味らしい。


ロッジ風の外観


と、思ったら冬はスキー宿泊客が泊まれるロッジだった。


これがメニュー。
何やらいろいろ書かれている。

どうやら4つのセットメニューがあるらしい。

ネパールカレー1580円
「ここだけの味!ポテト、野菜、チキン等、ネパールの定番カレー!」
チキンカレー、野菜カレー、ポテトカレー、サーグ、アチャール、ライス

ネパールカレーセット1980円
「お肉を選べてロティとダルが付いた本格派!」
上記にロティとダルがつく。カレーはチキン、ラム、ポークから選べる

ダルバートタルカリ1500円
「肉が苦手な方に…ネパールカレーの一汁三菜」
上記ネパールカレーのチキンカレーのかわりにダル

ネパールカレーニセコ風1470円
「じゃがいもで食べるネパールカレー」
上記ネパールカレーのポテトカレーのかわりにじゃがいも、ライスなし

4つめの「ネパールカレーニセコ風」とすごく迷った末、
「ダルバートタルカリ」に決めた。

ネパール語で
「ダル」=豆
「バート」=ごはん
「タルカリ」=野菜
だそうだ。


こちらがダルバートタルカリ。

写真で見づらいけど、左上からポテトカレー、中央が野菜カレー、右上がダル。
ポテトカレーはねっとりしていて、甘みがある。
ニセコは、じゃがいもの産地「羊蹄山」のふもとで、じゃがいもは農家直送とのこと。
ダルはさらさらしていてやさしい味。


野菜カレーには7種類の野菜が使われていた。
カレフラワー、にんじん、ブロッコリー、
茄子、アスパラ、ぜんまい
そして大きいのはじゃがいもかと思いきや、大根。
とてもセンスの良いセレクションだ。
スパイスはカルダモンが際立っていた。

カレーの下は左からアチャール、ライス、ほうれん草のサグ。
アチャールはサイコロ状の大根、にんじん、きゅうりがすりごまなどであえてあり、
辛くはなかった。

たまたま通りかかったお店だったけど、レベルが高くて大満足。
私だけでなく、みんなネパールカレーで盛り上がり、旅のムードも絶好調。
外は大雨だったけど、ニセコの日帰り温泉であったまり、目的地余市を目指した。


(写真/ニセコ「ビスターレ・カナ」/ダルバートタルカリ/1500円)

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