秋田中心街 基本理念・ビジョン

第１０次秋田市総合計画における基本理念として以下が掲げられて
います。

「しあわせ実感 緑の健康文化都市」

いろいろ記述がある中で、
「県都・中核市として、適切に都市機能が集積し、商工業や芸術文
化、福祉、医療、教育、観光サービスなど広範な分野で力強く地域
を牽引する高次集積都市・先進都市をめざします。」
という部分と、今回、考えている中心市街地活性化の理念が重なっ
てくるものと思います。

他に、全体のキーワード「緑」「健康」「文化」を掲げています。
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要は、中心市街地としての都市機能を集積させていきたい、また、
環境や文化にも配慮していきたい、ということでしょうか。

もともと秋田市は「公園都市」ということを前面に出していた時期
もありますし、平野に立地し、土地にも他の都市に比べ余裕がある
ことから、公園的要素を取り入れていくことも理念の中に入れるほ
うが良いでしょう。

ただ、公園や文化だけで、「高次集積都市・先進都市」と言えるで
しょうか。そういうものは必ずしも中心市街地の本来的な意味での
機能ではないと思います。もともと中心市街地は「市」のような商
業集積によって、人が集まり賑わいを作っていたものです。したが
って、商業的要素も理念の中に取り入れていくことは必然と思いま
す。もちろん、郊外に商業機能が移転してしまっている現状もある
わけですが、それと差別化し、共存・相互補完できる形の商業集積
が望まれるのですが。

そんな感じで私なりの秋田市中心市街地のビジョン、理念としては、
以下のようなものを考えました。

「散策・交流、買い物、観光・文化、健康・医療など多様な都市サ
ービスが公園内のように気持ちよくできるにぎわいのある街」

いかがでしょう。