今日は、上野の国立博物館に行って、
「出雲と大和展」へ。
前半は出雲、後半は大和と言う感じ。
日本の成立過程を偲ばせる興味深い内容でした。
この時代、中国(魏)との関係がすごく大事で
出雲は、中国との交流がしやすいので
かなり勢力を持っていたと思われます。
大和(畿内)は、中国は遠いので
国内平定の過程で、出雲との関係をどうするかは
難問だったと思います。
日本書記では、国譲りと言うことで、
出雲は、神の世界を司り、大和は、人間の世界を司る
と言うことになった、と言うストーリー。
本当かどうかは分かりません。
諸説がありすぎて、真実はなかなか明らかになりません。
しかし、現在の天皇家にもつながるのですが、
これを正当化するための日本書記であったとも言えます。
ここは、すごく興味をもっている分野で、
引き続き、見聞を広げていきたいです。