ブラックジャックによろしく (1)講談社このアイテムの詳細を見る |
「白い巨塔」は傍観者にとってはとても面白い。当事者はたまったものではないが、それは当事者の問題。・・・そういう構造が、医局講座制を生き残らせているんですね。しかし、最終的にその弊害を患者さんが被らないように監視が必要です。私達のような(いわゆる)マイナー系(もちろん、世の中の需要という点ではメジャーだと思っています!)で、臨床が好きで、患者さんの家を訪問するような集団には、理解できないような力学が、大きな医局では働いているようです。「ブラックジャックによろしく」に出てくるような、ウナギしか切れない外科学教授は、今はいないと思いますが、研究のみ重視の大学だともしかしたら、それに近い人がいないと・・・。