英国のメイ内閣は欧州連合(EU)離脱交渉の正式開始に最適な時期として、2017年上半期を選ぶことに依然傾いている。
2人の英政府関係者が明らかにした。
最近の英メディアの報道では、メイ首相が正式交渉開始を17年末まで待つ可能性を示唆したとされていた。
だが、これら関係者によると、ドイツとフランスが選挙を控え、国内のEU離脱支持派が交渉開始の遅れをけん制していることから、首相は遅くとも4月までに行動を起こすことに前向きになっているという。
関係者の1人は、3月のEU首脳会議(サミット)が、EU離脱交渉の正式な開始となるリスボン条約50条の発動に適切な場となる可能性を指摘した。
フランスでは大統領選の第1回目の投票が4月に、ドイツでは下院総選挙が恐らく9月に実施される。
メイ首相はこれらの選挙で政治の不透明感がさらに強くなる前に、正式な離脱交渉を始めたい思惑があると関係者は述べた。
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いよいよイギリスのEU離脱が本格化しそうです。
可能性としては来年2017年3月のEUサミットから離脱開始となりそうです。
2019年3月にEUから正式に離脱ということです。