健康塾通信

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『目は心の窓』②疲れを癒すツボ

2008年09月24日 22時21分45秒 | Weblog
目はその人の心のありさまをそのままに映し出す鏡のようなものだということを『目は心の窓』といいますが、東洋医学では「眼は五臓の精華」つまりは五臓の窓とも言えます。

西洋医学でいう五臓とは一致していませんが、身体の健康状態は眼で診断できる重要な感覚用器官です。

一般に五感というと視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚をさしますが漢方では、人間の顔の上にある目・耳・鼻・口・舌の五つの感覚用器官を五官といいます。

それでは、目の健康維持のための代表的なツボをご紹介いたします。
今年2月15日のブログもご参考に重複するツボもありますが、そちらももう一度ご覧下さい。

①まずはツボの位置を確認してみましょう!今日のツボは総て身体の正中線に対して左右にあります。
②次にイタギモ・・という圧痛が有るところを何回か(5回くらい)押してみます。
③ツボ刺激は一気に力を入れず、徐々に圧を加え、徐々に緩めます。
④押す指は親指、人差し指などツボによって押しやすい指で行ってみてください。


(眉の上のあるつぼ)

眉の内側の端
★攅竹(さんちく)・・・目を助けるツボです。
攅(さん)→集める 竹(ちく)→竹杖つえ 目の悪くなった人を助けるという意味があります。

効用:目の疲れ・なみだ目・視力減退・三叉神経痛による目の痛み


眉の中央
★魚陽(ぎょよう)・・・目の専門のつぼで特効穴です。 

効用:眼精疲労

眉尻のくぼみ
★糸竹空(しちくくう)・・・目の神経を休めるツボです。

効用:目の充血・視力減退・めまい


(目の周りにあるツボ)

目頭の高さでやや鼻寄り
★晴明(せいめい)・・・涙腺の起点とされるツボです。

効用:目の乾き・充血・かすみ

正面を向いた時瞳の真下、眼球と目の周りの骨の間
★承泣(しょうきゅう)・・・涙を受けるツボです。

効用:近視・遠視・乱視・結膜炎・白内障

眉尻と目尻の中間からやや後ろへ行ったくぼみ
★太陽(たいよう)・・・目医者殺しのツボといわれます。
          
効用:目の病気・視力減退・頭痛・三叉神経痛・顔面神経麻痺

正面を向いた時瞳の真上で眉毛から上に親指1本の幅のところ
★陽白(ようはく)・・・目を明らかにするツボです。

効用:目の痛み・まぶたのかゆみ・夜盲症・ものが二重に見える(複視)


(後頭部で髪の生え際にあるツボ)

後頭隆起の真下で髪の生え際のくぼみ
★風池(ふうち)・・・血のめぐりを良くするツボです。

効用:目の疲れ・瞼の腫れ・白内障・頭痛

写真をクリックすると多少大きくなりますが、あまり鮮明ではありませんので
だいたいの位置とあとは言葉の解説でツボをご確認下さい。

では、大切な目の健康維持に是非ツボをご活用下さい。

今週は金曜日から大阪で乳癌学会が開催されます。リンパ浮腫の演題も年々増えているようですから、また皆様に情報をお届けできるよう参加してまいります。



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