迎春
2020年元旦を迎え、皆々様の益々のご健勝を祈念申し上げます。
新年初のブログは貝原益軒「養生訓」より
巻第二 総論下『元気を養う』からの抜粋をお届けします。
〈・・・多くのひとは、一日にうちで気を養うことは少なく、
気を消耗させることがつねに多い。
養生の道は元気を養うことのみにつとめて、
元気をそこなうことがあってはならない。
もし元気を養うことが少なく、消耗することが多くて
それが毎日つづけば元気が減り病いになって
ついには死をまねくであろう。
それだから多くのひとは病気がちになり
短命に終わることになる。
限りある元気であって、限りのない欲を
自由にしようと思うのは、間違っている。〉
平均寿命が延びているわが国で高齢社会を迎えている今、
健康寿命の大切さを考えながら、日々元気を養う取り組みを
していきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
健康塾主宰 古賀 公子