健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

美肌の為のビタミンA

2009年04月12日 06時12分11秒 | Weblog
今年のみごとな桜も例年より長めに楽しませてくれ、日本に生まれたことの喜びをかみしめた桜花爛漫のひとときでした。
ところでちまたのチュウリップよりだいぶ遅れて我が家もようやくつぼみが開きました。写真は昨日朝8時のものですが、それから3時間後には赤い花びらを見せてくれました。

さて前回の栄養の続きで、本日はビタミンAからです。
ビタミンにはいろいろな種類がありますが、特に皮膚の健康にかかわっているものや不足した時のトラブルについてお伝えいたします。


ビタミンA・・肌の潤いに大切

不足すると

①乾燥肌になる
角質の保湿力が下がります。

②角質層が厚くなる
乾燥肌になることで角質層は厚くなります。毛は皮膚の角質層が変化したものですから毛包(毛の生えてくるところ)から毛孔(毛穴)にかけて角質がつまってしまいます。
 *ちなみに汗腺は毛包に開いて毛孔から汗となって排出されています。

③皮膚の細菌感染が起こりやすくなります。
 ビタミンAの不足は皮脂を少なくし、皮膚の抵抗力を下げるためです。

④鳥目といわれる夜盲症がおこることも良く知られています。

ビタミンAを多く含むもの
レバー
うなぎ
バター
牛乳
たまご
いわし
ほうれん草
ニンジン
かぼちゃ
トマト
小松菜
春菊
えんどう
みかん
びわ

バナナ

ビタミンAは脂溶性なので、油で炒めると吸収がよくなります。
また「カロチン」は、体に入ると3分の1がビタミンAに変わるので、「プロビタミンA」とも呼ばれていてガン予防に有効なビタミンなのです。
では次回ビタミンB2をお伝えいたします。