**はやりっち**

いろんな色があるように
いろんな花があるように
いろんな話もあるのです。

【レビュー】おじさんに癒される本☆

2009年08月25日 | 【レビュー】本
「話が長そう」
「長い時間一緒にいるのは大変かも…」
「ヘンなところで怒りそう」

女子からはこんなイメージを
持たれてしまいがちな「おじさん」。
そんなおじさんを何やらカワイイと思える
フシギな本がこちら。

『ちいさいおやじ日記』(あさののい著・宙出版)



ある日、手のひらサイズのおじさんを拾った
主人公(女子大生・著者本人がモデル)。
そのおじさんとの日々が、絵日記形式
ほのぼのと展開していきます。

スーツにネクタイ
七三分け&メガネ(NOTオシャレ)
ちょっぴりメタボ
というまさに「ザ・おじさん」なおじさん。

かりんとうを盗み食いしたり、
なくしたネックレスを見つけてくれたり、
テレビ番組に笑ってむせたり。
そのおじさんっぽさと茶目っ気に
「もーしょうがないなぁ、おじさんは
と言ってしまいそうな一冊です。

おじさんがなぜ小さくなったのかなどは
一切語られないし、まわりも気にしません
でも、じつは気にしている家があったり
帰りたそうなそぶりを見せたり…

続編の『ちいさいおやじ日記2』では
そんなおじさんの過去があきらかになるとか
合わせてチェックしてみたいですね。

ちなみに『南くんの恋人』はcmですが
こちらの『ちいさいおやじ』はcm弱。
ケータイより小さい…


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