**はやりっち**

いろんな色があるように
いろんな花があるように
いろんな話もあるのです。

【レビュー】「チェーザレ 破壊の創造者」

2010年03月24日 | 【レビュー】本
チェーザレ・ボルジア
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ロレンツィオ・デ・メディチ

ルネサンス時代が好きなワタシは
この名前を聞くだけで
ときめいてしまいます

これらの偉人たちの生きた時代を
ルネサンスの寵児
チェーザレ・ボルジアを核に
描いた歴史マンガです。


「チェーザレ 破壊の創造者」
講談社 惣領冬実
詳細を知りたい方はコチラ
をクリック。

惣領冬実さんは少女漫画から
少年漫画に転向した
女性漫画家さんです

魅力的な人物はもちろんですが
衣装や美術品、建築物なども
とても丁寧に描かれていて
うっとりしてしまいます

ダンテを研究する
原基晶さんの監修により
作画も物語も、
しっかりと練りこまれていて
非常に読み応えがあります。
考証にものすごく時間を
かけているみたいです

そのせいもあって、
結構発刊ペースが遅いので、
せっかちさんにはつらいかも…
みづあさぎは単行本派で、
のんびり刊行を待っています

最初は物語を楽しみながら読み
その後は美術品などの作画を
じっくり鑑賞しながら読んだりして
巻で何度も楽しめます

ただ、やっぱり絵が少女漫画的なので
ニガテな方もいるかもしれません。
でもでも 歴史漫画が好きだけど
絵で敬遠している…という方がいたら
非常にもったいないので
ぜひ一度トライしてみてください

小説だと難しく感じる内容でも
漫画になると、するっと読めるので
勉強になって楽しめちゃう
の漫画です


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