就職活動と何の関係もない宇宙や生物学的に就職活動や生き方について考えて見ましょう。
今話題になっているiSP細胞をご存知ですか。人間のどんな臓器にもなる細胞です。
人間が生まれるのは卵子に精子が取り付きひとつの細胞が二つになり二つが四つになり10ヶ月あまりで人間の赤ちゃんになって生まれてきます。その後も細胞分裂を繰り返し人間は生きています。では最初に心臓になる細胞はどんな細胞でしょうか。はじめから心臓になるように細胞分裂したわけではありません。ある細胞は眼球で網膜になり、ある細胞は足の爪になりして一人の人間が完成します。細胞分裂という時間の経過とともに役割が其の環境によって決まってゆきます。それは個々の細胞の意思ではありません。ここが重要です。環境に応じ自分の与えられた役割を果たして全体として人間になっているのです。
就職活動も同じです。人間社会で其の時々の環境に応じて役割を演じてこそ人間生きている意味があります。日本人は戦後教育でそれまでの反省とGHQ(連合国)方針で「職業選択の自由」が徹底して教え込まれました。個人個人が好き勝手に職業を選び好きな事をして社会全体が果たして回ってゆくのでしょうか。うまくゆかなければ相手が悪い、自分の意見は主張するのが正しい、人に迷惑をかけなければ何をしてもいい、こんな考えが大手を振っています。これでは社会全体は持ちません。その環境で与えられた責務を果たすという教育が必要になってきます。
みんなが与えられた仕事を喜んで精一杯すればどんなに良い社会ができることか。現代日本人の大半はいやいや、無理やり仕事をしています。そんなことでいい会社にはなりませんし、社員も喜びあふれた人生が送れるはずがありません。
給料が安い、休みがない、残業が多い、上司と合わない、会社の将来が・・など不平不満のある間は出世も昇給もありません。
どこまで行っても何を言っても人間はすべからく宇宙の中の一自然物です。
肝に銘ずべし!
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