それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「F1が面白くなるなるために」なのだ。

2019-12-03 20:40:42 | Weblog
 世界最高峰の自動車レースの一つ「F1」は、観る側の人気が年々下がっているのが現状で、主催者側はそこを何とかしたいとルールを色々いじってはいるけれど、全然功を奏していない。で、人気が下がってきている理由を一言で言うと「レースが面白くない」ということになるだろう。では「面白いレース」とは何か?と考えたなら、それは「バトル、オーバーテイクが多いレース!!!」・・・だと、筆者は思うのだ。ちなみに、バトルとは、順位を争う二台があった時に、後ろを走る車が前の車を抜こうとあれこれすることと、前の車が抜かせまいとあれこれする事を指す、また、オーバーテイクとは、後ろの車がバトルに勝って順位が上がる事を指す。
 では、どうやったらバトルやオーバーテイクが多くなるかというと、後ろを走る車の方が速ければそれは多くなる・・・と考えられる。とはいえ、予選を行って出場者の速い順を出し、その順番で決勝レースを始めるので、普通は前を走る車の方が速い。これでは、前を走る車にミスかアクシデントが発生しない限り、バトル&オーバーテイクは起こらない。まあ、それを誘発するシステムを導入するのも一つかもしれないけど、「純粋なレースを阻害する悪例」と言われそうな感じがする。
 で、そんな諸々を鑑みながらどうやったらバトルやオーバーテイクが多くなるかとアイデアをひねり出したなら、それは『前車とギャップが1秒差以内なら“どこでも”DRS使用可能』にすれば良いと思ってしまったのだ。DRSとは、使用すると直線をちょこっと速く(20~30kmくらい)走る事ができる機能で、DRS自体は現状でも採用されていて、現状では測定場所において前の車とギャップが1秒差以内であったなら、DRS使用許可区間内でのみDRSを使用できる。これを文字通り前の車とギャップが1秒差以内なら“どこでも”DRS使用可能にしちゃおうじゃないかというのが筆者のアイデアだ。これは、オーバーテイクした瞬間、されて後ろになった車にもDRS使用の権利が発生するので、バトルが多発するだろう。ペナルティに関するルールとしては、DRS使用時に、前の車をオーバーテイクしたり前の車から1秒以上差がついてDRS使用権利を消失した時は、“ドライバーの操作で”DRS使用権利消失から1秒以内にDRSを使用停止しないとレースタイムに10秒加算のペナルティになる。DRSを使うと、直線は速く走れるようになるけど、カーブは遅く、なんなら事故る確率が超高くなる危険性があるけど、あと多分燃料の消費と残量もきっちり考えないといけなくなるけど(チームから無線等で、燃料についての情報伝達は禁止にする)、そこはドライバーがDRSのオンオフを適宜判断してドライビングテクニックを遺憾なく発揮していただきたい。
 先日行われた2019年の21戦目のレースでは、主催者側のDRS判別機に機械トラブル発生で、序盤はDRSが使用できなかった。すると、前を走る車より予選では1.5秒くらい速かったある車が、前を走るその車をオーバーテイクすることができず、機械トラブルが解消されてDRSが使えるようになったらあっという間にオーバーテイクしてしまった。予選と決勝レースでは走らせ方が違うとはいえ、DRSを使わない純粋なスピード勝負でのオーバーテイクが如何に難しいかという事の証左と言える気がする。
 このアイデアなら、早々に導入できるだろう。現状のルールにちょこっと追加すれば良いのだから。ま、主催者側は不正チェック用のプログラムを組み込んだ方が良いだろうし、参加チームもドライバーが使用をミスらないような何かをステアリングとかに組み込んだ方が良いだろうけど、そんなのなくても、繰り返しになるけど、すぐ導入できる。そして、レースはバトルやオーバーテイク、あともしかしたらドライビングミスも多くなり、観ている方は大いに面白いと感じるようになるだろう!・・・と思えるのだ。
 というわけで、こんなにも超素晴らしいアイデアを来年度から採用してもらうべくFIAに売り込もうと思うので、その為に今日は寝てなんていられないのだ。
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