アメリカGAYライフ American Gay Life by an expat Japanese

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久々のボストン

2005-05-21 01:44:59 | Weblog
シアトルから戻って息つく暇なく、ボストンに行ってきました。今度はお仕事だったのだけど。日本の大学に通っていた頃、夏休みにボストンに来たり、その後も知り合いを訪ねたり仕事で来たりして馴染みある街。だけど、よく考えると今回は2年ぶり。永遠に続いているんじゃないかと思っていたトンネル工事も終わったみたいで、空港からボストン市内に入るのがとてもスムーズだったのが印象的でした。

だけど、改めてボストンって学生・若者の街だなぁと実感した。これまでに、ニューヨーク、ワシントンDC、サンフランシスコ、LA、シカゴ、ミルウォーキー、ニューオーリンズ、フィラデルフィア、オースチン、マイアミ、オーランド、そして先週行ってきたシアトル、さらにカナダではオタワ、ケベック、バンクーバー、などなど沢山の北米の街に行ったり住んだりしてきたけど、ボストンの学生数の多さはダントツ。ハーバード大学、MIT、ボストン・カレッジ、ボストン・ユニバーシティ、マサチューセッツ大学、ノースイースターン大学など、ボストンとケンブリッジという限られた地域に大学がわんさかひしめいている。卒業後も、ボストンに残って就職する人が多いから、自然とお洒落なレストランやファッションを扱うお店も多い。

冬は日照時間が短くて相当寒いので憂鬱になるらしいけど、街の雰囲気がやっぱりいいなーと思った。人口密度が高いし、若い人が多いから活気がある。それに、歴史の浅いアメリカだけどそんな中でも歴史ある街の一つだから、煉瓦造りで年輪を重ねたような町並みの佇まいがいい。チャールズリバー沿いをジョギングしている人もやたらと多い。僕も空いた時間にケンブリッジ側からチャールズリバー沿いを散歩していたら、漕艇の練習をしている大学生たちの姿がありました。絵になる光景。日本でも『アリー・マイ・ラブ』で知られているTVドラマがあるけど、ボストンが舞台。あれも、いわゆるアメリカ版トレンディー・ドラマだったね。

若者が多くて、お洒落で、しかもボストンのあるマサチューセッツ州は、同性愛結婚が州法で認められたところ。なのに、意外と、これといったゲイ・エリアはあんまりない。最近はバックベイ・エリアにレインボー・フラッグを掲げたゲイバーなんかが密集するようになったようだけど、僕が一夏を過ごした90年代中頃には、ポツポツとゲイバーがある程度で寂しいものでした。今回も、お仕事で来ていたこともあり、どこにどんなゲイバーがあるかも事前勉強しなかったので、ゲイバーには行かずじまい。

だけど、ボストンから数時間南に下ると、Province Townで有名なケープコッドがある。ここはゲイやレズビアンのためのビーチリゾート。ニューヨークにはファイアー・アイランドというのがあり、ワシントンDCにはリホボス・ビーチというのがあって、都市部に住むリッチなゲイたちが、夏の週末を過ごす場所として栄えている。

ちなみに、僕の元カレはハーバード大学卒業。彼によると、大学構内の図書館のトイレがハッテンバらしい。性欲を抑える理性と知能は必ずしも連動してないんだなぁと思いました。これを聞いてハーバード大学の高貴なイメージが僕の中で崩れ去っていったのは言うまでもなく。そうそう、最近知り合ったMITの卒業生の知人によると、MITのキャンパス内にも毎週木曜日だけゲイバーになるお店があるとか。アメリカって、大学内に活発なゲイ・サークルとか、ゲイの学生だけが住む寮とかがあるから、必ずしも「ゲイバー」という社交場は必要ないんだよね。

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