「イヤヨイヤヨ、こんな生活なんて。せっかくの3連休なのに、しかもこんなに天気がいいのに、どこにも行かないなんて」
「だってしょうがないじゃないかぁ。ビーチのホテルは1泊200ドル以上するし、最近の原油高でビーチまで往復するガソリン代だってバカにならないんだから」
「だから早めに計画立てようって言ったじゃない。それに、このLabor Dayの週末にビーチに行く?って言ったのはあなたよ。私を炊きつけておいてなによ、その態度は」
「まあまあ、そんなに機嫌を悪くしないで。また来週とか別の機会に行けばいいじゃないか。その頃にはまたホテルも安くなってるよきっと」
「この週末じゃないとダメなの。夏はもう明日で終わりなのよ。私の命も今週末までしかないのようッッッ。儚い命なのよぅ。ヴぇっっンン」
――というのは、僕の中にいる二人の人格の葛藤。疲れます、葛藤するのも。
20代の集いでも、何人かがビーチ旅行を計画していて、それにも誘われたのだけど断ってしまった・・・。だってそれに行くメンバー全員が冴えないLoserどもだったんだもの。感染(うつる)んです。そういう人たちと行動を共にしていると。
本音を言うと、その中の一人、Ryanと仲が悪くなってたというのが最大の原因。アメリカ人アングロの父とハンガリー人母親の間に生まれ、ハワイとウィーンで育ち、他文化・人種に寛容で、なかでもハワイ暮らしからアジア人には好意的。
だけど、見た目、限りなくアジア人に近いアングロ?っていう風貌で(やっぱりハンガリーのフン族の血でしょうか?)、しかも、そのコンプレックスからか、Ryanが好きになるのは「All American」とか「Boy next door」と言われるアングロJockタイプ。Ryanと会話していると、言葉の端々にアジア人(むしろ、アジア人に間違われることがある自分の容姿)を卑下する発言を連発するので、僕のほうから見切りをつけていた。
しかも、今朝は元カレJamesと口論になってしまったし・・・。
あれだけ仲がよかったBrian(皆さん、覚えてます?)とも音信不通・・・。
ここ数週間、「大規模投資」をしてきたDavidも、投資回収の見込みがつかなくなって切り上げる予定だし・・・。
八方塞りってまさにこのこと?
と思っていたら、数週間前に一度だけ会っていたWyattから連絡が。まさに青天の霹靂、out of the blue。
「今日日曜日、午後遅く、または夕方に時間あいてる?ゴメンね、ここ数週間、ずっと仕事で忙しくって連絡取れなくって」
絶妙のタイミング。これが1週間前だったら、Davidとのことがあったのでもしかしたらお断りしていたかもしれない。
そう、タイミングなんですよ、何事も。
「あー久しぶり。元気にしてた?ゴメンね、こっちからも連絡取らなくって。2週間前の週末は、ちょうどニューヨークに遊びに行ってたんだ」、と僕。
「友達か誰かに会いに?」
「え、あ、ううん。しばらくニューヨークに遊びに行ってなかったから、ブロードウェーとか観に」
ちょっとうろたえてしまいました・・・。(罪悪感、ちょっと丸出し)
Wyattは、髪がとってもきれいなんですね。細くてストレートで豊かな髪をやや長髪にカットしていて、自然に流れるようにしてる。前回、初めて会ったときは、ビーチサンダルにショーツ、ポロシャツ、それに首にサングラスを下げていて、「ビーチパトロールの帰りですか?」というような風貌だった。しかもちょっと焼け過ぎ気味の肌。カテゴリー的には、DavidというよりDenis寄り。(ムフッ)
で、結構イケテたのだけど、Davidとの急接近があったことや、Wyattから連絡がなかったことから立ち消えになってました。
それが復活。
今日、会う約束を取り付けて、捨てる神あれば拾う神ありってまさにこのことを言うんだねって神様に感謝してました。
そんなルンルン気分でこのブログにご報告~なんてしてると、Wyattからまた電話が。
「ごめん。車のオイル修理が思った以上に時間がかかるのがわかって、今日の約束はキャンセルしないといけなくなった。本当にゴメン」
Wyattもタイミング悪い男。そもそも仕事が忙しくて数週間連絡をよこさないっていうのがおかしい。
タイミングの悪い男はイヤよ。デートの約束をドタキャンする男もイヤよ。都合のいいときだけ連絡を取ってくる男もイヤよ。この週末に私をおいて一人ビーチに行くような男もイヤよぅぅぅっっっ・・・・・
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「だってしょうがないじゃないかぁ。ビーチのホテルは1泊200ドル以上するし、最近の原油高でビーチまで往復するガソリン代だってバカにならないんだから」
「だから早めに計画立てようって言ったじゃない。それに、このLabor Dayの週末にビーチに行く?って言ったのはあなたよ。私を炊きつけておいてなによ、その態度は」
「まあまあ、そんなに機嫌を悪くしないで。また来週とか別の機会に行けばいいじゃないか。その頃にはまたホテルも安くなってるよきっと」
「この週末じゃないとダメなの。夏はもう明日で終わりなのよ。私の命も今週末までしかないのようッッッ。儚い命なのよぅ。ヴぇっっンン」
――というのは、僕の中にいる二人の人格の葛藤。疲れます、葛藤するのも。
20代の集いでも、何人かがビーチ旅行を計画していて、それにも誘われたのだけど断ってしまった・・・。だってそれに行くメンバー全員が冴えないLoserどもだったんだもの。感染(うつる)んです。そういう人たちと行動を共にしていると。
本音を言うと、その中の一人、Ryanと仲が悪くなってたというのが最大の原因。アメリカ人アングロの父とハンガリー人母親の間に生まれ、ハワイとウィーンで育ち、他文化・人種に寛容で、なかでもハワイ暮らしからアジア人には好意的。
だけど、見た目、限りなくアジア人に近いアングロ?っていう風貌で(やっぱりハンガリーのフン族の血でしょうか?)、しかも、そのコンプレックスからか、Ryanが好きになるのは「All American」とか「Boy next door」と言われるアングロJockタイプ。Ryanと会話していると、言葉の端々にアジア人(むしろ、アジア人に間違われることがある自分の容姿)を卑下する発言を連発するので、僕のほうから見切りをつけていた。
しかも、今朝は元カレJamesと口論になってしまったし・・・。
あれだけ仲がよかったBrian(皆さん、覚えてます?)とも音信不通・・・。
ここ数週間、「大規模投資」をしてきたDavidも、投資回収の見込みがつかなくなって切り上げる予定だし・・・。
八方塞りってまさにこのこと?
と思っていたら、数週間前に一度だけ会っていたWyattから連絡が。まさに青天の霹靂、out of the blue。
「今日日曜日、午後遅く、または夕方に時間あいてる?ゴメンね、ここ数週間、ずっと仕事で忙しくって連絡取れなくって」
絶妙のタイミング。これが1週間前だったら、Davidとのことがあったのでもしかしたらお断りしていたかもしれない。
そう、タイミングなんですよ、何事も。
「あー久しぶり。元気にしてた?ゴメンね、こっちからも連絡取らなくって。2週間前の週末は、ちょうどニューヨークに遊びに行ってたんだ」、と僕。
「友達か誰かに会いに?」
「え、あ、ううん。しばらくニューヨークに遊びに行ってなかったから、ブロードウェーとか観に」
ちょっとうろたえてしまいました・・・。(罪悪感、ちょっと丸出し)
Wyattは、髪がとってもきれいなんですね。細くてストレートで豊かな髪をやや長髪にカットしていて、自然に流れるようにしてる。前回、初めて会ったときは、ビーチサンダルにショーツ、ポロシャツ、それに首にサングラスを下げていて、「ビーチパトロールの帰りですか?」というような風貌だった。しかもちょっと焼け過ぎ気味の肌。カテゴリー的には、DavidというよりDenis寄り。(ムフッ)
で、結構イケテたのだけど、Davidとの急接近があったことや、Wyattから連絡がなかったことから立ち消えになってました。
それが復活。
今日、会う約束を取り付けて、捨てる神あれば拾う神ありってまさにこのことを言うんだねって神様に感謝してました。
そんなルンルン気分でこのブログにご報告~なんてしてると、Wyattからまた電話が。
「ごめん。車のオイル修理が思った以上に時間がかかるのがわかって、今日の約束はキャンセルしないといけなくなった。本当にゴメン」
Wyattもタイミング悪い男。そもそも仕事が忙しくて数週間連絡をよこさないっていうのがおかしい。
タイミングの悪い男はイヤよ。デートの約束をドタキャンする男もイヤよ。都合のいいときだけ連絡を取ってくる男もイヤよ。この週末に私をおいて一人ビーチに行くような男もイヤよぅぅぅっっっ・・・・・
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私も3連休、どこにも行けなかった(ってまだ中日だけど)口です。この時期仕事忙しくないですか?って私の要領が悪いだけなのかも知れないけれど。仕事してる最中にパートナーが電話してきてまくし立てたのは正しくtyさんの「心の葛藤会話」でした・・・
David氏の事はちょっと憂鬱ですね。でも、自分から断ち切れる関係って、心があるのに離れなくっちゃいけない間柄より随分気持ち的に楽だと思うのですが、いかがでしょう?
tyさんの幸せも素敵な夕焼けのように、偶然立ち止まってみたらそこにあったって、そんな風に見つかるような気がします。
それではお休みなさい。
良い残りの休日を。
Davidの性格…自分に似ているような気がしてきてちょっと落ち込み気味かも
ちょっと補足:フン族は(マジャール人もフィンランド人もエストニア人もはたまたロシアの少数民族も含めて)完璧なコーカソイドです。決して東洋系黄色人種ではないですよ。良く言語分類でウラル・アルタイと分類されて黄色人種だと思われているみたいですが。ウラルとアルタイの間にはものすごい隔たりがありますし、トルコ語はアルタイ語系ですが人種はコーカソイドですし(トルコ人にもカッコいい人が多いかもー)。というわけで人種と言語の間にはある程度密接な関係はあるみたいですが、決定的な証拠ではないみたいです。
隣にそんなイイ男が一人もいないのが絶望的。(ちなみに、後で考えたら、僕の葛藤劇ってオーヘンリーの『最後の一枚の葉』のパロディーだったんですね。自分でも無意識のうちにぱくってました。
『最後の一枚の葉』
http://www.hyuki.com/trans/leaf.html
南米さん、博学ぶりに脱帽です。やっぱ言語分類と民族分類は違うんですね。
そうですよねぇ。フン族つながりでいうと、フィンランドも言語分類的にはそうだけど、全員、金髪碧眼ですからねぇ。
そうそう、大学時代、トルコに行ったとき、金髪のトルコ人がいて驚きました。でもあれって、オスマントルコがオーストリアとか侵略したときに、美女をかっさらってきたその末裔なんじゃないかと・・・。しかも、その時代、イエニチェリという筋骨隆々で見目麗しい美男(侵略されたヨーロッパ人の青年)だけが入隊できる外人部隊があってスルタンの寵愛を受けたとか・・・。
逆に南スペイン、南イタリア、ギリシアなんかはアラブの血がかなり入ってますよね。アメリカ人(もちろんゲイ)がギリシャ旅行に行ったとき、古代ギリシャ時代の彫刻を見ながら、
「昔はこの国の人たちはこんなに綺麗だったのにねぇ。今じゃ見る影なしだね」
と言ってたのを思い出しました。地中海一帯のアラブの血が入った濃い感じは、あれはあれで良いと僕は思うのだけれど・・・。
人種つながりで一つお聞きしたいことが。アメリカやイギリスで製作されるドラマや映画で「金髪・碧眼」キャラに「ぶち切れ系・猪突猛進系」が多い気がするんですが、それってアイルランド系あるいはケルト系がらみなんでしょうか?本の中でも割りとそういう感じがありますし…。Tyさんは以前金髪・碧眼系はあまり、とおっしゃっていたような気がしますが。
だけど、あの知性の塊、ヒラリー・クリントンは地毛を染めて金髪にしてますが。頭良すぎる女性は、それを隠して親しみやすくするために金髪にするんでしょうかね。
「「金髪・碧眼」キャラに「ぶち切れ系・猪突猛進系」が多い気がする」っていうのはそうかも。どういう説明が可能なのか定かでないですが、成人しても金髪っていう男性はそう多くないから(アングロの間で大人になっても金髪というのは20%以下だそうな)、そういう特殊な性格・キャラクターを当てはめやすいんじゃないでしょうか。
ちなみに、ディズニーを筆頭に、ハリウッドでも、いわゆる二枚目俳優はブルネット(黒髪、ダークヘアー)が多いよね。
その影響のせいか、僕はやっぱり金髪よりもダークヘアーの人が好きです。(よく覚えてましたね、南米さん。なんにも賞品は出ませんが・・・。)