CocoMani Diary

♪日進月歩日々炸裂日々色々思う事♪見た事 聞いた事云わんとする事♪ブライトサイドとダークサイドの共存場所♪

ウソという名のもとに

2006-08-26 22:42:45 | NEWSロギー
「ウソ」「定かでない」定義を使っていよいよ日本でも本格的に言論規制が始まったようだ。
政府が開発するとされる、このシステムが国民にとってどのように有益なのかを考えてみても、そしてどう贔屓目に捕らえてもこのシステムは喜べるものではない。
要するに「政府にとって都合の悪い」ものは「定かでない」と定義され、消去の対象となるわけだ。これは国会答弁を見ていても明らかなのだが、都合の悪い質問に対してはほとんど「わかりません、存じておりません、確認していません=定かでない」という答弁が繰り広げられている。
よって、そのように まともに国会で「おしゃべりできない」連中の手によって、日本のネット上での言論の自由に影が落とされるように見える。

何事も両極・両側の話を聞かねば真実はわからない。
しかし、その「都合の悪い片側」を静々と海に沈めてしまう危険な世の中になってしまったようだ。
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↓この記事は政府にとって「都合の良い書き方」の例。

ネット情報「ウソ発見器」 総務省が開発へ
2006年08月26日15時41分

 真偽が見極め難いさまざまな情報が乱れ飛ぶインターネット。その中で、ウソや間違いらしい情報を自動的に洗い出し、ネットの利便性を高めるシステムの開発に総務省が乗り出す。ネット上にある関連深い別の情報を探し出し、比較参照することで、情報の「デマ率」などを示す。研究機関と協力し、2010年までの開発を目指す。07年度予算では、まず3億円を要求する。

 ネット上の情報は、何人もの目で事前に校閲された出版物などに比べ、誤った内容が少なくない。信頼性を確かめるには、利用者が他の情報と付き合わせるなどの作業を行うしか手がない。

 総務省が構築を目指すシステムは、この選別をコンピューターで自動的にやらせるものだ。ネット情報のウソや間違いの「発見器」といえる。

 完成すれば、ある情報のデマ率を調べたり、ネットで検索するときに信頼性のある順番に表示したりできるという。「この情報はデマ率95%ですが表示しますか」などという注意表示もできるようになる。

 扱う対象は、株式情報から国際情勢の解説、商品情報などさまざま。「この企業分析は適切か」「レバノン内政のこの記述は自然か」「オークションに出品されているこの外国電化製品の性能表示は本当か」などの疑問に答えられるようにするのが目標。

 開発の焦点は、インターネットのなかから信頼できる関連情報を見つけ出せるかどうかだ。そのために、知識を関連づけて書かれた内容の意味を正確に判定する技術や高度な自動翻訳技術などを編み出す必要がある。

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