猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

日の出とともにしば漬を揚げ、肉を煮て草取りをし、イカとアジをおろして、アユの風干しを仕上げ…

2024-07-25 07:22:01 | なっからさくい生活

昨日の朝5時、広瀬川の遊歩道の樹木の間から日が昇ってくるのを見ました。北寄りの東、わが家の2階の家事室の窓から眺めた夏の日の出です。低い雲は、見事にオレンジ色に染まっていました。

      
4時半ごろ目が覚めてしまったんです。寝直そうとしたのですがダメ、仕方なく、のんびりと朝のストレッチをしていました。脚、腰、尻、肩、首なんかの冠雪を伸ばしたり曲げたり、全部で15種目ほどやるのですが、初めてしばらくして東の空が茜色なのに気づいたんです。そして、ちょうど5時ごろ、木と木の間から太陽が昇ってくるのが見えたんです。夏の日の出を見ることは滅多にありません、まだ寝てますから。

 

 5時半過ぎにストレッチを終えて着替えて階下に降りて、チャイを淹れてのんびり飲んでいました。そうだ、しば漬けに産膜酵母が発生してたんだなって、桶を覗くと漬け液の表面に白いものが浮いています。産膜酵母は無害ですが、乳酸菌を食べて繁殖しますし、独特の匂いがありますので、ちゃんと取り除きます。産膜酵母が発生したらしば漬けは完成と考えてよいみたいです。

    
朝食前ですが作業を開始しました。桶から漬けあがった野菜類を取り出して漬け液を切ります。漬け液は産膜酵母をアク取り網できれいに取り除いておきます。きれいな色に出来上がっています。試食結果も「合格」です。

     
250gずつポリ袋に詰めて、そこへ漬け液をお玉で一杯ずつ加え、空気を抜いてゴミバンドでしっかり封をします。全部で14袋できました。今回のはシシトウガラシが入っています。漬物メーカーのしば漬けにシシトウガラシが入っているものは見たことがありませんが、昔「暮らしの手帳」に掲載されていたルポルタージュで、大原の農家の人がシシトウも入れるって話していたのを記憶しています。おいしいですよ。袋詰めしたのは発酵を抑制するために冷蔵庫で保存します。

     
ついでに梅漬けを一粒取り出して味見です。立派に漬かっています。カラッとした天気が来たら天日干しをしをします。県職員時代、私の夏季休暇は「梅干し休暇」って呼ばれてたのを思い出しました。梅を干すのに適した天気がやってくると夏季休暇を申請し、終日梅の見張りをしてました。にわか雨が怖いので…。

 

     
朝食後の一仕事は、鮎を分けてもらいに行く前に買い込んでしまっていた牛肉と豚ヒレ肉の加工でした。賞味期限が来る前に煮ておくことにしました。牛肉は実山椒で有馬煮に、豚ヒレ肉は1時間半ほどかけて柔らか煮にしました。やっておいてよかったんです、予感がしたのかもしれません。

 

     
それから作業着に着替えて、花は終わったアジサイの剪定とアジサイの周辺の裏庭の除草をしました。裏庭の次の主役はホトトギスとミョウガです。

     
駐車場もやろうかなって隅の一角をやっつけたら12時を過ぎましたんで止めました。無理は禁物です、アジサイの剪定枝と引き抜いた草は45㍑のごみ袋に二つになりました。着替えと洗顔をして涼んでいいたら、「釣り名人さんからですよ…」ってユキ子さんの声…

 

     
釣り名人さん、夜釣りに出かけて戻ってきたところだって、ヤリイカとアジが届きました。「肉を煮ておいて良かった…」。早速下ごしらえです。

     
ヤリイカはエンペラを外して、足と内臓を抜いて、皮をむいて、きれいに洗浄して保存容器に、アジは三枚におろして、骨抜きして塩を振って保存容器に、そして冷蔵庫に入れました。あとは夕方です。早朝から昼までずっと働いていました、働き者です。

 ヤギカフェへランチしに行こうかなって外へ出ると大粒の雨滴が落ちてきました。それで断念、家に戻って野菜と鶏皮入りのマカロニを作って食べました。鶏皮はこないだ蒸し鶏やったときの残り物です。そして、1時間ほど休息、外はちゃんとした雨にはなりませんでした。

 

     
休息後は、前日に脱水シートでくるんで冷蔵庫に納めておいたアユを出して、脱水シートを取り除いて新しいラップで包みなおしました、ちゃんと水分が抜けて、風干しの状態になっています。

     
二尾ずつ保存袋に入れて冷凍しました。友だちに分けたり、わが家で食べたり、すぐになくなります。

 

     
夕方、ちょいと用足しに出ました。西の空も、北の空も、雲が多かったのですが夕立の気配はありませんでした。帰りに十六本橋の上で傾いた日が雲を通して鈍く光っているのを眺めていましたた。朝から夕方まで、空を気にしていた気がします。

 

     
夕食の主菜は、釣り人名人から届いたヤリイカの刺身とアジの酢締めでした。それに、煮ものと、キュウリとすき昆布の醤油漬け、シイタケと小松菜の汁でした。

     
ヤリイカと酢締めのアジ、夏らしい盛り合わせです。どちらもおいしかったです。真っ白なヤリイカを盛るのに備前焼の皿を使ってみました。いいですね。煮物は、朝煮た牛肉の有馬煮をベースに、ゴボウ、豆腐、サヤインゲンを加えた煮物です。ゴボウと豆腐がおいしかったです。

なんとなく、よく働いちまった水曜日、久しぶりに寝室のエアコンを使わずに寝ることができました。起きたのは6時半、日は昇っていました。今日はどうるのかな…

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください

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