猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

赤城町勝保沢の斎藤養魚場で、赤城の湧水で育てられた活き鮎を分けてもらってきました。蓮の花にも出会えて…

2024-07-24 07:03:42 | なっからさくい生活

渋川市赤城町持柏木の国道353号線脇にあるため池の畔から見た風景です。うっすら青く見えているのは赤城山の峰、正面の三角形に尖っているのは鈴ヶ岳、右の二つ重なっているのは荒山と地蔵です。昨日の昼前、渋川市赤城町勝保沢まで出かけたんです。

     
手前のため池は蓮が一面に生い茂り、水面を完全に見えなくしていました。ピンクの花が咲いています。

    
蓮の花って大きくていいですね。すごく豊かで、ゆったりした感じ、くそ暑かったのですがしばらく眺めていました。

 

    
赤城町勝保沢で訪ねたのは『斎藤養魚場』、近くにある「勝保沢の湧玉」と呼ばれる赤城山麓の湧き水を利用している養魚場です。活き鮎を分けてもらいに来たんです。

    
斎藤養魚場では、ギンヒカリ、アユ、ヤマメ、ニジマス、ハコスチなどの淡水魚の養殖をしています。ギンヒカリは、群馬県の水産試験場で誕生した1㎏を超える大型の高級ニジマスです。ハコスチも群馬県の水産試験場が開発したニジマス、引きが強くて姿形が美しい「釣り専用ニジマス」という珍しい魚です。

    
場内の養殖池を覗かせてもらいました。大きなのが悠々と泳いでいます、これはギンヒカリですね。小さいのが群れて勢い良く泳いでいます、こっちはヤマメかな…。私は、アユを30尾お願いしました。

    
養魚池の隣の水田の稲はもう50cm以上の丈に伸びていました。田んぼの端に大きなクモが巣をかけて獲物がかかるのを待っていました。

    
田んぼの稲の間にはオモダカの白い3弁の花が咲いていました。田んぼの脇の崖地には白い5弁の花、クサイチゴの花に似ているだけど、今頃でも咲くのかな…、違うのかな。

     
帰りは来た道ではなく、赤城町樽へ下って国道17号線で帰ってきました。写真は下三原田あたりから眺めた榛名山です。前橋から見ている榛名山とはずいぶん違った格好をしています。

 

    
家に戻るとすぐに鮎と遊びました。夕食に食べる6尾を先に選んで、残り24尾を風干しに加工しました。いい形のきれいな鮎です、嬉しくなりました。

    
背開きにして内臓とエラを取り除いて、歯ブラシを使って腹腔と背骨周りをブラッシングしながら流水できれいに洗います。腹腔に残っている内臓や血液、真っ黒な腹膜、背骨沿いの腎臓、みんなきれいに洗い流します。

    
きれいに洗った鮎は、海水ほどの食塩水に浸けこんで「立て塩」します。さらに血抜きをしながら塩味を加えてあげます。1時間以上かかりますので、その間に青井食堂に出かけて味噌ラーメンを食べてきました。気温37℃の危険な暑さの中だったのですが、食べたかったんです、味噌ラーメンを食べ終えて家に戻ると立て塩完了、食塩水から揚げて水きりです。

    
水切りした鮎は浸透圧を利用して脱水するシート「ピチット」で包み、その上をラッピングして冷蔵庫へ入れます。だいたい24時間ほどで風干し同等に水分が抜けてくれます。衛生的な干物の製造方法です。

 

 <オレがこの家に来て5年目を迎えたんだけどさ、ヒゲは毎年アユと遊ぶんだいね。前は朝日町の大島養魚場の活き鮎だったんだけど、ご主人が亡くなって養魚ができなくなったんで、勝保沢の齊藤養魚場まで分けてもらいに行くようになったんだいね。ちなみに、オレは鮎喰わねえよ。>

     
午後4時ころ、近くの踏切へ出て見たら赤城山の上に積乱雲が沸き上がっていました。夕立がなかなか来ないなって思っていたら、夕食を食べ始めるころになって一雨降ってくれました。

 

    
夕食のおかずのメインはアユの塩焼き、タデ酢を添えました。タデは、リバティーの美喜江さんからのいただきものです。おいしいですね、いい鮎です。今年もアユと遊べたなって、涙が出るほどに嬉しかったです。ユキ子さんのお母さんもわが家に来ていただいて、焼き立てを召し上がっていただきました。「おいしいね」ってお喜び、良かったです。

     
鮎もう一品、斎藤さんからがおまけにっていただいた2尾は三枚におろして酢締めにしました。その酢締めのアユをキュウリ、すき昆布、ミョウガとあわせて酢の物にしました。これもおいしかったです。幸せな夕食になりました。

    
副菜に、ナス、ピーマン、シイタケ、モヤシの野菜炒め、汁はトマトと青シソの卵とじでした。ちゃんと野菜もいただきましたよ。

今日も暑そうですけど、昼間っから傘マークが出ている天気予報です。今覗いたらしば漬けに産膜酵母の白い膜ができています。まずはしば漬けを揚げなければ…

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください

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