猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

オオバギボウシ・コムラサキ・ハニーサックル・ヒオウギスイセン・ヤブカンゾウ・ムクゲ・ハンゲショウ・タケニグサ・ヨウシュヤマゴボウ、昨日見た花…

2024-06-28 07:12:52 | なっからさくい生活

吉駒の稽古場の内玄関、暖簾の前の花が庭から摘んできたオオバギボウシの花になりました。今年もたくさんの花を咲かせてくれていますので切り花にもなってもらっています。すっかり夏です。

     
COCOはまだ換毛期です。朝食後の一仕事、まずはCOCOのブラッシングです。グルーミンググローブでこすってやると、まだこんなに抜け毛が取れます。7月まで続けてないといけないみたいです。<面倒かけらいね…>だって。

     
次は、いただきもののバナナを冷凍しました。しっかり熟して美味しくなったバナナ、おいしさを保存し、冷たくしていただくことにしました。輪切りにして、空気に触れないようにラップでくるんで、保存袋に入れて冷凍しちゃいます。食べるときは、凍ったままか、半解凍状態でいただきます。冷たいのもおいしいですよ。

 

     
昨日は休養日でしたので、昼近くになってから岩神の養田鮮魚店へ魚を買いに買い物用自転車で出かけました。気温は29℃ほどでしたが、とても蒸し暑く感じました。広瀬川沿いの道は、川風が吹き抜けていてほっとします。閑でしたからいつもと違う道を遠回りして行きました。いろんな花に出会いましたんで、ご覧いただきます。

 

 最初に出会ったのはコムラサキの花です。米粒ほどの丸っこい蕾がパッと開くと、小さいけれどもにぎやかな花盛りになります。うすいピンクの色合いもいいですね。

     
派手なのにも出会いました。ハニーサックルと英名で呼ばれている園芸種のスイカズラです。日本からヨーロッパに渡って向こうで品種改良された人気者だそうです。派手ですね。

    
昭和町3丁目の路地です。昔、パティーと名付けた愛犬と散歩した道です。この狭い路地をまっすぐ行くと群馬大医学医学部に出ます。

     
道端のドクダミはもう白い花が見えません。花が終わって実になっていました。アジサイの下にいるのはヒオウギスイセンですよね、オレンジ色の花を咲かせ始めていました。

    
旧前橋地方気象台脇の路地です。気象台がここにあった頃は、低い石積みの上にカラタチの生垣が続いていました。今はフェンスになっちまって。パティーはここに来ると、石垣の上に飛び乗って歩いていました。

    
広瀬川沿いに出ると、道端にはヤブカンゾウが咲いていました。稲荷橋を渡って岩神町へ入ると八重咲のムクゲがもう散り始めていました。「ヒゲおじさん厨房に入る」を朝日新聞に連載していた時、若い女性記者に「道端の植物の名前を知りたがっているのはサトウさんぐらいです!」と断定的に非難されたことを思い出していました。

     
岩神町にはこんな路地も残っています。コラムの原稿に道端に生えている草や木のことを書くと、「(食べ物のコラムに)道端の草の話は余分です!」と訂正を求められました。拒んで、何故草木のことを書き込んだかを説明したら、「道端の花の名前を知りたがっているのはサトウさんぐらい…」という絶望的な宣告をされました。執筆を辞めた理由はいくつもあるのですが、これもその一つになりました。もう15年も前のことです。

 

     
「海の天気が悪くて魚が来ません!」、養田鮮魚店のご主人は私の顔を見るなりぼやきました。でも、カツオがいました。腹身ををもらいました。ホッキガイとカジキマグロの切り身も。それからアジアパンによって昼食用のパンを買いました。そして、またお花見散歩です。

 

     
岩神町の路地で花を咲かせているハンゲショウ(半夏生)に出会いました。花房ができるとその近くの葉が緑色から白く変色するんですね。不思議な植物です。ドクダミの仲間で地下茎で増えるんですね。

     
広瀬川の相生橋まで来て思い出したことがあって、柳原制水門脇を抜けて臨江閣北側の土塁脇の道へ回りました。この石垣で、探したんです。ナエシロイチゴ(苗代苺)の赤い実が見られるかもしれないって…

    
こんなんしか見っかりませんでした、残念です。鳥が食べていった痕と、鳥も食べない出来損ないの実しか残っていませんでした。よそで探してみましょう。

 

     
千代田町1丁目まで来て空地の前で止まり、自転車を降りて、歩いて空地の中へ入らせてもらいました。

     
木造の家の前の丈の高い草はタケニグサですね。面白い花なんですよ、細長い白いのは開花前で白い萼(がく)片に包まれています。会かと同時にこの萼片は散り落ちちゃって、もしゃもしゃした糸状の花が咲きます。花びらがないんです、たくさんの雄しべが綿毛みたいに見えます。

     
隣はヨウシュヤマゴボウ、外来植物です。これまた花弁のない花です。小さい白い花びらみたいなのが5枚見えますが、これは萼片です。小さな花です。花が終わると緑の実がなります。秋には紫色に熟します。

     
「ひろ子」に寄ってお茶を出してもらって、アジアパンで買ったパンを食べました。2時過ぎの遅い昼食でした。三河町の空き地ではカゼグサノ穂が緩やかな風に揺れていました。蒸し暑いお花見、どうだってよいことなのかもしれませんが私の大事な暮らしの一部です。

 

     
出かけるときに居間のエアコンのスイッチを入れておきました。COCOは丸形爪とぎの上に丸くなって寝ていました。私が近づいても目を覚ましませんでした。

 

     
夕食はカツオのたたきと、ホッキガイのヌタ、汁は黒バラ海苔とホウレンソウです。カツオもホッキガイもおいしかったです。ユキ子さんは義母さんと一緒に食べるので同じものを器に詰めて運んで行きました。

     
カツオの腹身は炙ってたたきにしました。新タマネギとキュウリを敷いて、ニンニクとおろし生姜を盛って、土佐酢をかけていただきました。ホッキガイは開いてきれいにしてから湯通しして、焼きネギを添えて辛子酢味噌でいただきました。いいですね。

眼を覚ましたら外は雨、窓から見える道に傘を差して散歩する人の姿がありました。レインウエアーを着てNiiSへ行ってきます。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください

第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
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