猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

最高気温30度以上の日は私が子どものころの倍になっています。「警鐘」が聞こえてきています。

2023-07-10 06:55:35 | なっからさくい生活

5日の記事にダリアなお花の写真を載せて「最近ダリアの花をあんまし見なくなった気がします」って書いたら、ようこさんからコメントをもらいました。「実はここ10年以上ダリアの花はブームになっているようです。しかし昨今の気候で日本の夏を過ごすのが難しくなったのだそうです。夏越しのテクニックとか必要らしいです。(中略)私が小学生の頃、北海道ではお米は採れないと言われていたような記憶が有りますが今では北海道のお米美味しいものが有りますし、日本で栽培が難しいとされていたブラッドオレンジもA-COOPで手に入るご時世に、昔より確実に暖かくなっているのをこういうところでも実感します」って。


昨日の朝も、上毛新聞の連載「警鐘 ぐんまの環境」を読んでいました。8日から「第3章 農業」がスタートしています。日々の暮らしで感じていることが、新聞の特集記事で取り上げられて「事実」として突きつけられるとドキッっとします。

 「第3章 農業」の第1回は、「気温上昇で収穫減か 安定生産が困難になる可能性」というタイトルで、西吾妻の花豆などの生産が取り上げられていました。写真の花豆は昨年の暮れに弘子さんが届けてくれた中之条町の六合地区産のものです、私の正月料理に欠かせない花豆、これも手に入らなくなるのかな…

 9日の第2回は、「『60年に一度の被害』頻発」というタイトルで、県北地域のリンゴやサクランボの凍霜害被害が取り上げられていました。気温上昇で果樹の発芽や開花時期が早まることによって、果樹の対凍性が早くに弱まることが被害を大きくしているという専門機関の見解が載っていました。私の大好きな梅にも同じことが言えるんだと思います。地球温暖化は身近な「事実」になってきています。すごく心配です。

 

 朝食後の一仕事は漬物の点検です。6日に漬け込んだしば漬けの漬け液にもう泡がいっぱい沸いてきていました。乳酸菌の繁殖が進んでいます。泡をアク取り網ですくい取って捨てました。梅漬けも順調です。朝食時に長男が来て、小梅漬け、しば漬け、青じその醤油漬けを持ち帰りました。

 
次の仕事は、COCOのブラッシングです。時間的余裕がたっぷりあったので、グルーミンググローブで丁寧にしてあげたら、抜け毛がいっぱいとれたいね、COCOも少しびっくりしたみたいです。今が抜け毛の一番多い時期です。

 それから爪切りもしました。ブラッシングと違って、爪切りはあんまし好きでないみたいです。でも、我慢して切らせてくれます。おしまいは、耳の中のダニがいないかどうかのチェック、いないみたいでした。

 

 
玄関先では、ハコネウツギが時季外れの花を咲かせています。センダイハギの実が熟したみたい、黒紫色のさやに納まっています。ちょいと不気味です。結局どこへも出かけずに、家でのんびりと過ごしました。月曜日からまた猛暑襲来のようなので、しっかり休養しておくことにしたんです。

 

 夕方、ユキ子さんの両親の夕食のおかずを届けに行きました。おかずの詰め合わせに、冷たい汁も別容器で添えました。


屋並みの向こうに赤城山のシルエットが浮かび上がっていました。雨雲は去ったみたいです。七夕まつりの帰りかな、ゆかた姿の若い人に会いました。ちょびっと降ったりもしたのですが、まつりに影響するような雨ではなかったです。よかったです。

 
道端のカキの木、こないだの降ヒョウで葉が傷だらけですが、青い実は大丈夫みたい、落ちずに頑張ってました。ユキ子さんの両親ちでは、ハイビスカスの花が咲いていました。

 

 
昨日の冷たい汁、第14作は、だし巻き玉子、冬瓜、人参、オクラ、シメジの葛引きでした。具だくさんの冷たい汁にしてみました。それと、昆布締めにしておいたスズキの刺身です。ポン酢でいただきました。

 
海老フライトナスのフライです。そして冷ややっこ。夏の食卓になりました。

昨日の最高気温は32℃、今日の予報は36℃です。猛暑日です。


このグラフは、「気候変動情報プラットホーム」からお借りした群馬県の気象データです。気温30度以上の年間日数(真夏日)は私が子どものころの1950年代では30~40日でした。それが現在では60日前後、2倍ほどに増えているんです。上毛新聞の「警鐘 ぐんまの環境」が指摘する通り、暑くて長い夏の深刻な影響が私たちに迫ってきています。

 

 
深刻な話題の後にすみません。昨日の上毛新聞「上毛俳壇」にユキ子さんの父さんの句が入選していました。「サングラス掛けて己をはぐらかす」、夏になってサングラスを着装してるのを見られちまったのかな…

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、来る7月24日には浴衣ざらいを開催いたします。
  令和5年7月23日(日)午後1時半開演
  昌賢学園前橋ホール(前橋市民文化会館)小ホール
  入場無料 どなたでも自由にご観覧いただけます
また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください

第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい