無農薬栽培ということ。

うちの畑は、基本的に自分達しか食べないくらいしか作っていないので
完全に無農薬栽培を実行しています。

土も、化学的な肥料を施さず、時間がかかってもいいから
有機的な方法で、牛糞や鶏糞、落ち葉などの堆肥を使って
やっていきたいな～という初心を貫徹しようと努力しております。

そうすることで段々気付いたことは、うちの畑の周りには
生態系が出来つつあるんじゃないかな？ってこと。

何気なく毎日見ていると、ななほしてんとう虫が格段に増えているような気がして
見つけるたびに撮ってる画像を整理してみたくなりました。



ディルについたてんとう虫
てんとう虫はアブラムシを食べてくれます。
大根の葉っぱにいるてんとう虫。
ルッコラの上にも発見。何を食べているのかな？
こちらはサツマイモの葉っぱ。
ローズマリーの中にカマキリ発見。補色です。
サツマイモのところにもいました。


てんとう虫の他に、カマキリやバッタ（これらは葉っぱを食べているから、なんだかなー。）
モンシロチョウの幼虫の青虫や、アゲハ蝶の幼虫の煌（きら）びやかな
怖い幼虫やミツバチや怖いスズメバチなど、いろいろいて、

虫たちはｍｙ畑のせっかく植えた（私にとって）大事な野菜を食べ荒らすのだけれど、
害虫を狙っててんとう虫や、カマキリや、スズメバチが天敵になってくれている。

農薬を撒くと、この天敵から最初に死んでしまうようなので、
ますます悪い循環になるんだろうな。

でも、結構がんばって虫退治をしても、やっぱり葉っぱは虫食い穴が
あいてるわけで、私はそれでも食べれるから構わないけど、

これが、スーパーで虫食いの葉っぱが出てたら実際買うかどうかわからない。

でも、ｍｙ畑と同じものなのに
なんでスーパーの野菜は虫食いがないのか自分で考えれば、
それは農薬を（たくさん）使っているからだということは
すぐに思いあたるわけで。

私達消費者が、見栄えを気にしすぎるあまり、農家さんは自分が食べる
家庭菜園用野菜には農薬をしないのに、

流通用には農薬をたくさん使うんだろうな。

これは、消費者のニーズの悪循環にはまっているんだろうな。

悪循環にはまったときは、一回何かをリセットしないと
悪循環から抜け出せないと思うのだけれど、

そのリセットのボタンはやっぱり消費者が自分が食べているものについて
「知る」ということからしか始まらないような気もするわけで。

つまり、結論！
関心をもつ、というのは、大事なことです。

わかんなくても、関心は持っていたいものですね。
そして、継続可能な範囲で自分でできることを始める。

私は、それでがんばっていくぞ。