ひたすら日本応援歌

安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

意外に危ういバランスの中で、なんとか中央集権を保っているのが中国の実態 by佐々木俊尚 飯田浩司のOK! Cozy Up 令和元年6月19日放送分

2019-06-19 20:02:37 | 日記
意外に危ういバランスの中で、なんとか中央集権を保っているのが中国の実態 by佐々木俊尚 飯田浩司のOK! Cozy Up 令和元年6月19日放送分

https://youtu.be/vxAatZMaVLE



25:00位~




あのね、中国の中央政府ですね。習近平の正当性をどこまで脅かすかっていうの、キーポイントじゃないかと思っていて。


正当性?


要するに、この条例に関しては、あくまで香港の行政府がやってる事であると。それは香港が勝手にやった事だから、中国政府にはあまり関係ない。

だから、それ、撤回しても大丈夫。でも行政長官をクビにするっていうのはね、香港の行政長官は本国の任命指名なんです。それをクビにしてしまうと、これは中央政府の正当性に抵触するんですよ。だからコレは絶対出来ないっていう。


アッなるほど。


だから、権力に何処まで接触するかどうかで、多分、この問題は考えないといけないんじゃないかと。中国はね、さっきもチョッと話しましたけど、中国共産党の正当性みたいなのを滅茶苦茶気にしてるんですよね。あの国を統一する為に。

だから、例えばウィグルとかね、チベットとか、無茶苦茶弾圧するじゃないですか。なんであんな…別にチベット仏教が盛り上がっても、別にそれで中国が侵略される事は無さそうなんだけども、何故、そこでやるかっていうと、どっかで反乱の火の手が上がってしまったら、抑えきれなくなるって恐怖が常にある。
中国って実際、過去を見るとね、征服王朝時代っていのが結構あって。


征服王朝?確かに。


漢民族の王朝もあるんだけど、例えば「明」とかは漢民族の王朝でしたよね。でも、その後にきた「清」は満州族の王朝だし、「明」の前の「元」はモンゴル帝国ですから、これも征服王朝。要するに、ほっとくと、どっかから侵略されて、侵略者に王朝を作られるっていうのが中国の歴史で、それを皆、怖がっているワケですよ。中国の人たちはね。中国政府は。

そうならない様に、必至で抑えているのが中国なんですよ。だから共産党独裁政権に見えて、意外に危ういバランスの中でなんとか中央集権を保っているってのが中国の実態であるっていうことを知れば、案外、こういう問題ってスッキリ見えてくるモノが僕は有るんじゃないかと。怖がってんですよ、実は。


怖がってる?!


怖がってる。


で、これ、中国の中央としては、まぁ、色々識者の人も指摘していますけども、まぁ、経済的に潤おわせて、そして、徐々に権利は剥奪しながらも、「でも、金が稼げるからイイだろう、イイ暮らし出来るだろう」って言ってきたのに、今回、二百万人が表に出てきた。これってやっぱり、どうなんですか?怖いんですか?


基本的には怖いでしょうね。だから、それが海外から言われた分には彼ら気にしないワケですよ。逆にね、例えばアメリカや日本が何か言ってきたとしても、それは、それに対して立ち向かう共産党っていうイメージを作れるじゃないですか。

1番怖いのは、香港二百万人デモが国内に波及する事ですよね。それが旨く防げるんであれば、後は、もう、ほっとけみたいな感じなんじゃないかなぁ。内乱ですよ。彼らが1番怖いのは。

もうね、中国共産党って何考えているのか、何を怖がっているのかって、もっと日本は学ばなきゃいけないんじゃないかなと凄く思うんですよね。


確かに、色んなニュースがネット上飛び交っていますが、ラジオ・フリー・アジアっていう、そこの中国語版のツイッター・サイトが書いていたんですけど、北京の市内で地下鉄の出口ん所で、公安が張ってて、スマホ見せてみろと。

で、スマホに香港のデモに関する様な画像だとかが入っていたら、その侭しょっ引くみたいな事をやっているっていう報道が。あれしかも映像付きだから、恐らく本当にやってんだろうなという感じ。エッこんな事までやんの?っていう…。


ラインとかで、中国人らしき犯罪者が、お金送ってみたいな詐欺事件起こすじゃないですか。あん時…


ロマンス詐欺みたいな。


そうそう。天安門事件って返事すると消えるらしいですよ。中国共産党が全部盗聴してるっていうか。フィルタリングしているので


Great Fire Wallっていう奴。


そうそう。そこで天安門事件ってやりとりが出た瞬間に、バサッとアカウント削除されるらしいです。


アカウントごと


そうなんですよね。もう、徹底してますよね、そこはね。それもねぇ、やっぱり、巨大な権力を誇示したいとかっていう、そんなバカな話じゃなくって、もう、徹底的に恐怖がありですね、統制しなければならないですね。


確かに中国って軍事費がドンドン伸びていくっていう怖さも指摘されていますけど、国内の公安に掛ける金ってもっと凄いんでしょうね。


中国行くと分かるんですけど、こんなに警察官要る?っていうね、そこら中に警察官が居る。しかも軍隊と征服があんまり変わらないので、何かそこら中に軍人が居るイメージが凄いですよね。

僕思うんだけど、日本ってあんまり中国の事、研究してこなかったじゃないですか。まぁ、歴史的にみると、それこそ奈良時代に、遣唐使、遣隋使の時代には、中国に一種「朝貢国」みたいな扱いで行ってたんだけど、その後、もう、ドンドン距離をおいてですね、

多分その後歴史的に接触したのは、元寇位。弘安の役とかね。あれもまぁ、九州で撃退して、何もなく終ったんですが、それから江戸時代に至る迄、細々と貿易くらいしてたけど、政治的には殆ど接触しないまま、近代まで来ちゃったワケですよね。

で、近代になって、もう1回接触始まるんだけど、そこでは最早、日本はいち早く西洋化、近代化して、強大な武力を持った国として、中国を侵略しに行ったって。立場がひっくり返ってしまった。

で、そのなんか歪な関係性が尾を引いていて、何となく…例えば今、右、左の人達がどういう風に中国を思っているかと言うと、右の人は何か嫌中ですよね。中国嫌い、気に食わない。

で、一方で、左の人はどう思っているかと言うと、日中戦争でね、中国に対して大変な損害を与えて、中国人は被害者であるみたいな。

何か極端な弱者、被害者と何か強大で気に食わない国っていうね、何か両極端になってしまっている。

もうチョッと、冷静に客観的に中国って一体どういう国で、何を考えていて、日本としては、どういう風に付き合えば良いのかって言うね。最早、中国と付き合わないでは、我々生きてはいけないですから。

香港がここでね、大変な事になったら、台湾にも波及し、台湾に波及したら、日本にも波及し。

結局、北朝鮮問題で、何が問題なのかっていうと、韓国っていう、あそこの重しが無くなってしまって、北朝鮮側、中国側に行ってしまったら、日本は直接、中国と向き合わなければいけない。

色んな意味でね、もう、中国と対面する機会がドンドンドンドン増えてきている。そこで我々はもう1回、だからこそ、中国を冷静に客観的に研究する時期が来てるんじゃないかなぁと思うんですよね。


研究して、そしてまぁ、ある意味、どうやったら、巧い事、離れて付き合えるか


そうなんですよ。だって戦争はしない方がイイし、したら負けますよ、日本はね。


向こうは残念ながら、核保有国であるという事を考えなきゃいけない。


そうなんですよ。それからアメリカの重しが無くなったら、その先、どうなるかも考えなきゃいけなくなってきているワケですよ。だから、まぁ、向き合う為にはどうすれば良いのかということですよね。


アメリカは中国とイランの二正面ガチンコ?by 長谷川幸洋氏 北は? 飯田浩司のOK! Cozy Up令和元年6月18日放送分

2019-06-19 00:52:57 | 日記
アメリカは中国とイランの二正面ガチンコ?by 長谷川幸洋氏
北は? 飯田浩司のOK! Cozy Up令和元年6月18日放送分

https://youtu.be/vdeULAo3a6w

















19:50~

トランプ大統領がG20で、中国の習近平に対し、香港デモについて問題提起へ  アメリカのポンペオ国務長官は16日、フォックスニュースの報道番組に出演し、香港で起きた、逃亡犯条例改正に抗議するデモ隊と警官隊の衝突について、トランプ大統領が今月下旬、大阪で開催されるG20首脳会議の場で、中国の習近平主席に問題提起すると明らかにしました。

トランプ大統領は常日頃、人権を擁護してきたという事で、香港で起きている事を注視しているという風に述べているという事です。まぁ、中国側は内政干渉だと言っていますが。


言ってますけど、トランプ政権は昨年10月8日のペンス副大統領のあの演説。あの中で、相当人権についてコメントしてたんですよね。新疆ウィグルのイスラム教徒たち。国連調査だと百万人を既に収容所に入れている。

中国側は、これは労働の教育の場だという事を言ってますけど、まぁ、それがイスラム教徒。それからチベット仏教との焼身自殺が相次いでいる問題。それからキリスト教徒。地下教会があったんですけど、これを迫害しているじゃないかと。まぁ、その流れで見れば、確かにトランプ大統領が常日頃、積極的に人権擁護しているっていうのは、確かにそうだよねと。

でも、このタイミングで香港デモをやると、これはもう、中国が、相当過敏に反応するんじゃないかなぁと思いますね。そこで、先程の話ですけど、先程の流れと一緒ですけど、つまり、米中対決に於いて、アメリカ側は、相当戦線を拡大するって事が、ここにきて、かなり明らかになりつつ有りますよね。この問題は人権の問題。

それから、6月1日だったと思いますけど、シンガポールで開かれた、例のシャングリラ会合。あそこでは安全保障の問題で、自由を守る陣営と、独裁者が抑圧していく体制と、それぞれ世界の覇権を目指しているワケだけど、どっちが勝つんだ、こういう闘いだという事を国防総省の報告書及びシャナハン国防長官代行が言ってる。

つまり、そういう理念の問題から、貿易の問題、更には、今回人権の問題という事なので、要するに戦線を物凄く広げつつありますね。だから、そうだとすると、尚更、さっきの話に戻るんですけど、私は中国としては、これは、「そこ迄言われちゃね」という話で、身を硬くして、寧ろ反撃に出ると。


北朝鮮と、習近平国家主席、まぁ、行きますけど、北朝鮮に。そこで北朝鮮と一緒のというか、寄り添う形で。


制裁緩和、ズバリは難しいと思うけど、何らか、非核化に踏み込む事を言わせつつ、制裁緩和についても、行動対行動で、踏み込みますよと。そういう態度に出るんじゃないか。つまり、まぁ、米中で言えば、益々、対立が激しくなる方向に、どうも動きつつあるなっていう風に見えますね。


まぁ、これ日本だと、米中の対立っていうと貿易問題ばかりがクローズアップされがちですけども、もうはや、そうではないという事がかなり見えてきましたねぇ。


香港のデモが2百万人。人口の4人に1人以上位?


4人~3人。7百万人と言われてますから。


だとすると…まさか天安門的な事になるとは私思いませんが、習近平体制としては、相当、コレ、過敏にならざるを得ない問題ですね。


相当なんか…警官が北京語を喋っていて、香港は広東語を喋る所なんだが、本土から来てんじゃないかとか、色んな事が言われてました。


それから、香港っていうと、金融都市っていう事でかなり伸びてきたワケですけど、こういう事になってきて、いよいよ北京の締め付けが厳しくなってくることが明らかだとすると、日本を含め、世界の金融機関は、もう香港を拠点に金融ビジネスをするという事について、やっぱ躊躇せざるを得ない。そういう展開になってくるんじゃないですかねぇ。或いは観光旅行。私なんか、もう怖くて行けないですよね。香港には。行って見たいとは思っていたけれど、こうなるとねぇ、もう何が起きるか分からない。つまり、カメラ、スマートフォンなんかを構えた瞬間に、「お前何撮った?」ってやられたら、どうなるか分からない。


まぁ、このね、民主派のアグネス・チョウさんが日本に来て、記者クラブで会見をやっていましたけど、それこそ、香港で乗り換えの時のタイミングだって危なくなるかもしれないですよって指摘してましたね。


そうね、それは有りますね。



25:15位~

イランの原子力庁がウランの濃縮度を高めることも辞さないと表明 アメリカとイランの間…。


そうそう、そっち側もガチンコになりつつあるんですよねぇ。


タンカーが、まぁ、襲撃をされた。誰がやったんだという事が、未だ確定はされてないけれども、アメリカ側は直後から、「これはもう、イランがやったんだ」と。


っていう事で、且つ、新たな、機密情報も開示するみたいな事も匂わせてますよねぇ。あれポンペオ国務長官だったと思いますけど。そうだとすると、私、イラク戦争の時の展開と凄く似てるなと思って気になるんですよね。

つまり機密情報を開示するって、恐らく国連安全保障理事会とかそういう場じゃないかと思いますけど、イラク戦争の時もイラクが大量破壊兵器を開発してるっていう事を当時、アメリカが国連安保理で公開し、それが言わば1つの引き金になって、衝突する事になったワケですよね。

それから考えると、アメリカがもし、これから新たな情報を開示していくとなると、アメリカはそういう拳を握り締める姿勢が強まるし、一方イランの方もウランの濃縮度を高める事も辞さない等々言うとなると、イランもどうもそうですねと。


核合意から離脱する方向じゃないかと


ですよねぇ。おまけに、この間の、安倍総理のイラン訪問でも、非常に硬かったでしょ。つまり取り付く島がないという位のイラン側の姿勢だった事は明らかですよね。

となると、中国だけでなく、アメリカはイランとも衝突路線か?と。まぁ、それだけ心配なのは、そうだとすると、益々世界経済に暗雲が広がりかねない。


そうですねぇ。


まかり間違って、ホルムズ海峡の機雷封鎖みたいな話がホントになったら、日本は石油ショックどころの話じゃないですよねぇ。だって、輸入原油の8割があそこ通っているワケですから。


なので、そういう意味で、勿論消費税問題に直結するワケですから。だから、そこいら辺がとっても今、気になっているんですねぇ。


まぁ、タンカーが襲撃されたというニュースが駆け巡っただけでも、原油価格がビュンと上がった。


直ぐ上がった。


直ぐ上がりましたよね。何か人に言わすと、1時期は1バレル100ドルだったのが、今50ドルだから、大した事ないっていう人も居るんですが、そうは言っても、ガソリン価格が上がったら大変ですよねぇ。


それもそうだし、その上がる理由が、タンカー攻撃を切欠とした、米イランの軍事的緊張じゃないですか。もう既に空母行ってるワケですから。


そうですね。


だから、アメリカがこれからどうするのか。そこが異常に懸念材料ですね。


中国とイランの二正面って事ですか?


二正面になるって事ですね。