アメリカは中国とイランの二正面ガチンコ?by 長谷川幸洋氏
北は? 飯田浩司のOK! Cozy Up令和元年6月18日放送分
https://youtu.be/vdeULAo3a6w
19:50~
トランプ大統領がG20で、中国の習近平に対し、香港デモについて問題提起へ アメリカのポンペオ国務長官は16日、フォックスニュースの報道番組に出演し、香港で起きた、逃亡犯条例改正に抗議するデモ隊と警官隊の衝突について、トランプ大統領が今月下旬、大阪で開催されるG20首脳会議の場で、中国の習近平主席に問題提起すると明らかにしました。
トランプ大統領は常日頃、人権を擁護してきたという事で、香港で起きている事を注視しているという風に述べているという事です。まぁ、中国側は内政干渉だと言っていますが。
言ってますけど、トランプ政権は昨年10月8日のペンス副大統領のあの演説。あの中で、相当人権についてコメントしてたんですよね。新疆ウィグルのイスラム教徒たち。国連調査だと百万人を既に収容所に入れている。
中国側は、これは労働の教育の場だという事を言ってますけど、まぁ、それがイスラム教徒。それからチベット仏教との焼身自殺が相次いでいる問題。それからキリスト教徒。地下教会があったんですけど、これを迫害しているじゃないかと。まぁ、その流れで見れば、確かにトランプ大統領が常日頃、積極的に人権擁護しているっていうのは、確かにそうだよねと。
でも、このタイミングで香港デモをやると、これはもう、中国が、相当過敏に反応するんじゃないかなぁと思いますね。そこで、先程の話ですけど、先程の流れと一緒ですけど、つまり、米中対決に於いて、アメリカ側は、相当戦線を拡大するって事が、ここにきて、かなり明らかになりつつ有りますよね。この問題は人権の問題。
それから、6月1日だったと思いますけど、シンガポールで開かれた、例のシャングリラ会合。あそこでは安全保障の問題で、自由を守る陣営と、独裁者が抑圧していく体制と、それぞれ世界の覇権を目指しているワケだけど、どっちが勝つんだ、こういう闘いだという事を国防総省の報告書及びシャナハン国防長官代行が言ってる。
つまり、そういう理念の問題から、貿易の問題、更には、今回人権の問題という事なので、要するに戦線を物凄く広げつつありますね。だから、そうだとすると、尚更、さっきの話に戻るんですけど、私は中国としては、これは、「そこ迄言われちゃね」という話で、身を硬くして、寧ろ反撃に出ると。
北朝鮮と、習近平国家主席、まぁ、行きますけど、北朝鮮に。そこで北朝鮮と一緒のというか、寄り添う形で。
制裁緩和、ズバリは難しいと思うけど、何らか、非核化に踏み込む事を言わせつつ、制裁緩和についても、行動対行動で、踏み込みますよと。そういう態度に出るんじゃないか。つまり、まぁ、米中で言えば、益々、対立が激しくなる方向に、どうも動きつつあるなっていう風に見えますね。
まぁ、これ日本だと、米中の対立っていうと貿易問題ばかりがクローズアップされがちですけども、もうはや、そうではないという事がかなり見えてきましたねぇ。
香港のデモが2百万人。人口の4人に1人以上位?
4人~3人。7百万人と言われてますから。
だとすると…まさか天安門的な事になるとは私思いませんが、習近平体制としては、相当、コレ、過敏にならざるを得ない問題ですね。
相当なんか…警官が北京語を喋っていて、香港は広東語を喋る所なんだが、本土から来てんじゃないかとか、色んな事が言われてました。
それから、香港っていうと、金融都市っていう事でかなり伸びてきたワケですけど、こういう事になってきて、いよいよ北京の締め付けが厳しくなってくることが明らかだとすると、日本を含め、世界の金融機関は、もう香港を拠点に金融ビジネスをするという事について、やっぱ躊躇せざるを得ない。そういう展開になってくるんじゃないですかねぇ。或いは観光旅行。私なんか、もう怖くて行けないですよね。香港には。行って見たいとは思っていたけれど、こうなるとねぇ、もう何が起きるか分からない。つまり、カメラ、スマートフォンなんかを構えた瞬間に、「お前何撮った?」ってやられたら、どうなるか分からない。
まぁ、このね、民主派のアグネス・チョウさんが日本に来て、記者クラブで会見をやっていましたけど、それこそ、香港で乗り換えの時のタイミングだって危なくなるかもしれないですよって指摘してましたね。
そうね、それは有りますね。
25:15位~
イランの原子力庁がウランの濃縮度を高めることも辞さないと表明 アメリカとイランの間…。
そうそう、そっち側もガチンコになりつつあるんですよねぇ。
タンカーが、まぁ、襲撃をされた。誰がやったんだという事が、未だ確定はされてないけれども、アメリカ側は直後から、「これはもう、イランがやったんだ」と。
っていう事で、且つ、新たな、機密情報も開示するみたいな事も匂わせてますよねぇ。あれポンペオ国務長官だったと思いますけど。そうだとすると、私、イラク戦争の時の展開と凄く似てるなと思って気になるんですよね。
つまり機密情報を開示するって、恐らく国連安全保障理事会とかそういう場じゃないかと思いますけど、イラク戦争の時もイラクが大量破壊兵器を開発してるっていう事を当時、アメリカが国連安保理で公開し、それが言わば1つの引き金になって、衝突する事になったワケですよね。
それから考えると、アメリカがもし、これから新たな情報を開示していくとなると、アメリカはそういう拳を握り締める姿勢が強まるし、一方イランの方もウランの濃縮度を高める事も辞さない等々言うとなると、イランもどうもそうですねと。
核合意から離脱する方向じゃないかと
ですよねぇ。おまけに、この間の、安倍総理のイラン訪問でも、非常に硬かったでしょ。つまり取り付く島がないという位のイラン側の姿勢だった事は明らかですよね。
となると、中国だけでなく、アメリカはイランとも衝突路線か?と。まぁ、それだけ心配なのは、そうだとすると、益々世界経済に暗雲が広がりかねない。
そうですねぇ。
まかり間違って、ホルムズ海峡の機雷封鎖みたいな話がホントになったら、日本は石油ショックどころの話じゃないですよねぇ。だって、輸入原油の8割があそこ通っているワケですから。
なので、そういう意味で、勿論消費税問題に直結するワケですから。だから、そこいら辺がとっても今、気になっているんですねぇ。
まぁ、タンカーが襲撃されたというニュースが駆け巡っただけでも、原油価格がビュンと上がった。
直ぐ上がった。
直ぐ上がりましたよね。何か人に言わすと、1時期は1バレル100ドルだったのが、今50ドルだから、大した事ないっていう人も居るんですが、そうは言っても、ガソリン価格が上がったら大変ですよねぇ。
それもそうだし、その上がる理由が、タンカー攻撃を切欠とした、米イランの軍事的緊張じゃないですか。もう既に空母行ってるワケですから。
そうですね。
だから、アメリカがこれからどうするのか。そこが異常に懸念材料ですね。
中国とイランの二正面って事ですか?
二正面になるって事ですね。
北は? 飯田浩司のOK! Cozy Up令和元年6月18日放送分
https://youtu.be/vdeULAo3a6w
19:50~
トランプ大統領がG20で、中国の習近平に対し、香港デモについて問題提起へ アメリカのポンペオ国務長官は16日、フォックスニュースの報道番組に出演し、香港で起きた、逃亡犯条例改正に抗議するデモ隊と警官隊の衝突について、トランプ大統領が今月下旬、大阪で開催されるG20首脳会議の場で、中国の習近平主席に問題提起すると明らかにしました。
トランプ大統領は常日頃、人権を擁護してきたという事で、香港で起きている事を注視しているという風に述べているという事です。まぁ、中国側は内政干渉だと言っていますが。
言ってますけど、トランプ政権は昨年10月8日のペンス副大統領のあの演説。あの中で、相当人権についてコメントしてたんですよね。新疆ウィグルのイスラム教徒たち。国連調査だと百万人を既に収容所に入れている。
中国側は、これは労働の教育の場だという事を言ってますけど、まぁ、それがイスラム教徒。それからチベット仏教との焼身自殺が相次いでいる問題。それからキリスト教徒。地下教会があったんですけど、これを迫害しているじゃないかと。まぁ、その流れで見れば、確かにトランプ大統領が常日頃、積極的に人権擁護しているっていうのは、確かにそうだよねと。
でも、このタイミングで香港デモをやると、これはもう、中国が、相当過敏に反応するんじゃないかなぁと思いますね。そこで、先程の話ですけど、先程の流れと一緒ですけど、つまり、米中対決に於いて、アメリカ側は、相当戦線を拡大するって事が、ここにきて、かなり明らかになりつつ有りますよね。この問題は人権の問題。
それから、6月1日だったと思いますけど、シンガポールで開かれた、例のシャングリラ会合。あそこでは安全保障の問題で、自由を守る陣営と、独裁者が抑圧していく体制と、それぞれ世界の覇権を目指しているワケだけど、どっちが勝つんだ、こういう闘いだという事を国防総省の報告書及びシャナハン国防長官代行が言ってる。
つまり、そういう理念の問題から、貿易の問題、更には、今回人権の問題という事なので、要するに戦線を物凄く広げつつありますね。だから、そうだとすると、尚更、さっきの話に戻るんですけど、私は中国としては、これは、「そこ迄言われちゃね」という話で、身を硬くして、寧ろ反撃に出ると。
北朝鮮と、習近平国家主席、まぁ、行きますけど、北朝鮮に。そこで北朝鮮と一緒のというか、寄り添う形で。
制裁緩和、ズバリは難しいと思うけど、何らか、非核化に踏み込む事を言わせつつ、制裁緩和についても、行動対行動で、踏み込みますよと。そういう態度に出るんじゃないか。つまり、まぁ、米中で言えば、益々、対立が激しくなる方向に、どうも動きつつあるなっていう風に見えますね。
まぁ、これ日本だと、米中の対立っていうと貿易問題ばかりがクローズアップされがちですけども、もうはや、そうではないという事がかなり見えてきましたねぇ。
香港のデモが2百万人。人口の4人に1人以上位?
4人~3人。7百万人と言われてますから。
だとすると…まさか天安門的な事になるとは私思いませんが、習近平体制としては、相当、コレ、過敏にならざるを得ない問題ですね。
相当なんか…警官が北京語を喋っていて、香港は広東語を喋る所なんだが、本土から来てんじゃないかとか、色んな事が言われてました。
それから、香港っていうと、金融都市っていう事でかなり伸びてきたワケですけど、こういう事になってきて、いよいよ北京の締め付けが厳しくなってくることが明らかだとすると、日本を含め、世界の金融機関は、もう香港を拠点に金融ビジネスをするという事について、やっぱ躊躇せざるを得ない。そういう展開になってくるんじゃないですかねぇ。或いは観光旅行。私なんか、もう怖くて行けないですよね。香港には。行って見たいとは思っていたけれど、こうなるとねぇ、もう何が起きるか分からない。つまり、カメラ、スマートフォンなんかを構えた瞬間に、「お前何撮った?」ってやられたら、どうなるか分からない。
まぁ、このね、民主派のアグネス・チョウさんが日本に来て、記者クラブで会見をやっていましたけど、それこそ、香港で乗り換えの時のタイミングだって危なくなるかもしれないですよって指摘してましたね。
そうね、それは有りますね。
25:15位~
イランの原子力庁がウランの濃縮度を高めることも辞さないと表明 アメリカとイランの間…。
そうそう、そっち側もガチンコになりつつあるんですよねぇ。
タンカーが、まぁ、襲撃をされた。誰がやったんだという事が、未だ確定はされてないけれども、アメリカ側は直後から、「これはもう、イランがやったんだ」と。
っていう事で、且つ、新たな、機密情報も開示するみたいな事も匂わせてますよねぇ。あれポンペオ国務長官だったと思いますけど。そうだとすると、私、イラク戦争の時の展開と凄く似てるなと思って気になるんですよね。
つまり機密情報を開示するって、恐らく国連安全保障理事会とかそういう場じゃないかと思いますけど、イラク戦争の時もイラクが大量破壊兵器を開発してるっていう事を当時、アメリカが国連安保理で公開し、それが言わば1つの引き金になって、衝突する事になったワケですよね。
それから考えると、アメリカがもし、これから新たな情報を開示していくとなると、アメリカはそういう拳を握り締める姿勢が強まるし、一方イランの方もウランの濃縮度を高める事も辞さない等々言うとなると、イランもどうもそうですねと。
核合意から離脱する方向じゃないかと
ですよねぇ。おまけに、この間の、安倍総理のイラン訪問でも、非常に硬かったでしょ。つまり取り付く島がないという位のイラン側の姿勢だった事は明らかですよね。
となると、中国だけでなく、アメリカはイランとも衝突路線か?と。まぁ、それだけ心配なのは、そうだとすると、益々世界経済に暗雲が広がりかねない。
そうですねぇ。
まかり間違って、ホルムズ海峡の機雷封鎖みたいな話がホントになったら、日本は石油ショックどころの話じゃないですよねぇ。だって、輸入原油の8割があそこ通っているワケですから。
なので、そういう意味で、勿論消費税問題に直結するワケですから。だから、そこいら辺がとっても今、気になっているんですねぇ。
まぁ、タンカーが襲撃されたというニュースが駆け巡っただけでも、原油価格がビュンと上がった。
直ぐ上がった。
直ぐ上がりましたよね。何か人に言わすと、1時期は1バレル100ドルだったのが、今50ドルだから、大した事ないっていう人も居るんですが、そうは言っても、ガソリン価格が上がったら大変ですよねぇ。
それもそうだし、その上がる理由が、タンカー攻撃を切欠とした、米イランの軍事的緊張じゃないですか。もう既に空母行ってるワケですから。
そうですね。
だから、アメリカがこれからどうするのか。そこが異常に懸念材料ですね。
中国とイランの二正面って事ですか?
二正面になるって事ですね。
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