日米最強弁護士コンビに問題を引っさげて参加した須田のオジキ
どうなる日産、西川社長、日本の裁判
https://youtu.be/Jljzhj34x4Y
【DHC】北村晴男×ケント・ギルバート×須田慎一郎×居島一平【虎ノ門ニュース】令和元年6月12日放送分より
1:13:55~
文字起こしは令和元年6月10日放送分の飯田浩司のOK!Cozy Upの内容です。須田さんのお話の内容がほぼ重なっていましたので、その須田慎一郎さんと弁護士の北村晴男さん、ケント・ギルバートさん、そして司会の居島一平さんがお話されているのをご覧になりながら、もし宜しければ、文字起こしもご覧下さい。多少、聞き取れなくて、間違っている箇所があるかもしれませんが…。
▼日産・ケリー被告 「西川社長」をインタビューで告発か
カルロスゴーン被告と共に、金融商品取引法違反の罪で起訴された日産の前取締役グレゴリー・ケリー被告は、今日発売の月刊文芸春秋の取材に応じ、西川廣人社長が2013年、西川社長自身が、新しい家を一旦日産の資金で購入する様、依頼してきたと話しました。
エー、2013年の春頃の話という事なんですが、最終的にはこれは実現しなかったという所。それ以外にもこれ、色々答えていますねぇ。
ですからね、兼ねてから、ケリー或いはゴーン被告は「だけなのか?」と犯罪行為を疑われることに手を染めたのは、この二人だけなのかっていう事も言われていたんだけれども。
やっぱり私はかねてからね、この西川さんていう人の事も、まぁ、積極的かは別として、指摘されて犯罪行為ですか。まぁ、金融商品取引法違反、それに伴って報酬のところね。西川さんも、私は主体的に関わってきたんではないかと常に言ってきたんですよ。
実はですねぇ、これ5年分の罪に問われて、起訴されているワケなんだけども、これに対して、その内、2年分に関してはですね、実は西川さんの、西川社長のですね、サインが有るんですよ。報酬をOKした。
そうすると当時は代表権付きの社長ですから、その代表権のある社長がサインしたって事は、これはもう関わっていると。形質的にはですね、もしこれを特捜部が犯罪行為とするならば、西川さんも同罪じゃないかと。形質的にはね。間違いなくそうなんだと思うんですよ。
ところがですね、特捜部は全く西川さんに対しては、被疑者としての取調べを行ってないんですね。どうしてかって言うと、私はこれは事実上の司法取引が行われたと。
実はこの事件に関して言えば、日産事件に関して言えばですね、司法取引が行われていて、二人のですね、本来なら被疑者になるべき人間が罪を免れている。只その二人には西川さんは入っていないんですよ。
あっ入っていないんですか?
入ってないんです。だから事実上の、或いは実質的なと申し上げたのはそこにあるんですよ。
この人、入ってないんですか?イメージ絶対入ってますよ。
ですから、その後に、市民団体の代表者が、西川社長もやっぱり金融商品取引法違反じゃないのかって刑事告発を東京特捜部にしたんですが、不起訴処分になっているんですよ。
何故不起訴処分になったのかと言うと、西川さん、こういう言い方をしているんですね。「ワケも分からない侭サインした」と。「サインしろと言われたので、中味を検証してない。見てない」と。形式的にサインをしたという言い方をして、それを了として東京地検は不起訴処分。
ところが1番大きな問題は、今日発売の文芸春秋の、そのケリー被告のですね、告発インタビューを見てみると、充分承知していたどころか、あんたも見返りもらってたじゃないかと。
そうするとどうなるんでしょうね。司法取引という正規の手続きを踏んでいるワケでもない。事実上、実質的なお目こぼしであると。いうところで、じゃあ果たして、罪に問われるべき人間が逃されて、イイのかどうか?
だから、この日産事件が、ゴーン事件が、如何に無理筋でやっているのかという所が見えてくる。
もう1点、いいですかねぇ。もう1つはですね、この金融商品取引法違反の裁判に於いて、不思議な事が行われているんですよ。
何かというと、被告。この事件の被告というのは、ゴーン、元CEO。これ当然ですよね。それとケリー財務責任者。これも当然ですよね。
もう1つ。もう一人被告が居るんですよ。もう一人っていう言い方が少しおかしいんですが、法人としての日産自動車なんですよ。
あ~あ、そっか。法人としての日産も被告側!になる?!
この三者が被告になってるんですよ。ところが法人としての日産はですね、もうどちらかと言うと、全面的に東京地検特捜部に降伏していて、白旗を掲げていて、寧ろ検察側の人間ですよ。人間というかなぁ、立場ですよ。
立場上はそうですよねぇ。司法取引までやってるし。法人としてはやってないけど。
ベラベラベラベラ、調書を作っているしね。これに対して、ケリー、ゴーンは、全く真逆の立場。それが三者同じ被告の席に座っている。だから、広中弁護士はですね、分離裁判を要求したんですよ。不公平だ、この裁判はと。私も当然だと思いますよ。
そこ迄の解説って、あんまり記事は見なかったけれども、そもそも利益相反の人たちが、同じ被告席に座っているって可笑しいでしょという話なんですね。
これね、近代裁判でありえないですよ、こんな事は。特捜よ、そこまでして、ゴーン、ケリーを有罪に持ち込もうとしているのかという事になる。裁判所もそれに加担してるんですよ、これ。
これね、まぁ、裁判の仕組みはそんなに詳しいワケではないんですけれども、証拠だとか何だとか色々出てきますよね。あれって、双方一致じゃないと出来ないモノじゃなかったですか?
だから、その、そういった点で言いますとね、そこ一致しちゃうんですよ。検察にとって、都合のイイ調書については、日産、「どうぞ使って下さい。証拠ですよ。」と。ケリー、コーンが反対しても、証拠採用されるんです。被告がそう認めてんだからと。
あっ、そこは被告の合議とかじゃなくて。被告、今回3人居る形になってますけど、一人でもOKって出しちゃったら、OKなっちゃうんですか?
OKなんです。圧倒的に、コレ不利なんですよ。だから可笑しいと。
それチョッと
分離しろと。
分離して、裁判官も別で立てて、やるっていう方が。でも、それで齟齬が出たら、そこはどうなんだって、つき合わせていくといった別の方法も有るでしょうし。
問題なのは、そこら辺のマスコミがキチンと報道しない事ですよ。見て見ぬフリをしている事ですよ。
でも、なんで、そこまでして、ゴーンさんのクビ取りに行くんすか?
やっぱりこれ、国の何らかの意向が反映しているんだろうと思うし、もう1つは、この案件が東京地検特捜部の復活案件。
あぁ~あ、あの郵便不正の村木厚子さん事件…ああいうのから始まった検察の凋落を此処で喰い止めるのだと。
だからレームダック状態だった検察が、まぁ、復活を賭けていくつかの事件をやってる中の1番大きな事件ですよ。
ハァーそうか。しかも新制度の司法取引っつうものが。
利用して。しかもその司法取引の仕方もやっぱり問題あると思うので、後々禍根を残すと思いますよ。
で、マスコミはコレをチャンと検証するなり、報道するなりしないといけませんね。
見て見ぬフリをしている。
どうなる日産、西川社長、日本の裁判
https://youtu.be/Jljzhj34x4Y
【DHC】北村晴男×ケント・ギルバート×須田慎一郎×居島一平【虎ノ門ニュース】令和元年6月12日放送分より
1:13:55~
文字起こしは令和元年6月10日放送分の飯田浩司のOK!Cozy Upの内容です。須田さんのお話の内容がほぼ重なっていましたので、その須田慎一郎さんと弁護士の北村晴男さん、ケント・ギルバートさん、そして司会の居島一平さんがお話されているのをご覧になりながら、もし宜しければ、文字起こしもご覧下さい。多少、聞き取れなくて、間違っている箇所があるかもしれませんが…。
▼日産・ケリー被告 「西川社長」をインタビューで告発か
カルロスゴーン被告と共に、金融商品取引法違反の罪で起訴された日産の前取締役グレゴリー・ケリー被告は、今日発売の月刊文芸春秋の取材に応じ、西川廣人社長が2013年、西川社長自身が、新しい家を一旦日産の資金で購入する様、依頼してきたと話しました。
エー、2013年の春頃の話という事なんですが、最終的にはこれは実現しなかったという所。それ以外にもこれ、色々答えていますねぇ。
ですからね、兼ねてから、ケリー或いはゴーン被告は「だけなのか?」と犯罪行為を疑われることに手を染めたのは、この二人だけなのかっていう事も言われていたんだけれども。
やっぱり私はかねてからね、この西川さんていう人の事も、まぁ、積極的かは別として、指摘されて犯罪行為ですか。まぁ、金融商品取引法違反、それに伴って報酬のところね。西川さんも、私は主体的に関わってきたんではないかと常に言ってきたんですよ。
実はですねぇ、これ5年分の罪に問われて、起訴されているワケなんだけども、これに対して、その内、2年分に関してはですね、実は西川さんの、西川社長のですね、サインが有るんですよ。報酬をOKした。
そうすると当時は代表権付きの社長ですから、その代表権のある社長がサインしたって事は、これはもう関わっていると。形質的にはですね、もしこれを特捜部が犯罪行為とするならば、西川さんも同罪じゃないかと。形質的にはね。間違いなくそうなんだと思うんですよ。
ところがですね、特捜部は全く西川さんに対しては、被疑者としての取調べを行ってないんですね。どうしてかって言うと、私はこれは事実上の司法取引が行われたと。
実はこの事件に関して言えば、日産事件に関して言えばですね、司法取引が行われていて、二人のですね、本来なら被疑者になるべき人間が罪を免れている。只その二人には西川さんは入っていないんですよ。
あっ入っていないんですか?
入ってないんです。だから事実上の、或いは実質的なと申し上げたのはそこにあるんですよ。
この人、入ってないんですか?イメージ絶対入ってますよ。
ですから、その後に、市民団体の代表者が、西川社長もやっぱり金融商品取引法違反じゃないのかって刑事告発を東京特捜部にしたんですが、不起訴処分になっているんですよ。
何故不起訴処分になったのかと言うと、西川さん、こういう言い方をしているんですね。「ワケも分からない侭サインした」と。「サインしろと言われたので、中味を検証してない。見てない」と。形式的にサインをしたという言い方をして、それを了として東京地検は不起訴処分。
ところが1番大きな問題は、今日発売の文芸春秋の、そのケリー被告のですね、告発インタビューを見てみると、充分承知していたどころか、あんたも見返りもらってたじゃないかと。
そうするとどうなるんでしょうね。司法取引という正規の手続きを踏んでいるワケでもない。事実上、実質的なお目こぼしであると。いうところで、じゃあ果たして、罪に問われるべき人間が逃されて、イイのかどうか?
だから、この日産事件が、ゴーン事件が、如何に無理筋でやっているのかという所が見えてくる。
もう1点、いいですかねぇ。もう1つはですね、この金融商品取引法違反の裁判に於いて、不思議な事が行われているんですよ。
何かというと、被告。この事件の被告というのは、ゴーン、元CEO。これ当然ですよね。それとケリー財務責任者。これも当然ですよね。
もう1つ。もう一人被告が居るんですよ。もう一人っていう言い方が少しおかしいんですが、法人としての日産自動車なんですよ。
あ~あ、そっか。法人としての日産も被告側!になる?!
この三者が被告になってるんですよ。ところが法人としての日産はですね、もうどちらかと言うと、全面的に東京地検特捜部に降伏していて、白旗を掲げていて、寧ろ検察側の人間ですよ。人間というかなぁ、立場ですよ。
立場上はそうですよねぇ。司法取引までやってるし。法人としてはやってないけど。
ベラベラベラベラ、調書を作っているしね。これに対して、ケリー、ゴーンは、全く真逆の立場。それが三者同じ被告の席に座っている。だから、広中弁護士はですね、分離裁判を要求したんですよ。不公平だ、この裁判はと。私も当然だと思いますよ。
そこ迄の解説って、あんまり記事は見なかったけれども、そもそも利益相反の人たちが、同じ被告席に座っているって可笑しいでしょという話なんですね。
これね、近代裁判でありえないですよ、こんな事は。特捜よ、そこまでして、ゴーン、ケリーを有罪に持ち込もうとしているのかという事になる。裁判所もそれに加担してるんですよ、これ。
これね、まぁ、裁判の仕組みはそんなに詳しいワケではないんですけれども、証拠だとか何だとか色々出てきますよね。あれって、双方一致じゃないと出来ないモノじゃなかったですか?
だから、その、そういった点で言いますとね、そこ一致しちゃうんですよ。検察にとって、都合のイイ調書については、日産、「どうぞ使って下さい。証拠ですよ。」と。ケリー、コーンが反対しても、証拠採用されるんです。被告がそう認めてんだからと。
あっ、そこは被告の合議とかじゃなくて。被告、今回3人居る形になってますけど、一人でもOKって出しちゃったら、OKなっちゃうんですか?
OKなんです。圧倒的に、コレ不利なんですよ。だから可笑しいと。
それチョッと
分離しろと。
分離して、裁判官も別で立てて、やるっていう方が。でも、それで齟齬が出たら、そこはどうなんだって、つき合わせていくといった別の方法も有るでしょうし。
問題なのは、そこら辺のマスコミがキチンと報道しない事ですよ。見て見ぬフリをしている事ですよ。
でも、なんで、そこまでして、ゴーンさんのクビ取りに行くんすか?
やっぱりこれ、国の何らかの意向が反映しているんだろうと思うし、もう1つは、この案件が東京地検特捜部の復活案件。
あぁ~あ、あの郵便不正の村木厚子さん事件…ああいうのから始まった検察の凋落を此処で喰い止めるのだと。
だからレームダック状態だった検察が、まぁ、復活を賭けていくつかの事件をやってる中の1番大きな事件ですよ。
ハァーそうか。しかも新制度の司法取引っつうものが。
利用して。しかもその司法取引の仕方もやっぱり問題あると思うので、後々禍根を残すと思いますよ。
で、マスコミはコレをチャンと検証するなり、報道するなりしないといけませんね。
見て見ぬフリをしている。