悪果
「悪果」
黒川 博行 著
「疫病神」、「暗礁」、「国境」で嵌ったお気に入り作家
この3冊は本当に面白い→お奨め
前々から気になっていた長編の「悪果」を読破
桑原と二宮のコンビではない、自分にとって新しい黒川節
基本的な描写や設定が好み→親近感もある
大阪が舞台や関西弁トーク、アンダーグラウンドな世界と黒い展開が良かった
「悪果」
黒川 博行 著
「疫病神」、「暗礁」、「国境」で嵌ったお気に入り作家
この3冊は本当に面白い→お奨め
前々から気になっていた長編の「悪果」を読破
桑原と二宮のコンビではない、自分にとって新しい黒川節
基本的な描写や設定が好み→親近感もある
大阪が舞台や関西弁トーク、アンダーグラウンドな世界と黒い展開が良かった
「王様ゲーム」
金沢 伸明 著
話題の一作を読破
バトルロワイヤルやインシテミル系の仲間同士の殺人ゲームが舞台
読み始めは面白かったが、途中で内容が薄い
最後は取ってつけたような結末で意味不明な終わり方
残念な感想
「マスカレード・ホテル」
東野 圭吾 著
ホテル内で起こる可能性のある連続殺人事件が舞台
緊迫した雰囲気で良かったが、ラストの真相が分かる所が呆気ない
警察とホテル側の正義感と職務への忠誠心の駆け引きが面白かった
「九月が永遠に続けば」
沼田 まほかる 著
「ホラーサスペンス」と本屋で宣伝→面白そうなので読んでみた
全くホラーでなく、サスペンスでもなく、期待ハズレ
表現方法や描写等の高評価があり、その点は良かった
内容→なんとも言えない駄作
恋愛関係が尋常でなく、想定外過ぎて現実味がない
リアルだと捉えれる程ではなく有り得ない
これで大賞を受賞という事は、自分の観点がズレているのか?
濃い内容の本を読みたくなってきた
「シンメトリー」
誉田 哲也 著
オークションで購入→届いてビックリ→短編集
他の作家の本になるが、短編集が面白かった経験なし
読んでみると物足りない
普段なら途中でやめるのだが、最後まで読んでみた
他の姫川シリーズを読んでいたので良かった→読んでいない人に厳しい
駄目(笑)
「ブラックローズ」
新堂 冬樹 著
「鬼子」に続いて、ドロドロ感やダークさを期待
復讐の執念により、主人公が仕掛けていくトラップが、非情であり狡猾
頭のキレがないと世の中を上手く渡れないんだ→騙される方が悪い
描写や背景設定等が物足りなく、ゲーム的な要素が強かった
面白いけど、好きなタイプの本でない
(本文より)
肉料理を食べたければ、まず、動物を殺さなければならないことと同じ
それがかわいそうだと言うのなら菜食主義者になればいいでしょう
子犬が狼を倒すには、ある絶対条件が必要だ
それは、その狼のもとで育ち、狼犬になることだ
「背の眼」
道尾 秀介 著
ホラー小説を読んでみた
ホラー感無し→ミステリーやパロディーの類?
内容→イマイチ
緊迫感もスリルもなく、こじつけ的なまとめ方
思った雰囲気と違う、よく分からない結末
タイトルでもある謎の背の眼がうやむや状態
タイトルや表紙、前半部分の怖さと予想外の結末
夏→ホラーを読みたくなる
「鬼子」
新堂 冬樹 著
GOLFの帰りに寄った寿司屋のご主人のお薦めの本
読んでみて、ビックリする程、ダークな内容
前半だけで読みながらドンよりとした溜め息が出そうな程
追い詰められていく流れがしんどい
精神的に余裕がない方にお奨め出来ない
民子が死後、素直な息子が悪魔に豹変し、家庭が簡単に崩壊
こんな展開は誰が予想出来る→下巻は一日で読みきり
後味→最悪
この作家に嵌る気がしてきた
「国境」
黒川 博行 著
ヤ○ザの桑原と建築コンサルの二宮の絶妙なコンビが面白い
重機の詐欺師ブローカーを巡って、北朝鮮に行く
北○鮮の無秩序、国家の崩壊危機の具合が織り混ぜられながら、物語は進行
「パーマデブ」の表現&拉致問題、日本の対応の不手際を匂わせた台詞
社会問題を捉えていて納得
監視の目を掻い潜り運ぶ所、密入や銃撃戦で国境を渡る所→圧巻
同行する「李」さんの日本ジョークに噛み合わない返し等が笑えた
相当分厚く、800ページ以上に及ぶ大作→読み応え十分
黒川博行著の「疫病神」、「国境」、「暗礁」→おススメ
会社の取締役本部長に「読め」と言われた本→「感情移入」
営業において、ある程度の年齢になると実力が伸びない人間が多い
相手の立場になって考える
感情移入→営業センス
好かれる営業マンの条件
1 商品知識が豊富
2 信頼できる
3 レスポンスが早い
4 役に立つ情報を提供してくれる
5 専門的な知識がある
営業は向いてなく嫌だ→苦手は変わらない
実践バイブルとして活用
多方面に向かう行動力のベクトルを軌道修正
「マラソンは毎日走っても完走できない」
小出 義雄 著
有森裕子さんや高橋尚子さん等のメダリストを育てたマラソン指導者
10㎞、ハーフ、フルを完走するための練習方法や心構え
毎日同じ距離を同じペースで走っているだけ→駄目
足や心肺に負荷を掛け、頑張りすぎず、練習量は裏切らない
Qちゃんの例が盛り込まれ、吸い込まれるように一日で読みきった
ある程度の負荷をかける事が大切→この本からの気付き
フルマラソンを走る→今年の目標
決起させるいい本
「八日目の蝉」
角田 光代 著
不倫相手の赤ちゃんを誘拐し育て、逃亡生活の終わりはやってくる
前半、仮の母親(犯罪者)主導で逃亡の様子が描かれている
後半、成長した娘の行動と感情や逮捕前後の時系列に沿った説明
世の中の矛盾や駄目だと分かっていても共感→人間の弱さ&優しさ
蝉は長い間、土の中にいて、地上で7日間生きる
8日目に生きている蝉は儚いのか?
それとも仲間が見れなかった世界を見れるのか?
「暗礁」
黒川 博行 著
「疫病神」で嵌まった
ヤ○ザの桑原と建設コンサル二宮のコンビが活躍する
実在?の某運輸会社の裏金と警察関係との癒着問題
イカサマ麻雀~放火犯、沖縄行き等、展開が早い
二人の会話とジワジワと迫る脅迫術等も嵌る要素
お勧めの本
「疫病神」
黒川博行 著
会社の先輩に教えてもらったお薦めの本
大阪が舞台
「産業廃棄物処理場の建設」をめぐるトラブル
ヤ○ザ、政治家、建設会社、不動産、ディベロッパー等の金と欲が絡み合う
コンサルタントの二宮所長と桑原の距離感&関係が面白い
使える物は使う、恩を着せる所は着せる、知らんぷりの所は知らんぷり
土地勘があるので地理的なイメージできる
ヤ○ザ用語多発→各登場人物の頭の切れの良さや話の早い展開
スリル満点
「蒲生邸事件」
宮部 みゆき 著
歴史関係→昔から疎い
世界史より、特に日本史が興味ない
歴史的事件を背景にしたSFミステリーを珍しく読んでみた
時間を自在に移動できる能力を使ったSF色の内容
過去を変えれない→その時その時を大切に生きないといけない
ふきの手紙→感動
80年前の時代にタイムトリップしたら、一体どうなる?