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映画音楽史(86) 『先生のお気に入り』 1958年公開

2014-03-26 02:34:41 | 映画音楽



『先生のお気に入り』 Teacher's Pet (米) 1958制作
監督 ジョージ・シートン
音楽 ロイ・ウエッブ
主演 ジム・ギャノン … クラーク・ゲイブル
    エリカ・ストーン … ドリス・デイ
    ヒューゴ・パイン … ギク・ヤング
主題歌 『先生のお気に入り』 ( Teacher's Pet ) 唄・ドリス・デイ

ドリス・デイを女優として確立させるために作られたハリウッド流のラヴ・コメデイ。
叩き上げの新聞記者で部長にまで昇進したジムは、某市立大学の臨時講師を頼まれるがそれを断る。
しかし、社命で行かざるを得なくなり、身分を隠して夜間受講生としてエリカ教授の講義を聞くいてみる。
講義の中でエリカは当学校の講師を断ったジムをコキ下ろしたもののその場にジムがいたことを知る。
ジムもまた自分が酷評した高名な新聞社ユーレカセンチネル社の遺児がエリカであることを知る。
ひと騒動の末、エリカはジムの鋭い洞察力に心を動かし、改めて大学講師をお願いする。

主題歌の『先生のお気に入り』はジョー・ルービンの作詞作曲で、映画ではタイトルバックで流れていました。
ドリス・デイとしては珍しく唄っているシーンがなく、女優としての出演となりました。
また、劇中に流れる"Teacher's Pet Mambo"はジョー・ルービンとルイス・アルヴァレスの共作です。

Teacher's pet
I wanna be teacher's pet
I wanna be huddled and cuddled as close to you as I can get
(That's the lesson we're guessin' you're best in)

↓はドリス・デイの『先生のお気に入り』  YOUTUBEより



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2 コメント

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しかしまー滑舌が良く、通るはっきりした歌い方は絶品ですね! (オンリー・ザ・ロンリー)
2014-07-14 13:09:36
ここでもギグ・ヤングが名助演。

当時、曲が先行したきらいが
ありましたが傑作ラブコメディ
と思います。
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オンリー・ザ・ロンリーさんへ (CHOCHIN)
2014-07-15 09:49:15
はっきりした発音は声楽の基礎ですね。
日本語で唄っていても何を言ってるのか聞き取れない
日本人歌手が多くなりました。困ったものです。
この映画もアメリカ流の小洒落た脚本でした。
ギグ・ヤング、軽妙な脇役でしたが出演本数は少ないですね。
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