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映画音楽史(190) 『酒とバラの日々』 1963年公開

2014-07-27 06:48:42 | 映画音楽



『酒とバラの日々』 Days of Wine and Roses (米) 1962年制作
監督 ブレイク・エドワーズ
音楽 ヘンリー・マンシーニ
主演 ジョー・クレイ … ジャック・レモン
    カースティン・アーセン … リー・レミック
    エリス・アーセン … チャールズ・ビッグフォード
主題歌 『酒とバラの日々』 ( Days of Wine and Roses ) 演奏・ヘンリー・マンシーニ楽団

酒ですべてを失っていく夫婦の姿を通してアルコール依存症の恐怖をリアルに描いた作品。
宣伝会社に勤めるジョーは陽気で酒好きである。彼は得意先の秘書カースティンと結婚したが、彼女も酒が好きで
いつの間にか夫婦そろって酒びたりになる。カースティンは酒が原因で火災を起こし、ジョーは酒のために会社を
解雇され、落ちるところまで落ちてしまった。彼女の父親が見兼ねて夫婦を自分の植物園に受け入れたものの
断酒できずジョーはアル中更生団体の世話になる。カースティンは自分をアル中と認めずさらに家庭は崩壊する。

主題歌の『酒とバラの日々』の作詞・作曲は前年の『ムーン・リヴァー』に続くジョニー・マーサー、ヘンリー・マンシーニ
の名コンビによるものです。
レコードとしてはヘンリー・マンシーニ楽団のサントラ盤のほか、アンディ・ウィリアムス、フランク・シナトラ、ペリー・コモ、
ジュリー・ロンドンなどが競演し、映画公開当時はヒットしませんでしたがスタンダードとして根強い人気の楽曲です。

The days of wine and roses
Laugh and run away like a child at play
Through a meadow land toward a closing door
A door marked "nevermore"
that wasn't there before

↓はヘンリー・マンシーニ楽団の『酒とバラの日々』 YOUTUBEより




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
深夜便です (オンリー・ザ・ロンリー)
2014-07-28 00:23:33
リー・レミックを知ったのは、恐らく
前作品、G・フォードの「追跡」です。
早死して、惜しい女優でした。

この曲も、聴かせてくれますね。
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オンリー・ザ・ロンリーさんへ (CHOCHIN)
2014-07-28 10:25:28
リー・レミック、
デパートオーナーのお嬢様だったようです。
『或る殺人』も印象に残っていますが
『酒とバラの日々』が彼女の代表作かも…
主題歌も今聞くと名曲ですね。
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