映画音楽史(47) 『慕情』 1955年公開

『慕情』 Love is a Many-Splendored Thing (米) 1955制作
監督　ヘンリー・キング
音楽　アルフレッド・ニューマン
主演　マーク・エリオット　…　ウィリアム・ホールデン
　　　　ハン・スイーン　…　ジェニファー・ジョーンズ
主題歌　『慕情』 ( Love is a Many-Splendored Thing )　サウンドトラック盤(アルフレッド・ニューマン)

香港を舞台にした、英中混血女医ハン・スイーンの自伝小説を映画化。
中国女性のスイーンは夫を共産軍との戦いで亡くし、香港の病院で働いていた時に米国記者のマークと出会う。
二人は愛し合うようになるが、朝鮮戦争が勃発しマークは前線へ赴任する。
そしてスイーンのもとに悲しい知らせが届く。

主題歌はサミー・フェインが作曲、ポール・フランシス・ウェブスターが作詞した映画音楽の傑作で
タイトルバック、ラストシーンの他全編に効果的に流れていました。
レコードとしてはサウンドトラック盤のほか、フォーエイセスやデヴィッド・ローズ楽団の演奏が定盤です。

Love is a many splendored thing
It's the April rose
That only grows in the early spring
Love is nature's way of giving
A reason to be living
The golden crown that makes a man a king

↓はフォーエイセスの『慕情』　YOUTUBEより


もう一曲…
↓はデヴィッド・ローズ楽団の『慕情』　YOUTUBEより