元アイドルに対する過激取材

超ビジネス書レビュー　『被写体』は、あのひとの夫～「上から言われて」やってくる「敵」。不条理な闘いの結末は？　(日経ビジネスオンライン) - goo ニュース
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三浦友和さんの著書らしいです。
奥様は70年代から80年代にかけてのスターだった山口百恵さん。
まぁ親の世代にしてみれば誰もが知ってる人ですね。

この時代のアイドルはまさにスターといえる存在。
山口百恵さんは1973年デビューで同期には桜田淳子さんとかいたようです。
いわゆる花の中三トリオ。
もうひとりはだれだっけ？

とにかく結婚引退当時も人気は絶大だったらしく、その報道も過激。
はっきり言って犯罪行為に該当するようなこともあったと…。
記事にもあるけどクルマの中にまでカメラを差し込んで撮影する行為は行き過ぎです。
ただ、このカメラマンを殴った行為は過剰防衛になるかも。

芸能人の中には私生活に関する報道を極度に嫌う人がいますね。
でもこれは仕方ないことなんじゃないでしょうか？
むしろ仕事場における取材に関して制限するべきだと思うんだけど。
これはプロスポーツ選手にも言えることです。
だから、たとえばゴルフの石川さんがプレー中の携帯シャッター音に憤慨したのも理解できる。
でも私生活についてはファンであれば興味があることなんだから、
取材攻勢を受けるのも仕方ないんじゃないかと。
もちろん限度はありますよ。
この記事のように自宅まで押しかけるのは論外。
望遠レンズで室内を撮影するとか信じられない。
それではどこまでが許容範囲なのか？
法律的には憲法13条が挙げられます。
表現の自由とプライバシー権の侵害とう論点があります。
表現内容や方法が不当でないことを要求するということです。
プライバシー権が侵害された場合には民法710条により侵害行為の差し止め
および精神的苦痛に対する損害賠償請求が認められます。

表現内容に関しては、引退したとはいえファンとしては気になる存在であるだけに
その後の生活などは報道対象になる可能性は否定できない。
私生活をみだりに公開されない権利というのがプライバシー権の内容なんですが、
やっぱり難しいわねぇ。
せめて自宅内は取材禁止にするべきでしょう。
ただ家族については激しく疑問です。
方法に関しては記事内容は完全にアウト。
長男の入園式を取材したいなら、移動中ではなく、幼稚園において許可を取って取材するべきでしょう。
でも当然幼稚園側は他の入園者に配慮して取材禁止にするよね。
その場合は、幼稚園の敷地外で待つしかないということです。

それにしても最近よく出てくる元アイドル。
まだ芸能界から引退していないとかいうけど、新曲を出してるわけじゃないし、
映画やドラマに出てるわけでもない。
それなのになんでか分からないけどバラエティ番組に出てくる。
ああいう人たちは子育ての話などを積極的にするけど、需要あるのかなぁｗ
80年代のアイドルに多いのよ。
山口百恵さんのような70年代のアイドルはまぁ年齢的なものもあるんでしょうけど、
あまりテレビには出てこない。
いや以前からあまり出なかった。
アイドル時代のイメージを大切にしたいからかもね。