一度聴いた生演奏を自宅で再現するために数億円もの大金をオーディオにつぎ込んだというお話です。
なんとなくわかりますね。
ただ、コンサートホールの音場を正確に再現するには、自宅を改造しなければならない。
だから億単位のお金がかかるってわけね。
オーディオというより音響環境とでもいいましょうか…。
まさか…オーディオだけで数億円?
この音場にいち早く着目したのがYAMAHAです。
YAMAHAはAVシアター商品を出しています。
DSP機能が入ったアンプが特徴。
この機能には世界の有名コンサートホール情報が入っています。
これを使えばそのコンサートホールの音場が再生できるというもの。
ただ実際にヨーロッパ等に行ったことがない人は本当の音かどうかわからないよねぇ。
それでもいい音らしいです。
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オーディオマニアという人たちは少し違うかも…。
高級機を揃えることが快感?
目的はCDなどの音源を忠実に再生することでしょう。
クラッシクなどは実際にホールで演奏して、それを数本のマイクで拾う録音です。
これならCDでも生演奏に近い雰囲気を楽しめるでしょう。
しかし、J-POPやロックなどはスタジオ録音です。
ライブ盤ならともかくスタジオ録音の場合は何度も録り直しているし、音自体も作り出している場合が多い。
自然の音じゃないということね。
そうなると原音追求ってなんだろうということになってしまうわよね。
楽しみ方としてはJ-POPを有名なコンサートホールで演奏しているようにする…とか。
それぞれ独自の楽しみ方をする。
そのためのシステムとしてのオーディオ。
これって高音質というよりは好音質とでもいうのでしょうか。
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PCのようにスペック勝負ということもありそう。
かつてCDPlayerでマルチビットvs1ビットの競争があったようですが…。
手軽にヘッドフォンで音楽を聴くのもいいけど、自宅にあるオーディオで聴くとやっぱり違うのよねぇ。
PCの音源でも外付けオーディオユニットからアンプに接続してYAMAHAのスピーカー(NS-1)で音を出すとPC音源とは思えない。
古い機種だけど同じようなシステムを購入する気にはなれませんね。
おねだんも高いし、選択の範囲が狭すぎる。
生演奏が純粋に音楽として優れているのはクラシックかジャズですかねぇ。
ポップスやロックは雰囲気を楽しむという感じでしょうか。