最後に見せたチャレ魂!!
☆J:COM決勝トーナメント1回戦
【 日 時 】 2016年9月11日(日)
【 場 所 】 虹ヶ丘球場
【対戦相手】 下麻岡少年野球部
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
R |
安打 |
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千代ヶ丘 チャレンジャーズ |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
|
|
2 |
2 |
下麻岡 少年野球部 |
3 |
0 |
0 |
5 |
× |
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8 |
5 |
【投手】
トシヒロ 3回1/3 投球数82 被安打4 四死球6 奪三振3
シンユウ 0回2/3 投球数27 被安打1 四死球3 奪三振1
【先発メンバー】
打順 | 守備位置 | 名 前 | 交 代 |
---|---|---|---|
1 |
キャッチャー |
カケル |
|
2 | サード | リョウマ | |
3 | ピッチャー | トシヒロ |
4裏ファースト |
4 | ファースト |
シンユウ |
4裏ピッチャー |
5 | センター | ハヤセ |
|
6 | レフト | トモヒロ | |
7 | ライト | シュンスケ | |
8 | セカンド |
アキラ |
|
9 |
ショート |
リンタロウ |
【1回表】
先頭カケルがヒット性の当たりを放つも相手好守備に阻まれる。2死後、トシヒロが四球を選ぶも後続絶たれ無得点。
【1回裏】
トシヒロの立ち上がり。味方エラーに、四球2つ、ヒット、スクイズなども絡んで3失点。
【2回表】
この回、三者凡退。
【2回裏】
この回、トシヒロは落ち着きのあるピッチングで、ヒット1本許すも後続を断ち無失点で切り抜ける。
【3回表】
2死後、カケル死球、リョウマ四球でチャンスを迎えるも後1本が出ず無得点。
【3回裏】
この回も安定したピッチング、堅い守りを見せてサード後方へのアンラッキーなヒット1本許すも無失点で抑える。
【4回表】
この回、3者凡退。
【4回裏】
1死後、これまで重圧の中、力投を続けるトシヒロに疲れも出始めたか、1死後、四球、ヒットで失点となり、さらに連続四球でピンチを背負う。ここでマウンドにはシンユウ。緊張するこの場面、なかなか制球定まらず四死球3つにヒットも絡んで相手に追加点を許す。この回計5失点。
【5回表(最終回)】
最後の攻撃。このメンバーでまだ試合を続けたい・・・。
そんな想いが選手からにじみ出る。気迫に満ちたチャレナイン、ベンチ一丸となった攻撃は1死後、アキラ死球で出塁するとリンタロウがレフト前ヒット。6年生につなげたい気持ちがこれまで完璧に抑え込まれてきた相手投手からチャンスを作り出す。そして1番カケルは四球を選び1死満塁とチャンス拡大。3番、4番につなげてくれ!祈るベンチに2番リョウマの打球はライトへの犠牲フライ。アキラの好走もあって1点奪取。そして3番トシヒロは意地でセンターへ運びリンタロウ生還。ここで4番シンユウの打球は相手好守備に阻まれヘッドスライディングで1塁ベースに飛び込むも惜しくもアウトでゲームセット。
6年生にとって最後の大会。
1日でも、1試合でも長くこのメンバーで野球をやりたい!
しかし勝負は時に非情。このメンバーで臨む公式戦は幕を閉じた。
思い返せば1年前、チームはこれまで経験したことがない未曾有の危機を迎える。
新6年生は新人戦前に加入したシンユウを加えても3人、全員合わせても公式戦出場もギリギリの人数。そんな新チームの船出に誰もが先行きに一抹の不安を覚えるも、まさか最後の公式戦ではブロック予選死の組を1位通過するまでに成長!
1年前の不安を見事に払拭して、ここまでのチームへと成長してくれたことに喜びを感じる。
そして、そんなチームへと牽引してくれた6年生3人を誇りに思う。
カケル、キャプテンとして見事にその大役を果たしました。
攻守に見せる活躍だけでなく、君が見せる笑顔には大人たちも癒され、そしてチームのムードも盛り上げてくれて、そんなカケルに救われた試合は何度も何度もありました。
君がキャプテンで本当に良かった。
トシヒロ、エースとしてよくぞチームをここまで導いてくれました。
いくら野球は全員でやるものとは言え、マウンドを預かる君のプレッシャーは相当なものだったと思います。
けれどマウンドに立つその姿は実に堂々としたもので、やはりこのチームのエースは君より他なかったと思います。
シンユウ、そのポテンシャルは本物でした。
昨年の新人戦前に救世主のように現れ、その後はチームの中核となった君の特に守備で見せる味方のエラーを帳消しにする隠れたファインプレーは本当に見事なものでした。
君の存在は間違いなくチームをここまで成長させてくれました。
カケル、トシヒロ、シンユウ、本当によく頑張りましたね。
君たちがいてくれたこのチームは本当に最高のチームでしたよ!!
少年野球、本当にお疲れ様でした。
お礼の言葉が今になり、遅くなってごめんね。
6年生の送る会が節目だと思い、ここまでコメントを控えておりました。
カケル君へ
こんなに笑顔が素敵な子に出会えると思っていませんでした。
カケル君を見た瞬間、自分とかさなる部分がとても多く、とても懐かし気持ちになり、少年野球の頃を思い出しました。
その時思ったことは、カケル君のような笑顔があれば、もっと違った少年時代を過ごせたんじゃないかと、今頃になって反省しました。
自然とでる笑顔、そして送る会で流した涙、一生忘れません。この先の人生、天性の笑顔で周りの人達を幸せにしてください。ありがとうね。
トシ君へ
こんなに綺麗なホームで投げる子に出会えるとは思っていませんでした。
いろんな人からアドバイスを聞いて、自分で考え取り組み、努力してあのホームが完成したんだと思います。マウンドに立ちたい、マウンドを守りたい、そして勝ちたい。ピッチャーは凄くスポットライトをあびるけど、とても孤独で結果に厳しいんだよね。そんなマウンドで本当によく頑張りましたね。
綺麗なホーム、そして試合で負けた時に流した涙、一生忘れません。この先の人生、ホームをかえることなく、周りの人達を魅了し続けて下さい。ありがとね。
シンユウ君へ
こんなに責任感のある子に出会えるとは思っていませんでした。
父の夢を背負い、神戸の野球と友達との別れは、想像するだけで、涙がでます。
転校してきてから、一時野球から離れた時の思いは、かけがえのない財産になるはずです。
自分に妥協しないプレー、そして責任感が強いゆえに、時に自分をコントロールできず流した涙、
一生忘れません。この先の人生、もってうまれた
責任感で組織のリーダーとなり、周りの人達を引っ張っててください。ありがとね。
もっと三人と一緒に野球がしたかった。
もっと三人の成長を近くで見ていたかった。
それが正直な気持ちです。
この先の人生、素敵な笑顔を忘れず、自分のホーム(信念)を変えず、責任感のある人になってくださいね。
そして、お父さん、お母さんに感謝を忘れないようにね。
本当にお疲れ様でした(^ ^)
チャレの歴史を紡いできましたね。
今の6年生と5年生に加え、金程2名で参加したティーボール。
飛んでくるボールにドンドン飛び込む金程現キャプテン戦手に負けないように
チャレの戦手も頑張ってました。
2年後、破竹の勢いで上部大会にいったチームのレギュラーとして
頑張った2人をベンチで支えてきた5人。
そして新チーム。
学年2クラス、男女比率も低いクラス編成に比例しておそらく最上級生として
最も少ない時代となる予定だったこのチームに突如として現れた
関西弁をしゃべらない神戸から来た長身のイケメンプレイヤー。
このプレイヤー、なぜか帰路を5年生が取り合うほどの大人気。
戦力もアップし、全員野球で頑張ってきたのは周知の通り。
そんなチームの最後の試合となった最終回。
三者凡退なら6年生に回ることなく終わっていたところ、
1死後、アキラ、リンタロウ、カケル、リョウマ、トシヒロ、シンユウと
5年と6年がつないで6年全員が最終回を演じれたことは
このチームの5年6年の関係性を凝縮した
最後にして素晴らしい回でした。
奇しくも前回の試合の活動記録コメントで、
サウスポーコーチが綴った思いを具現化できたことは
感慨深い数分間となったことでしょう。
3人の六年生諸君、本当にお疲れさまでした。
色々悩んだり、悔しい思いをしたり、でも幸せな瞬間があったり・・・。
ここでの活動に関する全部が成長の糧となました。
これからの生活にきっと良い影響をもたらしてくれます。
私もティーの合同監督を始め、様々な場面で3人と関われたことは大切な思い出です。
でもおじさん、年を重ねることに記憶が薄くなっていくので
これから何年たっても千代小グラウンドに
来るように!
君たちがつないだチームを見に来てよ。