生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

冷え対策【夏】

2020-08-09 | 体調管理
※季節の注意点2020年8月PDF2020年7月PDFもご覧ください

梅雨から夏にかけて、日本は低気圧優位となるこの時期、温度は上昇していますが、その反面内臓体温は1年で最も低下します。
その理由としては、
  1. エアコンや除湿をして室温調整されている
  2. 薄着になる
  3. 冷たいもの・甘いものの摂取がふえる
  4. 温かいもの(スープ・鍋類)を摂る機会が減る
  5. 汗をかいて、水を飲む割に、塩が足りない(その前にタンパク摂取が足りてない)
などが挙げられます。

冷えは酸性体質をもらたし、様々な心身症状、その慢性状態からの病理を招くので、「万病のもと」なのです。
冷えにアレルギーがあると、取り込んだ冷えは身体から抜けません。氷の入った飲み物を取ればその時は気持ちいいですが、そのあともずっと冷えが身体に残ってしまいます。
  • 酸性の身体→潜在感染源が活発に暴れている→慢性炎症→冷え→身体機能低下、精神機能低下、免疫機能低下、ホルモン機能低下などが低下し、様々な症状・病理を生む
  • 弱アルカリの身体→潜在感染源が静か→炎症がおこらない→冷えてない→身体機能・精神機能・免疫機能・ホルモン機能などが低下していないため、心も体も元気

よって潜在感染源のボスである真菌対策は前に書きました。
それに加え、具体的に「冷え取り」をしておきましょう。
NAETでは、エネルギーと感覚に分けていますので、クリニックではどちらも施術できますが、自宅では「実物による感覚」での自己治療をお勧めします。

冷えの自己治療

用意するもの:冷凍庫で冷やした保冷剤冷えた保冷剤を手に直接持ち、冷たいという感覚を感じながら、ゲートマッサージをします。時間があるときには1か所30秒から1分と丁寧に行いますが、時間のない時や冷たくて辛い場合には、1か所15~30秒で行ってください。(これは冬にはさすがにできないので、今なんです)

クリニックで施術を受けている人も、時間があれば適宜行っておくことで少しずつ冷え取りの助けになっていますから、できる限りやっておくといいです。
今年はコロナでこちらに来れていない人も多いですが、ゲートマッサージ10回は背部施術1回分に相当しますから、自己治療だけだと大体500~1000回はしてもらいます。
いろいろな時間帯に行うことで、いろいろな組み合わせ施術にもなりますから、1日何回でもいいので、無理なくできる範囲で行ってください。

そして冷えは万病のもとを体現すべく、冷えの除去を行った後に、いつもと違う症状が出てビックリされる方も多いです。
制限時間内での反応は問題ないことが多いですが、制限時間を過ぎても不快症状が強く残っている場合は、早めに確認のため再来してもらうか、念のため病院で診てもらいます。
自己治療ではそこまでの症状は起きにくいですが、不快症状が強くなった、という場合は、無理ない範囲で行い、念のため病院で診てもらってもいいでしょう。
なぜなら、「冷えは万病のもと」だからです。施術や自己治療によって冷え取りを行うと、大きな問題が隠れている人ほど、実際に冷えている場所からの問題が噴き出すからです。

そしていつも冷えを自覚している人は、夏でも「温活」です。
  1. 冷たいもの・生ものを極力控える
  2. 頭寒足熱ですので、頭(脳)は冷やしていいですが、首から下は保温しておきます。
    特に体幹(内臓)部分、手首~肘、足首~ふくらはぎ、首は、冷えの自覚があればエアコンがかかっている室内ではしっかりカバーしておきましょう。
  3. へその上(胃)か下(腸)に使い捨てカイロを衣類の上から貼っておく
  4. いつもシャワーだけの人は週1~2の入浴習慣、ぬるめに長くでも、たまにヒートショックプロテイン入浴法を無理なく取り入れてもいいです。
  5. 温活に役立つ生薬を摂る(人参養栄湯<粉末が苦手な人は養命酒>、金時ショウガ、ヨモギ)

保冷剤による氷冷の真逆が、湿熱です。
これにもアレルギーのある方は多いです。
冷えにアレルギーがあると身体に冷えが残りぬけません。そして湿熱・温熱にアレルギーがあれば温めても熱が身体に入りません。
ですから温活をしても全く温まらない、という人は、湿熱や温熱での施術・自己治療もしておく必要があります。

「温熱・湿熱」の自己治療

【湿熱対策】熱い湯をマグカップに入れ、その湯気を指先に感じながらゲートマッサージをします。
【温熱対策】熱い湯の入ったマグカップやガラス瓶を下から・横からもって、その熱を感じながらゲートマッサージをします。この際、どちらとも火傷には十分気を付けてください。万が一があるといけないので、お子さんにはお勧めしません。


一年で一番内臓が冷えるこの時期は、冷え取りをするのに一番最適な季節です。
どなたも酸性の線路から弱アルカリ線路に乗り替える助けとして、無理なく、コツコツ頑張ってみてください。

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