ちねんの部屋

劇団鳥獣戯画主宰 知念正文の日記

第五弾

2021年09月21日 | Weblog
第五弾
清少納言(966〜1025)
清少納言の手による「枕草子」は、斬新な手法で注目を集めた。また、清少納言が仕えた、一条天皇の妃・定子がもつ文化的なサロンには、多くの貴族たちが寄り集った。そして、その中での清少納言の当意即妙の受け答えは、宮中の注目を集めた。
藤原道長は、権力を握るために、自分の娘・彰子を無理矢理、一条天皇の妃にして、前代未聞の二人正室にした。そして、定子のサロン羨み、紫式部・和泉式部・赤染衛門を召抱えた。 

「魔清具」では、清少納言と紫式部と一緒に歌を詠むけれど、実際には、お互いの存在をかなり意識していたものの、出会ったことはないとされている。
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