ちねんの部屋

劇団鳥獣戯画主宰 知念正文の日記

5月20日

2005年10月21日 | Weblog
演出家として、全体的な評価をしてもその役者がどう取り組んでいっていいか分からない時がある。例えば、「全体に芝居臭い」とか。役者が恐縮して、それまで作ってきた演技を全とっかえしてしまって、訳の分からないものになってしまう恐れもある。その時には、細かく部分部分を指摘していってやった方がいいように思う。
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5月19日

2005年10月21日 | Weblog
子供達から「お笑い芸人みたい」という感想があったということだ。これはおそらく褒め言葉なんだと思う。うまく、笑かしてくれたということなんだろう。しかし、ボク等はお笑い芸人ではない。笑わせることが目標で演技しているわけではないから。ボクは人生の詩を伝えたいと思っている。しかし、ユーモアを持って。ユーモアが人生の潤滑油であるように、おかしみを使うのだけだ。
お笑いタレントがテレビを画面を席巻している。子どもたちも見るのがそれだから、お笑いタレントが基準になっている。ボク等は、彼らくらいに笑わせたので合格したらしい。
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5月18日

2005年10月21日 | Weblog
スッと小さな声できめる時には、役を離れてしまう可能性が高い。要注意。
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5月17日

2005年10月21日 | Weblog
初めてのお客さんに分かりやすい芝居を。仲間を楽しませる必要はない。馴れてくると、稽古場では仲間がのってこないので、つい、違う形にしたくなる。でも、相手は仲間ではなく、お客さんなのだ。仲間が見飽きた顔をしても関係がない。
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5月16日

2005年10月21日 | Weblog
いくら台詞や段取りを覚えていても、それらを自由に扱っているという余裕と伸びやかさが必要だ。それは、はっきり、見えるものだ。
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