舞台美術によって、舞台の使い方が随分変わってくるので、出来るだけ早く、出来れば稽古に入る前になければならない。稽古も能率的に出来るし。
子どもたちに振りをつけると、喜び勇んで踊る。基本的に人間は踊るのが好きなのだと思う。けれど、日本人はシャイなものだからだんだん遠ざかって踊らなくなってしまう。もったいないと思う。
「みつばちのささやき」
この映画を論理的に理解するのは、たやすいことではない。が、この家族を覆っているはかないものを激しく求める心が醸し出されている。それがドラマになっている。これを見ていて、踊りや絵や詩を思う。創作者が優秀であれば、日常的な具体性で表現せずに、直接肌や心に入ってくる。
この映画を論理的に理解するのは、たやすいことではない。が、この家族を覆っているはかないものを激しく求める心が醸し出されている。それがドラマになっている。これを見ていて、踊りや絵や詩を思う。創作者が優秀であれば、日常的な具体性で表現せずに、直接肌や心に入ってくる。
ジム・ジャームッシュ監督「コーヒー&シガレット」
カフェでのコーヒーとタバコをネタにした会話のオムニバス。ジャームッシュ特有の白黒映画。カラーばかり見ているから、逆に新鮮。撮影するカフェの佇まいがそれぞれいい。俳優は他人を演じたり自分を演じたり、それらのキャスティングがいい。そして、なんとなしの会話を掻き集めてひとつのものを作り出すジム・ジャームッシュは相変わらずの凄腕。
カフェでのコーヒーとタバコをネタにした会話のオムニバス。ジャームッシュ特有の白黒映画。カラーばかり見ているから、逆に新鮮。撮影するカフェの佇まいがそれぞれいい。俳優は他人を演じたり自分を演じたり、それらのキャスティングがいい。そして、なんとなしの会話を掻き集めてひとつのものを作り出すジム・ジャームッシュは相変わらずの凄腕。
「八人の女たち」フランソワ・オゾン監督
八人の女優に銀獅子賞が与えられた作品。これこそ振付け、というものを見た。ミュージカルスタイルじゃないセバスチャン・シャルルの振付けが逸品。
八人の女優に銀獅子賞が与えられた作品。これこそ振付け、というものを見た。ミュージカルスタイルじゃないセバスチャン・シャルルの振付けが逸品。