ちねんの部屋

劇団鳥獣戯画主宰 知念正文の日記

11月4日

2014年04月08日 | Weblog
振付けで出向く。しかし、演出の意図が不明確。きっと、演出プランがたっていないのだろう。出たとこ勝負で様子を見ながら考えるつもりなのだろう。こういった演出家は少なくない。自分で全部やるのならそれでいい。けれど、スタッフの手を借りるのなら、これは演出としては怠惰と言わざるを得ない。どんなに長く共に仕事をしていても、ひとの頭の中や感覚は分からない。充分に説明したとしても、演出の考えやセンスが100%理解されるということは考えにくい。だからこそ、充分すぎるほどの説明をする責任を果たさなければならないのだ。
昔、シェイクスピアの「十二夜」をイギリスのシェイクスピア・カンパニーの芸術監督・エイドリアン=ノーブルと作った時、彼は通訳を通じて、実に丁寧に自分のプランをスタッフやキャストに説明した。結婚という儀式をテーマにしたいからと言って、たくさんの写真を貼り出し、結婚式のエチュードなどをやって、周知させた。
戯曲を読んで、演出家の意図を汲んで、スタッフやキャストは考え動き出すのだ。スタッフやキャストよりもはるかに、作品に対する深い洞察力を持ち、納得出来る方向性を示す力があるからこそ演出家で、皆が従うのだ。そういった洞察力や方向を示す力がないまま、キャストやスタッフを従わせようと言うなら、それはただの暴君だ。
おまけに、パフォーマンスが出来ない俳優をやたら集めて、何をしろと言うのだろう。
エイドリアンは、ボクが作ったいつくものパフォーマンスについて、ひとつも注文は付けなかった。
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11月3日

2014年04月08日 | Weblog
相手がプロでない場合は、俳優の資質を早く見極めてキャスティングをするのが肝要。あとは1㎜稽古。
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11月2日

2014年04月08日 | Weblog
昼は、「お茶会」の稽古。
後は、ひたすら執筆。
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11月2日

2014年04月08日 | Weblog
朝は、高校と小学校を営業で回った。
昼は、「お茶会」の稽古。
あとは、ひたすら脚本書き。
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