パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

62冊目

2007-03-24 23:29:59 | Weblog
◎62「超・学歴社会」溝上憲文、光文社、2005



感想:
学歴がいかに見えないかたちで企業の人事部に
浸透しているかを、
具体的に人事部の証言をもとに
記してあり、
説得力がありました。

ぼくも、基本的に学歴と商売は関係ないと思います。
本田やソニー、松下の創業者なんかを見ればわかりますが、
学歴よりも情熱とか執念とか発想や度胸などが必要だと思います。

逆に、そういう企業が創業者なくして、
安定的に企業の体をなして発展していく段階では
学歴はある程度必要だと思います。

だから最近では、一橋や慶応などのサラリーマン社長
が多くなってきているのではないかと想像できます。

では高学歴創業のユニクロや楽天などについては、
これは海外企業の焼き直しにすぎないので、
独創性もへったくれもありません。

本書は大企業の人事担当者の本音ベースの話がふんだんに入っているので、
高校生に特に読んで、大学とは何か?
という参考にしてもらいたい本です。

しかし、この前の読んだ本もペーパーブックですが、
たまたまかも知れませんが、
最近はペーパーブックでも良い本が多い。
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