パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

中国と米国

2009-08-17 00:28:47 | Weblog
中国と米国が世界の覇権をめぐって、G2なる会議を開催している。
個人的に非常に気になって、色々なメディアの記事を探したが、
ほとんどが極めて冷淡な扱いで、欧米のメディアは小さな記事に過ぎないし、
日本でも事実をそのまま伝えた記事が多い。

日本ないがしろ論が蔓延るかと思ったが差にあらず、一般的な論調は
「二国間は色々問題が多くて、そうせざるを得ないのだろう」というものだった。

経済と軍事と言う観点から言えば、経済的には米国と中国は相互依存関係だろう。
しかし軍事的には敵対関係にある。基本的に経済関係は政治よりも優先するので、
このままのある種の緊張状態が続くだろう。

米国はかつての人権論での攻撃を一切やめて、中国の嫌がることをいわない。
中国は着々と米国債を溜め込んで、自らのコントロール化にしたたかに米国を取り込んで
いる。一方で、日本は世界第二位の米国債保有国でありながら、
これまで大したことを米国に要求しなかったところに、
中国との戦略上の稚拙差が浮き彫りになり、やっぱり外務省がダメ省庁だと
改めて認識させられた。

中国は決して一流の大国ではない。しかし、そうなる可能性はある。
日本のODAを伊達にアフリカの投資にまわして、レアメタル確保に動いていた国だけあり、
数十年にわたる国家のグランドデザインの構築とその実行力は、
日本は全く足元にも及ばない。

さて、日本はどうするのか?



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