パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

マニフェストとは?

2009-08-17 01:43:11 | Weblog
今朝の日経で、麻生首相の街頭演説が遅れたので、
変わりにたった、議員?が民主党の非難ばかりを行い、
結局麻生首相がついたときには愛想をつかして人もまばらになっていた
と言う記事があった。要は政策が置き去りにされているということが
いいたかったらしい。

一方の民主党の「政権交代」ばかりで、マニフェストも党の基本方針のうち、
論争のならないところだけを抽出しており、さらに、批判を受けるたびに
マニフェストの言い訳や、変更ばかりをする失態をさらけ出して
いるところには一切ふれておらず、バランスの悪い記事であった。

今回の選挙には争点がなく、まさか高速道路の無料化などはどうでも良い議論であり、
民主党ポピュリズムの最たるものであり、高速道路を使わない老人や、
車を持たない都市部の多くの人たちの税金を高速道路の借金返済にあてがい、
維持費の2000億円は首都高と阪神高速の収益をまかなうといったような、
首都高と阪神高速の借金返済の財源を無視したあまりにも幼稚な話は議論するに
値しないだろう。

問題は民主党が「政権交代」を争点としているところだ。
選挙戦略としては正しいかもしれない。しかし、一般的に考えて、
政策をきちんと詰めているかどうかが問題であり、
当たり障りの良い四字熟語は碌なことにならないことは、
郵政選挙の小泉でよく分かっているはずだ。

それと官僚政治からの脱却も気になる。
果たして、民主党の政治家で、官僚ほど頭の良い優秀な人材は
何人いるだろうか。実務のエキスパートの官僚を使いこなせないで、
脱却といっている時点で、何か不安を感じるのは私だけだろうか。
そのあたりで実務遂行能力が疑われる。



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中国と米国

2009-08-17 00:28:47 | Weblog
中国と米国が世界の覇権をめぐって、G2なる会議を開催している。
個人的に非常に気になって、色々なメディアの記事を探したが、
ほとんどが極めて冷淡な扱いで、欧米のメディアは小さな記事に過ぎないし、
日本でも事実をそのまま伝えた記事が多い。

日本ないがしろ論が蔓延るかと思ったが差にあらず、一般的な論調は
「二国間は色々問題が多くて、そうせざるを得ないのだろう」というものだった。

経済と軍事と言う観点から言えば、経済的には米国と中国は相互依存関係だろう。
しかし軍事的には敵対関係にある。基本的に経済関係は政治よりも優先するので、
このままのある種の緊張状態が続くだろう。

米国はかつての人権論での攻撃を一切やめて、中国の嫌がることをいわない。
中国は着々と米国債を溜め込んで、自らのコントロール化にしたたかに米国を取り込んで
いる。一方で、日本は世界第二位の米国債保有国でありながら、
これまで大したことを米国に要求しなかったところに、
中国との戦略上の稚拙差が浮き彫りになり、やっぱり外務省がダメ省庁だと
改めて認識させられた。

中国は決して一流の大国ではない。しかし、そうなる可能性はある。
日本のODAを伊達にアフリカの投資にまわして、レアメタル確保に動いていた国だけあり、
数十年にわたる国家のグランドデザインの構築とその実行力は、
日本は全く足元にも及ばない。

さて、日本はどうするのか?




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