静と動の趣味日記

以前習った押し花作品やエコクラフトバックなどを掲載。運動不足解消に始めた卓球の事や旅先の事を気ままに書いています。

トルコ旅行(3)

2011年07月14日 | 旅行

4日目
今日は世界遺産、パムッカレの観光です。
「綿の城」という意味のパムッカレは世界的にも珍しい石灰棚と遺跡で、1988年に「ヒエラポリス-パムッカレ」として世界遺産に登録されています。

ホテルからほどなくの所にパムッカレがあり、入場口をくぐると「ヒエラポリス遺跡」がありました。

ヒエラポリス―パムッカレの入り口

ヒエラポリスは石灰棚を望む丘の上に建造された古代都市遺跡で、円形劇場やアポロン神殿、浴場、出土品を納めた、ヒエラポリス博物館があります。
最盛期には人口10万人ぐらいいたそうです。

今回は時間の都合で、石灰棚に着くまでに、南側の城壁沿いにある遺跡を見て歩きました。

アポロン神殿跡
アポロン神殿跡には何本かの大理石柱と柱の下の部分だけのものが少しあっただけでした。
やはり、柱を運びだしたり、城壁の一部に使ったりしてしまったそうで、ちょっとがっがりしました。


大理石の円柱を城壁に使ってある

しばらく歩いて行くと、眼下に「雪が積ている!」と思ってしまう程、真っ白な石灰棚が広がっていました。

カムッパレの石灰棚
大規模な石灰棚のパムッカレは石灰を含んだお湯が下の平地に流れ落ちる途中で温度が下がって崖全体が結晶して真っ白な石灰棚ができるそうです。
大小合わせて100以上の棚プールがあり、棚に溜まった水が綺麗な水色でとても綺麗でした。


景観保護のためほとんどが立ち入り禁止
で一部だけしか入ることができません。
この区域はオリジナルの石灰棚を保護するために、観光客が入れるようにお湯を流した場所で、
どの棚も足首くらいの深さの足湯がありました。
私達も靴を入れる袋やタオルを持って行った
ので、足湯に入りましたが、入って、5分も経たな内にテレビのセリフではありませんが「なんと言う事でしょう」デジカメを足湯の中にポチャ~ン!落としてしまいました。
急いで、拾いあげましたが、内部に水が入り、シャッターは押せず、レンズカバーも閉じなくなってしまったので、すぐにメモリーとバッテリーを抜き、水気を拭き取り、そっと持ちかえりました。
カメラは壊れても、中の写真だけは無事でありますようにと祈るような気持ちでした。
(帰国後、PCにメモリーを入れ、198枚の写真が出て来た時はホットしました。)
そんなハプニングがあったので、足湯を楽しむ暇もなく、ビデオカメラの方で写真を2枚だけ撮って、早々に出てしまいました。

旅行保険に加入してあり、携行品の被害に対して出るようだったので、添乗員さんに話をして、被害の証明書を書いて貰いました。

ヒエラポリス博物館の横を通り、パムッカレ・テルマルという温泉施設に行きました。


パムッカレ・テルマル
大理石の柱など、ヒエラポリスの遺跡が底に沈んでいるという、珍しい温泉で観光客が水着で入って泳いだり楽しんでいました。


遠くに円形劇場跡
出口に向かって歩いていると、左奥の方に円形劇場跡があり、トルコ国内の円形劇場の中でも、保存状態が良く、芸術価値が高い装飾やレリーフがあるという事でした。(う~ん、時間があれば見たかった。残念!


パムッカレを後にして、400km先のコンヤという街に向かいました。
途中のドライブインで、ヒツジの乳で作った、とっても濃いヨーグルトに蜂蜜を掛けたものを食べました。
これはガイドさんお奨めの一品、お皿を逆さまにしても落ちない程、濃厚で美味しかったで~す。
ヨーグルトで有名なのは、隣の国ブルガリアですが、発祥の地はトルコだそうで、もう一つ、チューリップと言えばオランダと出てきますが、発祥地はトルコだそうです。びっくり聞いてみないと分からないものですね。
また、バラの花も有名で、バラジャムや石鹸などがありました。

バスに揺られること、5時間30分でコンヤに到着しました。
コンヤ市内観光で、インジェ・ミナーレ博物館(元はイスラム教の神学校として建てられ、今はイスラム関連の彫刻を展示)は正面入口の彫刻が美しいと言う事で、前で写真撮影だけでした。


インジェ・ミナーレ博物館

次はメブラーナ博物館・霊廟で、くるくる回りながら踊る旋舞教団として有名なメブラーナ教の始祖を、祀ってあり、緑色のタイルで覆われた円錐形の屋根が目に付きます。

メブラーナ博物館・霊廟
中には棺や年代物の絨毯などが展示されていて、シャンデリアなどの装飾も綺麗でした。


メブラーナ霊廟の向かい側に昔のトルコの生活が展示中でした

今夜のホテルはコンヤのリクソスで~す。(ダジャレ?)


続きは、また後日アップしたいと思います。
コメントは、またの機会にお願いします。